星谷 仁のブログ

↑クリックでTOPへ/★メニュー★自作ヒーロー/フェレット漫画/童話/コノハムシほか

全体表示

[ リスト ]

アカボシゴマダラ

狭山丘陵でも2〜3年前に見かけるようになって急に増えて来たチョウ。春型と夏型でずいぶん印象が違う。
日本では奄美大島とその周辺にのみ固有の亜種が分布していたというが、1995年に埼玉県で、2006年には東京でも確認されるようになり、これらは人為的に放たれた中国大陸産の亜種とみられているという。

あっというまに増えた印象が強いが、冬に越冬中の幼虫を探してみたところ、みつけることができなかった。数が少ないので見つからないのではなく、隠れるのが上手いのだろう(探し方が下手だったということも、もちろんあるのだろうが…)。ゴールデンウィークの頃になって越冬幼虫と終齢幼虫が急に目につくようになってきた。
イメージ 1
イメージ 2
幼虫は低いエノキ若木に多いようだ。低い方が天敵の鳥に見つかりにくいという理由でもあるのだろうか? エノキの若葉を食うので裸の枝をさがすと見つけやすい。
イメージ 3
イメージ 4
キレイな模様だが、これが新緑の中では展開中の若葉に見えてみごとなカムフラージュ効果をはたしている。
イメージ 5
越冬幼虫は枝にそっくり、終齢幼虫は展開中の若葉にそっくりで見つけにくいが、サナギも見つけるのに苦労した。しおれてぶら下がった葉の裏側(白っぽい)のようで周囲に溶け込んで見えるのだ。
イメージ 6
イメージ 7
春型は飛んでいると白っぽいチョウに見えるが、夏型は黒と赤が目立ち、ずいぶん印象が変わる。

低いエノキの若木の周囲を飛んでいた♀が、なんと食草のエノキではなく、その間にのぞいていたお茶の葉に間違って(?)産卵。
イメージ 8
孵化した幼虫はお茶の葉を食うのだろうか? それともエノキへ移動するのか? あるいは育つ事ができないのか……。

アカボシゴマダラとゴマダラチョウの幼虫

アカボシゴマダラは外来生物法の要注意外来生物に指定されている(※原産亜種を除く)。
幼虫が同じエノキの葉を食べる在来種のゴマダラチョウとの競合が危惧されているそうだが、アカボシゴマダラとゴマダラチョウは幼虫の姿も良く似ている。
イメージ 9
尻尾のような2本の突起が、アカボシゴマダラ幼虫ではほとんど閉じているのに対しゴマダラチョウの幼虫では少し開いている。

現在、多摩湖・狭山湖周辺で見かけるのは圧倒的にアカボシゴマダラが多い。
ツマグロヒョウモンも数年前に見かけるようになった南方系のチョウで、今や東京でも普通種だが、見かけるようになってから劇的に増えたあと、ちょっと数が落ち着いてきた(?)印象がなくもない。
イメージ 10
アカボシゴマダラも今が過渡期のピークでやがて個体数もそれなりに(?)安定していくのだろうか。

昆虫など〜メニュー〜
※Yahoo!ブログ終了に伴う移行先→FC2ブログ>チャンネルF+

閉じる コメント(6)

顔アイコン

蝶はくわしくないのですが岐阜蝶に似てますね!

2011/5/15(日) 午後 11:08 かわはぎ

顔アイコン

>>かわはぎさん

ギフチョウはまだ実物を見た事が無いのですが、味わいのあるチョウですね。
ギフチョウはアゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科だそうですが、アカボシゴマダラはタテハチョウ科・コムラサキ亜科だそうです。

ギフチョウと同じウスバアゲハ亜科でホソオチョウという外来種のチョウがいるのですが、これも狭山丘陵の一部で見られます。
アカボシゴマダラと同様、ゲリラ放蝶らしいのですが……ホソオチョウの方はかなり限定的なのに対し、アカボシゴマダラの方はずいぶん生息域を広げているみたいです。

2011/5/16(月) 午前 1:27 [ 星谷 仁 ]

顔アイコン

コメント有難うございました。
鳥見のさい、この蝶に出逢いました。
生態系に影響を及ぼすと危惧されているようですが、
そんな原因を作ったのは人ではないかと思うのですが・・・

2011/5/16(月) 午後 8:29 kyoukul

顔アイコン

>>youkulさん

アカボシゴマダラは急に増えた気がします。
本来その地にいるハズのない生物を放つというのは大いに問題ありますね。
生態系は変化すると元に戻すことは不可能に近いという意味で。

こちらでは鳥ではガビチョウがどんどん勢力を増している感じです。
本人(鳥や虫)には悪気は無いのでしょうけど……やはり野に放った人間の側に問題がありますね。

2011/5/16(月) 午後 9:38 [ 星谷 仁 ]

顔アイコン

2017-05-01(月)、植木の水やり中に地面にいるのを発見。
緑色のナメクジ、新種か?! と思いました。
よく見ると足があって芋虫の仲間であることがわかり、
さっそく「緑 ナメクジ」で検索。
『アカボシゴマダラ』であることが判明。

外来生物法の要注意外来生物に指定されているので、
駆除したいのですが、
じっくりと観察してしまったために愛着が、、、。

でも、心を鬼にして向かったところ、
既にどこかにいってしまった。

場所は群馬県高崎市の平野部市街地。
他から移動してきたのでなければ、
エゴノキに葉の無い枝があったので、
これを食べていたのかな?

2017/5/1(月) 午前 10:02 [ ちょっと怖かった。 ]

> ちょっと怖かった。さん

アカボシゴマダラ、こちらではすっかり定着して普通種となっています。
在来蝶との競合が懸念されていましたが、アカボシゴマダラはけっこう若い木で発生しているように思います(在来蝶より低い場所が好み?)。当初懸念されていたほどは脅威になっていないのかも?

2017/5/1(月) 午後 0:43 [ 星谷 仁 ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事