フラメンコなどつれづれ日記

フラメンコは、自分の限界を感じるところからはじまるものだとおもう。

アート

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小村雪岱

小村雪岱(せったい)。

 雪岱は、泉鏡花が名づけた。

 雪岱は、泉鏡花の『日本橋』の装丁をすることで、生涯、泉鏡花と寄り添うことになる。

 『日本橋』の装丁は、大成功を収めるが、それだけでは定収入にはならず、大正六年にできたばかりの資生堂意匠部、後の宣伝部に入社する。

 関東大震災。

 震災のあくる年、雪岱は、歌舞伎の舞台美術をする。
 この成功により雪岱は、東京の劇壇に欠かせない存在になる。

 のち六代目尾上菊五郎は、雪岱を独占する。

 映画の装置考証美術を手がける。
 山中貞雄監督の遺作『人情紙風船』の江戸風俗、美術考証の岩田専太郎と双璧をなすといわれる。

 芥川龍之介がなくなる。
 大正時代は、芥川の死で終わったといえる。

 昭和八年、「東京音頭」の大流行。

 しばらく途絶えていた装丁の仕事も昭和七年から再開し、雪岱の挿絵が天下を取ることになる。

 大衆文芸という名称は、中里介山の『大菩薩峠』か明治の三遊亭円朝の講釈本をはじまりとする。


 上の写真は、小村雪岱。

 
 以上、『小村雪岱』星川清司 平凡社

 

 

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 日本の美術を、一万年前の縄文美術からアニメや現代美術まで辻惟雄(のぶお)さんが一人で書き上げた。

 美術は、明治時代にfaine artの訳で、これ以前には、美術という概念はない。

 また縄文美術は、現代と違い千年単位のゆったりとしたリズムで進んでいったことを考えなければならない。

 美術は、フェノロサの「いかなる国家や民俗の美術も孤立した現象でありえない」という意味を重視する。

 オールカラーで、図版380点もありがたい。

 美術書のベストセラーらしい。

 辻さんは、自己流で、読んでおもしろく、かつ教科書の役に立つ、という動機ではじめただけあって面白い。日本の美術に興味がある人には、おすすめの一冊。

 『日本美術の歴史』辻惟雄 東京大学出版会

 

タンゴ、タンゴ!

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友達と街をぶらついていて、たまたま入ったお店で発見。

 アストル・ピアソラのカセットテープ、四本。で、1000円。

ピアソラは、アルゼンチン・タンゴの巨匠。

 一度まとめて聴きたいと思っていたので購入。

 イタリア製とある。なぜ?

 聴きながらこれを書いてます。買ってよかったぁ。

現在公開されている『硫黄島からの手紙』のクリーンと・イーストウッド主演の『夕陽のガンマン』を観る。
 
 西部劇だけれどアメリカ製ではなく、いわゆるマカロニウエスタンで、イタリア製作の映画。この作品は、スペインとの共同。
 マカロニウエスタンは、1960年代から1970年代前半に作られたイタリアの西部劇をいう。
 それらのの撮影は、ユーゴスラビアとスペインでおこなわれた。
 もともとはスパゲッティ・ウエスタンと呼ばれていたのを、淀川長治が日本に輸入されるとき、マカロニに変えたのだという。

 マカロニウエスタンの名前が世界的に知られるようになったのはこの『夕陽のガンマン』の監督セルジオ・レオーニの『荒野の用心棒』で、主演はやはりクリント・イーストウッド。
それらの音楽を担当しているエンニオ・モリーコーネも忘れられない。

 アール・ヌーボーは、フランス語で「新しい芸術」のこと。
 
 アール・ヌーボーは、日本の芸術に刺激を受けた。

 アールヌーボーの告発者、ル・コルビジェ

 アール・ヌーボーの弁護人、サルヴァドール・ダリとフランク・ロイド・ライト。

 アール・ヌーボーの再帰としてのアントニオ・ガウディ。

 アール・ヌーボーからバウハウスへのモダン・デザインの展開の考察。

 アール・ヌーボーの起源としてのウィリアム・ブレイク。

 アール・ヌーボーは、1883年のマックマードの『レンの市教会』の扉絵を始めとし、1910年ごろを終わりとする。
 この時期、科学の世界では、量子論(1900年)、特殊相対性理論(1905年)、ミンコスフスキーの四次元世界の概念(1908年)などが登場し、それまでの素朴な自然観、人間観が変化した。

 ベルクソンの理論は、線的、有機的、植物的なアール・ヌーボーのデザインを基礎づけている。機械的なものへの抗議がその主題である。

 アール・ヌーボーの思想的先駆者としてのジョン・ラスキンとウイリアム・モリス。

 ユイスマンスの『さかしま』がアール・ヌーボーの分類学であり、プルーストの『失われた時を求めて』は、その生態学である。

 マラルメのアール・ヌーボー的なものへの好み。

 自然のさしだすものを「目で」見ることをやめ、「精神で」見ることというモダン・アートの転換点にアール・ヌーボーがその役割を果たしている。
  

 以上、海野弘『アール・ヌーボーの世界』より。
 

 

 


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