フラメンコなどつれづれ日記

フラメンコは、自分の限界を感じるところからはじまるものだとおもう。

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ドミソは、不協和音

音楽も歴史から切り離して考えることは、できない。

 
 たとえば「中世においては『ドミソ』は、不協和音だったらしい。

 また「ミ」は、悪魔の響きとして斥けられていた。

 それでは「ミ」を基音とするフラメンコは、さしずめ悪魔の音楽になってしまうだろう。

 
 ほかに、二拍子のリズムを導入することは「神への冒涜」だった。
 教会は三位一体を象徴する三拍子しか認めなかったのである。

 日頃、音楽を「自由」に聴いているつもりでも、結構、歴史的につくりあげられた感覚のフィルターを通しているものである。

 
 様々な言語があるように、音楽、その音階もまた民族独特のものがある。その違いがそれぞれの音楽の印象を決定しているのだ。


 

 『西洋音楽史』岡田暁生を参照。
 

フラメンコと闘牛

 バタイユは、スペインに留学し、マドリッドの闘牛場で、人気闘牛士の死にであう。それよりバタイユは、スペイン文化の鍵は「死」ではないか、と考えるようになる。
 
 死を予感させる光景がまた、快感を生むことをスペイン人は熟知しているのだ。
 つまりスペイン文化は、最高の快感を求めて、あえて死と戯れるところにある。

 フラメンコのカンテもまた、スペイン人の気質を反映している、という。
 シギリージャを、死の予感なくして聞くことは出来ない。

 死とエロチシズムは、共鳴している。

 「エロチシズムとは死におけるまでの生の称揚である」

 『フラメンコ・ウーマン』の監督は、インタビューで「フラメンコは、死をはっきり意識している」と答えている。
 監督が、バタイユの『呪われた部分』と『エロチシズム』を読んでいることは、ほぼ間違いないだろう。


スペインのdir
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人生に哲学は必要か?

 哲学を知らなくても楽しく生きていくことはできる。
では、生きるためには、哲学はいらないのだろうか?

 言語学のソシュール研究の丸山圭三郎は、大学時代の友人と、何十年ぶりに飲むことになった。その友人は、出世して、偉くなっていた。
 最初、友人は、まだそんな(お金にもならない)哲学をやっているのか、と丸山にいう。それがお酒も十分に入った頃になると、死とはなんだよ、教えてくれよ、と涙ながらに話すようになったという。
 
 お金儲けと死は、正反対のものである。
 資本主義は、死の概念を、日常から遠ざけることで発達してきた、といっていい。

 哲学にとって「死」は、大きな問題の一つである。

 それでは、哲学の代表者の一人、カントは、いったいなにを考えていたのだろうか?

 ひとことでいってしまえば、理性は嘘をつく、ということを発見したのである。
 カントの哲学は、ここからはじまる。

 すべては理性によって、宗教すら、判断されていたのに、大変なことをカントがみつけてしまったのである。

 その問題は、カントの『純粋理性批判』に結実していく。

 最新の脳科学の研究でも、脳は嘘をつく、ことがわかってきている。つまり私たちは、一貫した世界に住んでいると思っているが、それは脳が嘘をつきながら築きあげたものなのである。

 あたりまえの世界に住んでいるという思い込みを、あらためて考える。
 それが哲学なのである。

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 『数学的にありえない』 アダム・ファウアー 文芸春秋


 サスペンスミステリーで最後まで興味をひきつけて離さない面白さでありながら、確率論、ラプラスの悪魔、ユングの集合的無意識、ハイゼンベルクの不確定性理論、シュレディンガーの猫など専門的な知識が登場する。

 主人公は、ディビット・ケインという天才数学者。

 『ダビンチ・コード』のように専門的な宗教の知識を含めながら、読者を最後まで引っ張って行ってくれる面白さがある。

 こんな専門的な分野を用いた小説を書いてみたいものだ。




ラプラスの悪魔
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94

これから読みたい本

 ■ここは、これから読みたい本を、メモ代わりに書いておくページです。

 
 ■読んで面白かった本やおすすめの本があったら教えてください。







『輪違屋糸里』浅田次郎       上戸彩が主演してドラマ化されたけれど、たまたま最後の十分間の回想シーンだけを観ただけでも感動。原作を読みたくなった。

『うたかたの日々』ボリス・ヴィアン  ずいぶん前から読もうと思って手に取らなかったけれど、いま読めそうな気がする。

『石の血脈』半村良 十代の頃、一度よんだことがある。半村良は、人情物も含めて再読したい作家の一人。

『ジョゼと虎と魚たち』田辺聖子    恋愛小説は、どちらかといえば苦手だけれど、田辺聖子なら読めそうな気がする。

『西瓜糖の日々』フローティガン   昔、住んでいたところの近くに、同じ名前の素敵なコーヒー屋さんがあって、小説も気になっていた。

『陰翳礼賛』谷崎潤一郎   三島由紀夫などいつか読もうと思いながら読んでこなかった。いまが読みどきだろう。

『夜叉が池』泉鏡花   今度の朗読会で使用するので一度読んでおきたい。

『人生心得帖』松下幸之助  読めば必ず元気が出ると思う。

『原色の街』吉行淳之介   高校の頃、友達の本棚にずらりと吉行淳之介が並んでいて、いつか読もうと思っていた。


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