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朝、作家の森沢明夫さんのブログで阿佐ヶ谷のギヤラリーの情報を紹介されていた。フラメンコのフエスタに行く途中によることにする。
阿佐ヶ谷の古民家でイラストレターの加藤美紀さんの個展。イラストだけでなく子供が宝物として集めるようなものたちが集められている。子供にとって宝物とは過去の夢であり未来の記憶でもある。そんな迷宮には謎がいくつも隠されている。
そんな謎を解く鍵は加藤美紀さん自身にあると推測する。たとえば、彼女は素敵な着物姿。着物は一枚の反物を、まるで折り紙のようにして着る。着物を着るポイントはその過程のなにげない工夫に隠されている。
なにげない工夫。和紙に印刷されたお金の顔は少女になっている。植物から視点を後ろにずらすと少女が立ち去るところが幽かに確認できる。畳の部屋に眠っている少女を包む夏の風。逆光にうつむいてこちらを見ている少女の意味深な笑顔。
そんな時間で遊んでいるうちに、いつの間にか加藤美紀さんの迷宮に入り込んでしまったようだ。一枚のイラスト。黄昏時の少女が家路を急ぐ。はたして少女は無事に家にたどり着くことが出来ただろうか。この迷宮から抜け出すことができるだろうか。
加藤美紀さんの個展は10月26日まで阿佐ヶ谷のギャラリーCONTEX_Sでやっています。ぜひ彼女の迷宮の世界を楽しんでください。
ギャラリーCONTEX_S
http://www.geocities.jp/context_s/
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