フラメンコなどつれづれ日記

フラメンコは、自分の限界を感じるところからはじまるものだとおもう。

読書

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瀬戸内寂聴の全集を読みすすめながら、岡本太郎の著書も読み出した。

 岡本太郎の「沖縄文化論」中央叢書の1ページめを読んだら、あまりのおもしろさにいっきに読んでしまった。

 岡本太郎は、フランス留学中には、一流の芸術家との交流だけでなく、マルセル・モースやジョルジュ・バタイユらの一流の学者のもとで哲学、社会学、民俗学を学んでいる。

 それらを自らのものにしていたことは、、縄文美術の発見やつぎの文章を読んでもわかる。


 まさに舞踊の本質がここに書かれている。



 沖縄舞踊では、すべて運動の方向は腰でつける。その前に膝と足が先行する。胴、肩、首、視線は腰に従って流動するのだ。手、足、首などが勝手に動くということはありえない。たとえわずかでも手が動くときは、かならず腰が受けている。いつでも腰を中心に、からだ全体の対応関係において、微妙なバランスをたもって流れていく。そのとき全体の線が厳粛に生きる。

 だから目にしても、たとえば流し目のように、それだけが動いて表情をつけるなんて、もってのほか。目ばたきしても崩れるというくらいだ。古典・女踊りの最高といわれる「諸屯(しゆどうん)に、眼だけ動かして恋の怨みを表現する「三角眼ぢち(眼つき)」という技術がある。そのとき全身の緊張感は眼だけに集中して、それは眼つきというよりもすでに身体つきである。しかもこの手は古典舞踊を通じて、ここ一ヵ所だけなのだ。一回限りというところにその意味があり、生かされる。

 一つの動きに直視した眼が追っていき、緊張し、引きしめる。眼は動きの芯のようなものである。と同時にそれは次の瞬間の、別の方向にひらめき出る予言のような神秘を秘めている。


 あらためて岡本太郎は、天才である。

死んでもいい

有名なお話。

 今夜、テレビでもやっていた。


 明治時代。

 I love youを夏目漱石が弟子に、どう訳すのかきいた。

 
 我君を愛す、と弟子は訳す。

 
 で、夏目漱石の回答は、


 
   月が綺麗ですね。


 明治時代、男が女に語る「愛」の言葉は、ない。


 
 二葉亭四迷だとloveは、


    死んでもいい


 となる。


 名訳だとおもう。


現在でも、この訳をこえるえるものは、あるのだろうか?

名前の由来

僕が選んだ好きな本100冊をみて、「平家物語」が入っていませんね、といわれたことがある。

 なるほど。

 ということで、宮尾本の「平家物語」を読みはじめました。


 平清盛を中心にした系図をながめていて思い出しました。


 子供の頃、お祖父さんから、家の苗字から調べると、どうやら平氏の流れらしいね、という。

 子供ながら、歴史の教科書でのことでしかないとおもっていた出来事が、どこかリアルに感じたことがありました。(本当かどうかは別にして)

 で、平清盛の「盛」。

 系図は、平正盛ー平忠盛ー平清盛と続いているだけあって、多くの子供たちの名前には「盛」がついている

 僕の名前はお祖父さんがつけたらしいから、この平清盛の「盛」をイメージしてつけたんですね。


 そういえば西郷隆盛の「盛」でもある、と聞いたことがある記憶があるけれど、いずれにしろ、いまさらながら自分の名前がすこし好きになりました。

摩訶止観

「摩訶止観」は、天台宗の座禅の指導書のようなもの。

 いってみれば実践的な修行を通して法華経を解釈しようとする。

 このところ天台宗の瀬戸内寂聴の全集を読みすすめていて、なにげなくその側にこの「摩訶止観」におきたくなった。

 ずいぶんと昔ざっと内容に触れただけだった。

 100ページあたりまで熱心に線をひいたり書き込みがしてある。

 書き込みの内容は、その「摩訶止観」の直接の内容より、それを通した当時の現代思想の自分が理解していた理論であることが多い。

 若いうちは特に自分の世界観からなかなか抜け出して対象に潜入できないものだ。

 いまつまみ食いのように読んでいて、やはりその内容はよくわからないけれど、自分の考えをいったん保留して相手に身を任せるように読んでいる。

 天台宗からは法然、親鸞、栄西、道元、日蓮などが発生している。

 また中世の日本文学も「摩訶止観」の影響を無視して読むことはできない。

 いずれにしろ批判的に読むより、まず、いったんはその全てを受け入れることを通して次のステップが可能だとおもう。

 それが「大人になる」ことだろう。

100冊の本

好きな本、100冊を選んでいます。

基準は、ゆるいです(笑)




グレゴリー・ベイトソン「精神と自然」

半村良「妖星伝」

松尾芭蕉「奥の細道」

メルロ=ポンティ「見えるものと見えないもの」

尾田栄一郎「ワンピース」

ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」

赤瀬川源平「虚構の神々」

荒俣宏「世界神秘学事典」

シモーヌ・ヴェイユ「カイエ」

穂村弘「ラインマーカー」

松岡正剛「千夜千冊」

堀秀道「楽しい鉱物図鑑」

辻 惟雄「日本美術の歴史」

大岡信「折々のうた」

網野善彦「日本社会の歴史」

高階秀爾 監修「西洋美術史」

浜田滋郎「フラメンコの歴史」

蓮實 重彦「映画はいかにして死ぬか」

つかこうへい「熱海殺人事件」

吉川英治「宮本武蔵」

「別役実の犯罪症候群」

渡辺保「歌舞伎 過剰なる記号の森」

赤塚不二夫「天才バカボン」

丸山圭三郎「ソシュールの思想」

木田元「メルロ=ポンティの思想」

柳田國男「遠野物語」

大森庄蔵「新視覚新論」

山田風太郎「人間臨終図鑑」

司馬遼太郎「空海の風景」

樺山紘一「西洋学事始」

川名大「現代俳句」

中沢新一「対称性人類学」

レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

岸田秀「ものぐさ精神分析」

E.M.シオラン「誕生の災厄」

福島啓司「男が女になる病気」

信貴山縁起

シモーヌ・ペトルマン「二元論の復権」

清少納言「枕草子」

紫式部「源氏物語」

「種村季弘のラビリントス」

国枝史郎「神州纐纈城」


 以下編集中


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