フラメンコなどつれづれ日記

フラメンコは、自分の限界を感じるところからはじまるものだとおもう。

俳句

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絶滅寸前の季語 水喧嘩

 現在では、農業用水の発達で水争いはほとんど見られないだろう。

 かつて旱魃になれば、田に水をどれだけ入れるかは命がけの問題だった。

 角川書店の『俳句歳時記』には、つぎの句がある。


  提灯を胸につきつけ水喧嘩       西村果畝

  水論に青嶺沸き立つ負けるなよ     加藤かけい


 この機会がなければ一生この季語を使わないだろうから、一句作ってみよう。


  水喧嘩気づけば家族総出かな    hkt

 
 家同士の喧嘩になってしまったのである。

水喧嘩は、村と村同士の喧嘩にまで発展することもあったようだ。



ウィキペディア 水喧嘩
 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%B0%B4%E5%96%A7%E5%98%A9

今日の俳句 尾崎放哉

 墓 の 裏 に 廻 る     尾崎放哉

 尾崎放哉は、「層雲」の荻原井泉水に師事することで自由律の転向した。エリートの道から、その酒癖の悪さにより、退職、妻と離婚。小豆島で孤独の中に死ぬ。その人生の炎が消えんとするわずかな間に輝くような句を生み出した。

 こんなよい月を一人で見て寝る

 すばらしい乳房だ蚊が居る

 つくづく淋しい我が影よ動かして見る

 咳 を し て も 一 人

今日の俳句 高浜虚子

 流れゆく大根の葉の早さかな     高浜虚子

 かつて澁澤龍彦は、上の句と「石ころも露けきものの一つかな」の二つだけでも、十分に高浜虚子の世界を論じることができるといった。その生涯を通して二十万句作ったともいわれる句を前にして。
 それも俳句の運命のようなものかもしれない。膨大な句の中から多くの人に親しまれるのは、ほんのわずかにすぎないのだから。

 黄金虫擲つ闇の深さかな

 桐一葉日当たりながら落ちにけり

 川を見るバナナの皮は手より落ち

 遠山に日の当たりたる枯野かな

絶滅寸前の季語 行水

 行水は、もともと信仰による心身を清めるためのもので、特に夏におこなうというものではなかった。

 かつてどこにでも見られる風俗であったが、最近は見なくなった。

 そういえば昔、家の前で警察官に、近くのアパートで外の水道を使って行水をしている人をどう思う

か?みたいなことを聞かれて、どうやら住んでいる中国だかミャンマーの人のことらしいが、日本も昔

は当たり前に行水をしていたのにね、というと、それはそうだ、とそままいってしまったことがあった

な。


  行水の湯の沸きすぎてしまいけり     万太郎

  行水や夜髪結びて寝るばかり       和香女

  行水に天の夕焼けしたたれり       遷子

不思議な季語 蚯蚓鳴く

 秋の夜に、ジーと鳴く音を、蚯蚓鳴くといった。

 誰がはじめにいったんだろう。

 すでに『和漢三才図会』に、蚯蚓は夜鳴くとある。

 本当に蚯蚓が鳴くのだろうか?

 実は、ケラが鳴くらしい。

 柳田國男の『桃太郎の誕生』の「米倉法師」に、座頭が語ったはなしがある。

 昔、蛇は歌がうまくて目がなかった。その蛇のところへ蚯蚓が歌を教えてもらいにきた。

 目と交換なら教えてやる、というので、目と歌を交換したという。

 この話から、蚯蚓は声にいいといわれるようになったようだ。

 
    里の子や蚯蚓の歌に笛を吹く    一茶

    蚯蚓鳴く疲れて怒ることもなし   波郷

    みみず鳴く日記はいつか懺悔録   五千石



ミミズ
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%82%BA

和漢三才図会
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%BC%A2%E4%B8%89%E6%89%8D%E5%9B%B3%E4%BC%9A

 

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