フラメンコなどつれづれ日記

フラメンコは、自分の限界を感じるところからはじまるものだとおもう。

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月経のはなし

『月経のはなし』 武谷雄二 中公新書

 月経。男性にとって謎であり、謎だけれどあえてそれを知ろうともしない、ということでほとんどの男性が月経について知らない。本書を読んでみると、当の女性も月経について本当はよく知らないのではないか、と思った。

 まず月経の存在は、人は社会的な生き物ではなく、動物であることをあらためて気づかせてくれるが、そんな月経は社会的なレベルに左右されている。

 たとえば初経は、学校が休みになる一月と八月に多く、試験中に少ないという報告がある。これはストレスが関係されていると考えられる。

 戦争時や生活環境や栄養状態の違いが初経の年齢を変化させる。

 そういえば男性の場合も同じで、戦争時の極度の緊張感がある状況やストレスが強い場合は、精子の泳ぐ速度は極端に遅くなるらしい。

 歴史的には魔女狩りのとき月経の誤解から多くの悲劇を生んだ。魔女は月経血を飲むと信じられ、とりわけ産婆が魔女として犠牲になった。

 月経は人とチンパンジーなどの一部の霊長類だけに見られる限られた現象。たとえば犬は妊娠が成立しないと子宮内膜は自然に吸収される。それは子どもの脳が十分に発達しないと体外に出られないために胎盤の寿命が違うことからおこるらしい。

 スポーツ選手は、月経が終了する時期から排卵前が一番力が出せるという報告がある。逆に月経が近づく時期はよい成績が出ないらしい。これは月経が直接的な要因ではなくその不快感が原因と考えられる。

一流になるための条件

 香木。薄く切って加熱してその香を楽しむ。高級なものは、1g1万円もするらしい。

 で、その香木は、最初からあるわけではなく、東南アジアにある植物が傷つき腐ってしまったとき、それを防ぐために樹脂が分泌され、それがかたまって出来たものらしい。貴重なのもうなずける。

 前に日記にも書いたけれど、最新の健康法は一日一食。グーグーお腹がなるとき、身体は危機を感じ身体の悪いところを修復する物質がでる。それを意識的に行うというもの。

 ボディビルなんかも極端に重いものを持ち上げて筋肉を破壊し、それを修復する身体的な反応を利用して筋肉をつけていく。

 香木の出来方から、あるレベル以上に達するためには、危機的な状態を作りあげ、乗り越える必要があるということ。で、その過程で多くの人が脱落していき、数パーセントが一流になっていく、ということを考えてみました。

 どーでもいい話だけど、プロの麻雀の世界で20年間無敗の桜井章一は、一流のギャンブラーは、間違いなく不能だという。それはやはり極端に集中する精神的なレベルに身体が壊れてしまうからのようだ。ギャンブルという極端に身体性が薄く研ぎ澄まされた精神的な世界に生きるための自然との取引。

 一流になるには、リスクも大きいというわけですね。

 岡崎武志『あなたより貧乏な人』には、詩人の金子光晴、稲垣足穂、赤瀬川源平、吉永小百合などの有名人の貧乏時代について書かれている。やはり貧乏に悲観するようでは、貧乏を克服できないんだな、という感想をもった。

 で、その中で死神博士で知られる天本英世。自分の家を持ちながらホームレスのような生活をしていたらしい。昔、法政大学の学園祭のフラメンコのライブにふらっとあらわれて、ガルシア・ロルカの詩を朗読した。そのときもホームレスのような生活をしていたんですね。テレビ出演で月収300万円ほどあったときにも公園で寝ることもあったらしい。

 スペインにあこがれ、スペインに住みたかったらしいけれどかなわず、死後にスペインのアンダルシアの川に散骨されたらしい。

昔にくらべて日本酒を飲むようになったので、なにげなく読みはじめた『ほんものの日本酒を!』船瀬俊介 築地書館 日本酒が長いことごまかしてつくられたことを知りショック!

 たとえば戦争中、満州では戦況が不利になり清酒にまわす米がなくなった。それで考えられたのが三倍増醸。これは清酒を水とアルコールでうすめ、一升の酒を三升にするというもの。これは敗戦後も国家の指導でつくり続けられた。いわゆる「糖添加酒」のはじまり。ウイスキーもやはり水とアルコールを加えてつくられた。そんなニセのお酒を売って儲けたのが現在の有名清酒メーカでありサントリー。

 で、アルコールの原料がサトウキビの搾りかすで、いわゆる工業用のアルコール。これなブラジルでは自動車の燃料として使われているようなもの。

 なんと日本酒の原料の四割がサトウキビだという。

 日本酒が次第に飲まれなくなったのは、自らが招いたようなものなのだ。

 といっても一方で現在は美味しい日本酒がつくられるようになったという。歴史上もっともうまい酒があるのがいまであり、もっとも日本酒が飲まれないのもいま。

 ああ、美味しい日本酒を飲みたい!

ということで日本酒「鬼ころし」。

 このお酒はずいぶんと昔、谷中の古民家のようなところの小さな一室を借り切って、料理を食べているときに出てきて、その名前が強く記憶に残っていた。ちょうど民俗学の本を集中的に読んでいるころだったので、大江山の鬼退治の意味なんかを密かに想像しながら飲んだ。

 で、そのときは知らなかったけれど、ずいぶんと安い酒だったんですね(笑

 原材料を見ると、醸造アルコール、糖類、酸味料が入っている。前回のぼくの日記を読んだ方はその意味をご存知ですね。

 でも、これぐらいのお酒の方がスルメにあうかな。

 吟醸酒のようなデリケートなフルーティな香だとあうつまみが難しい。

 実際に居酒屋では吟醸酒ブームの時には肴が売れなくて困ったらしい。

 ということで日本酒を飲みながら日本美術をぱらぱら。

 もしもこの中で一つだけあげるといわれたとして、どれにするのか迷っているわけです(笑

 でもいくら好きだといっても興福寺の阿修羅像をもらって部屋に置いてもなぁ。外から帰ってくるとこの像がひっそりと待っているわけでしょ(笑
自分の部屋なのに他人の部屋のように感じそうだ、ってそんな問題じゃないか(笑


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