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幼かった私は、母に連れられて公園にいた。
「ひとつ、ふたつ、みっつ、えーと、よっつ」
私は、手にしたクローバーの葉をあきもせず、繰り返して数えた。
「さとみちゃん。ひとつ、ふたつ、みっつ、でしょう。よっつはないわよ」
母がいくら教えようとしても私は、クローバーの葉を四つまで数えたという。
母は、そんな私に教えるのをあきらめて、自分がこれから作ろうとしていたお店のことを考えはじめ
た。
お店のロゴマークをどうしようかと考えたとき、ふと、私が手にしていた自分には見えない四葉のクロ
ーバーを使うことにした、という。
母のお店は、成功した。
そして現在は、私が社長である。
かつて母に連れて行ってもらった公園に、息子を連れてくることが習慣になっている。
息子がクローバーを一つもってやってきた。
数えて、という。
「ひとつ、ふたつ、みっつ、そして、、、」
何げない小説です。
最初は、もっと幻想的なものにしようと考えていました。
漠然と小説のあらすじが出来上がったとき、目の前を四葉のクローバーの会社のロゴがデザインされた車が走り去っていったのです。軽い眩暈がしました。なんと日常という現実は、神秘的ではないでしょうか。それで結局は、こんな何げない小説になったのです。
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よっつまで数える小さき右の手よ「ボク宇宙飛行士になる」といふ 飛 (今どきの子は「総理大臣になりたい」とか「宇宙飛行士になりたい」とか言わないのですかね。。。)ショートストーリーありがとうございます!四葉のクローバーを会社のロゴマークに使っていた車にも感謝をこめて(笑)傑作ポチ!
2007/3/3(土) 午前 1:43
hktmc342さん、現実の外側には神秘の世界があって、それは何かでつながっていると思います。お話も未来につながって行くような展開ですね。
2007/3/3(土) 午前 7:18 [ - ]
fayさん。事実は、小説より不思議がいっぱいなのでしょう。ありがとうございます。
2007/3/3(土) 午後 6:14 [ まに ]
よつばさん。そんな現実と幻想が交差するような小説をもっと書いてみたいですね。
2007/3/3(土) 午後 6:15 [ まに ]