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工場萌え、というものがあるらしい。 それについてはよく知らない。 でも、工場に特に関心があるわけではないけれど、 ふと、目の前の巨大な工場を眺めていて、この工場 には、基本的には必要なものしかなく、第三者に美 しく見せようとする意志はない。それにもかかわら ず、このどきどきするような存在感は、どこからく るのだろう、と考えさせられる。 これは坂口安吾が「日本文化史観」で、文学の目 的としてドライアイス工場にふれた、つぎの文章を 思い出す。 坂口安吾は、次のようにいう。 僕の仕事である文章が、美しく見せるための一行 があってはならぬ。美は、特に美を意識して成され た所からは生まれてこない。どうしても書かねばな らぬこと、書く必要のあること、ただ、そのやむべ からず必要にのみ応じて、書きつくされなければな らぬ。ただ「必要」のみ。 これは文学だけでなく、あらゆることににもいえ
るだろう。もちろんフラメンコにも。 |

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