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土砂災害全国615カ所
今回土砂災害の中でも私が一番注目しているのが、山陽自動車道
での土砂災害です。冒頭でも少しふれましたが建設した当事者だからです。
死亡者こそでてませんが、全国の高速道路で同様の土砂災害が起きているからです。
手抜き工事はありえないのです。国土交通省直属の構造物だからです。
もっとも激しい検査の上作られた構造物なのです。あの程度の降雨量で
起こるのであれば、毎年同様あるいは、とりかえしのつかない事故が全国で起きる事
が容易に想像できるからです。
検査は重要度で国→県→市 ゆるくなります。
土砂災害元年といちずけていいでしょう。あらたなステージに突入しました。
もうひとつ注目しているのが小田川 支流の土砂災害です。まったく新しい形態
(30度以下のゆるやかな傾斜地)の土砂災害だからです。これもまた全国各地
至るところで発生しています。堤防決壊原因がバックウオーターの高梁川と小田川
の合流地点に目がいってますが、この土砂災害を解決しておかないと、同じ過ちを
間違いなく繰り返すでしょう断定できます。
地球温暖化(海面温度2°上昇)に伴い従来の経験、過去のやりかたは通用しないあらゆる
ところで限界(クリティカルポイント)にきています。
何故予測できたか
気象庁の事前の発表で歴史的豪雨 具体的記事で「多い所で1000mmの記述があったからです。
専門家ですのでこの「歴史的」と「1000mm」で今回の結果は瞬時に予測できました。
200mmの雨で特別警戒区域に指定されてない土砂くずれ山ほど見てきたからです。
年間の降雨量が1700mmですから、とんでもない数字です。
結果的には一番多いところで1500mm真備町200mmでした。1000mmで至る所で土砂災害
堤防決壊が起こるのは理解できるのですが、200mmであそこまで被害拡大したのは、
ちょと腑に落ちません。逆に言えば、毎年同様の事故が起こっても何ら不思議では
ないです。今後の検証が待たれます。
ハザートマップの罠
ここで大事なことは、本当に危険な個所は住民には公表されていないという事です。
不動産会社、山林地主 経済団体からの圧力 特に住民が多く住んでいる所ほど
地価の下落、風評被害 わかっていても役所は不安を煽るだけなので住民には公表できないのです。
広島安芸土砂災害などは典型的例でしょう。本来なら住んではいけない土地なのです。
誤解をまねくといけないので、書きますが、東京 大阪 大都市はもっと危険です。
日本全体の80%は標高0から標高100メートル所に住まいがあるからです。
盆地 平野に居住しているからです。河川より標高低いところに居住しているからです。
結論から書けばどこも住めない事になります。
当たり前の事ですが、水は高い所から低い所に流れます。下水の汚水、雨水管は
マンホール間で3%(3センチ)の傾斜をつけています。反対に勾配つけようもんなら
逆流してとんでもない事がおきます。
ベルヌーイの定理は知らなくても命は落としません。しかし水は高い所から低い所に流れる事
を知らないと命を落とします。東日本大震災の大川小学校の先生の言うこと聞いた子は
全員死亡したのは、その典型例でしょう。
いったん校庭の高い所から低い所におりて高い所に移動中全員死亡しました。
津波洪水避難において今ある所から低い所へ行く事は自殺行為です。
時間との戦いです。アインシュタインの相対性理論知らなくても命は落としません。
10分で何メートル浸水するか知らないと命を落とします。
校庭で30分会議するなど論外です。
道路を走っていたら、2分で車体が浮いて操縦不能になります。マフラー(20センチ浸水)
に水が入ったら、即エンジンが停止します。
下流で水が濁っていたり、山から小石落ちてきていたら、即洪水、土砂崩れが起きます。
一分 一秒が生死を分けます。
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