フラメンコなどつれづれ日記

フラメンコは、自分の限界を感じるところからはじまるものだとおもう。

フラメンコ レトラ

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アルボレアス

■En un verde prado
tendi mi panuelo
salieron tres rosas
como tres ruceros.

このアルボレアスは、alboreadas (夜明け)が短縮されたものである。
 この曲は、長いことヒターノ以外が聞くことはなかったという。というのも、この曲は彼らの大事な婚礼の曲だからである。特徴はこのレトラにある。そのレトラの内容を知らなければ、それはただブレリア・ポル・ソレアのリズムに聞こえるだろう。

緑の草原に
広げたハンカチ
現れた三本のバラ
夜明けに輝く三つの星のよう

 婚礼の日、花嫁の純潔は、老女によりハンカチを使って確かめられる。処女である証の血とともに。上のレトラはそれらを暗に意味しているのだ。

シギリージャ

■Reniego yo de mi sino
como reniego,hasta de la horita
que te he conocio.

トーマス・パボンのシギリージャ。
 同じレトラでも、歌い手によってまったく違ったように歌われる。シギリージャは、フラメンコの曲の中でも、特に歌い手のインスピレーションが要求されるものだからだろう。
 あるカンタオーラは、シギリージャは、日本人にとって難しく、実はヒターノにとって簡単な歌だという。誰でも歌えるような、という意味ではもちろんない。シギリージャは、ヒターノ独特の呼吸によって生まれたという意味でだ。

オレは運命を呪う
お前と出会ったあの時までが
呪わしい。

 シギリージャは、最後に、曲調の違うカバールという曲が長調で歌われる。
 シギリージャをはじめて踊ったのは、1940年にビセンテ・エスクデーロだという。ちなみに、曲は違うけれど彼の踊った映像が残されている。
 

グアヒーラ

A mi me gusta por la manana
depues del cafe bebio
pasear por la Habana
con un tabaco encendio

中南米を故郷とするフラメンコの歌は、ミロンガ、コロンビアーナ、ルンバ、そしてこのグアヒーラである。グアヒーラは、キューバ民謡の影響を受け、世紀末(1800年代)から歌われているという。
 グアヒーラは「キューバの女性の農夫」のことらしい。
 この歌は、もともとはスペインの移民がキューバに歌を持ち込み、キューバ風にアレンジされて、再びスペインに戻ってきようだ。
 歌詞は、ほとんどキューバやキューバ人のことがが歌われている。

 俺の楽しみは、朝に
 コーヒーを飲んだ後に
 火のついたタバコをくわえ
 ハバナの町を散歩すること

 アバニコ(大きな扇子)は、それぞれ動きに意味があるらしく、意味を知らない男性は野暮と見られてしまう。女性が、アバニコで誘っているのか、拒絶しているのか知らずにナンパはできないわけだ。

ぺテネーラス

■ぺテネーラス
 Donde vas, bella judia,
tan compuesta y a deshora
voy en busca de Rebeco
que esta en una sinagoga.

この曲は、かつて不吉な曲として歌われなくなっていたが、ペイネスが歌うことによって復活し、ラファエル・ロメロらが歌い継いでいった。
 現在のスペインでは、この曲はどういったイメージで捉えられているのだろう。
 スペインに歌を習いに行ったカンタオーラが、その先生に「私はぺテネーラが好きなんですけど、不吉な曲でだめですよね」と聞いたら、「私も好きよ」と一節、歌ってくれたと言う。
 僕の知る限り、日本人はぺテネーラの歌がとても好きなようだ。

どこへいくの、美しいユダヤのお嬢さん
そんなに着飾って、こんな時間に
シナゴーグで待つている
レベーコに会いに

 シナゴーグは、ユダヤ人の教会。
 ぺテネーラは、古くかあらあるスペインのリズムで、ソレアの元になったという説がある。

■El dia que tu naciste
nacieron todas las flores,
y en la pila del baustismo
cantaron los ruisenores.

お前が生まれた日に
すべての花が咲き
洗礼の聖水盤には
ナイチンゲールが歌ったものさ

このピローポは、カマロンのブレリアで聞くことができる。よくいうなぁ、と思ったけれど、ふと、そうかこれは女性の気持ちになって歌えばいいことに気がついた。大げさな歌詞だけど、言われて悪い気はしないもの。
 別のピローポ。

■Cuatrocientos contadores
se pusieron a contar
las gracias de tu hermosura,
no pudieron acabar.

 四百人の計理士が
 おまえの美しさの魅力を
 はじから数えだしたが
 とうとう最後にねをあげた

 いまなら、スーパーコンピュータが お前の魅力を数えたが、となるのかな。なにかの機会で、日本語のブレリアを歌うとき歌ってみようかな。

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