星谷 仁のブログ

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狭山丘陵の龍

狭山丘陵に龍の巣窟が!?

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虫見で近くを通るたびに、「なんで、こんなところに龍が?」とフシギに思っていたのが、金乗院(こんじょういん)のオブジェ(?)。金乗院は山口観音(山口千手観音)とも称される寺院で、多摩湖と狭山湖の間に狭山山不動寺(狭山不動尊)と隣接する形で位置している。
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僕は寺院方面の知識は皆無なので、そこにあるものが何なのか、呼称も目的も用途も由来もさっぱりわからない。作法もわからないから失礼があってはいけないと思い、そうした施設には近づかないようにしてきた。それゆえ無知は相変わらずで、今でも力一杯わからないままだったりする。
それでも日光東照宮に「鳴竜」なるものがあるということは子どものころ読んだ科学の本で知っていたから……寺院と龍(竜)にはきっと何らかの関係があるのだろう……くらいは漠然と想像できる。しかしその由来について確かめることはしてこなかった。
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これまでずーっとスルーし続けてきたわけだが、通りかかって目に入れば、やっぱり「なんで、こんなところに龍が?」と気になる。
「もしかしたら、この場所(狭山丘陵)に龍にまつわる、おもしろいハナシでもあるのだろうか?」──最近ふとそんな思いが頭をよぎった。
寺院方面のことはよくわからないが、「龍」にまつわる話なら興味がないでもない。
ということで、龍の由来について、どこかに記されているのではないかと、先日はじめて金乗院をのぞいてみた。
結論から言うと、龍と金乗院の関わりを記した資料はみつからなかった。しかし、敷地内のあちこちに予想以上の数の龍があってビックリ。帰宅後、ネットで調べてみると、金乗院の本堂天井には墨絵の「鳴竜」まで描かれているという。
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今回アップしたのは金乗院の龍の一部だが……これだけ龍にこだわったのには、きっとそれなりの由来が存在するからに違いない。それはいったい何なのか!?

《狭山丘陵の龍》と《なんちゃってドラゴン》

「狭山丘陵」と「龍」……この2つのキーワードを結びつけるものは?
ここで頭に浮かんだのは……狭山丘陵で実際に僕も幾度か目にしている《なんちゃってドラゴン》。
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狭山丘陵にじっさいに生息しているこんな↑生きもの──プチ龍(ドラゴン)!?に由来する逸話でもあるのではあるまいか!?
じつはこの《なんちゃってドラゴン》──ウコンカギバという蛾の幼虫(※実写画像)なのだが、龍は「毛虫のように小さくもなれる」と記された資料(漢代初期の『管子』)もあるそうだから、昔の人が《なんちゃってドラゴン》をみて龍と思ったとしても、おかしくはあるまい。これが元となる伝説のようなものが生まれ、龍がまつられるようになったのだとしたら──小さな蛾の幼虫がきっかけで、これだけ巨大な施設ができたとしたらアッパレな話だ。

……というのは、もちろん妄想的冗談。
ネットで金乗院のことを調べていると、《弘法大師が龍神に祈念し、霊泉を得たという伝えもある》という情報がみつかった。
「弘法大師」……聞いたことはあるような気がするが……僕は歴史上の人物とフィクションの人物の区別がよくわからない。実際に会った人の名前もなかなか覚えられないのに、会ったこともないヒトのことまでとても覚えられやしない。
「弘法」っていうと、あれか? ことわざにもある「弘法も……なんとやら」の弘法か? 達人でもときには失敗するというたとえの……そうそう、「弘法も木から落ちる」。弘法のような木登りの達人でも、ときには失敗するという……ちょっと違うか?
その(?)弘法大師が霊泉を得たさいに祈念した【龍神】というのが、金乗院の龍のモチーフなのであろうか?
そういえば、金乗院には「弘法大師像」なるものがあり、そのとなりの解説札にも霊験あらたかな水についての記述があった。また「霊水」について説明書きもあった。
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金乗院の中には「八体守護仏(十二支の方向には八体の仏がいるとされているそうな)」というのがあって、十二支の「辰」がモチーフと思われる龍もあった。先の「龍 vs 虎」画像の上にあるレリーフの「辰」もそれだろう。
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十二支の「辰」もあったが、金乗院の龍は《弘法大師の「霊水」がらみの【龍神】》由来のものではないか……超ド素人なりにそう解釈してみたのだが……この理解が正しいのかどうかサダカではない……。
金乗院にはたくさんの施設があり、それぞれに説明もあったのだが、その方面の基礎知識が無い僕には記された内容の意味や価値がよくわからず、「敷居の高さ」のようなものを再確認した感じがしないでもなかった。
教養のある人にはありがたい場所なのだろうが……僕のような無教養な者には、あれだ…「猫の耳に真珠」なのであろう……。

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星谷さんが昆虫の話題でないアップでちょっとびっくりしました。
弘法大師はわが真言宗の開祖です。金乗院さんというお寺は私は存じませんが、やたらと多い竜はご推察のとおりやはり霊水に関係してのものでしょうね。
仏教というかインドは竜の信仰がありまして、雨を降らす利益をもたらす象徴として竜は崇拝されていたようです。
真言宗の教えは弘法大師で八代目なのですが、それよりさかのぼる第3代目の祖師が竜猛(りゅうみょう)、第4代目が竜智という方で、これらの祖師たちは竜を信仰する部族出身であったとも考えられています。

2014/8/28(木) 午後 11:09 [ 佛生山孝恩寺 ]

前回のセモンジンガサハムシを撮ったのが金乗院の近くだったので、そのついでに寄ってみました。
あれだけ目についた龍について、その由来についてどこかに記されていないかと思ったのですが明確な記述を見つける事はできませんでした。
その後ネットで得た情報から「霊水」に由来するのではないかと想像してみたのですが、やはりそのセンのようですか。
説明、ありがとうございます。《竜を信仰する部族》というのは知りませんでした。やはり龍は信仰の対称だったのですね。

2014/8/29(金) 午前 1:38 [ 星谷 仁 ]

金乗院の敷地内には色々な説明があって、おそらく基礎知識を持って寺院巡りをしている人には合点がいくような内容なのでしょうが、僕のような予備知識が皆無の者にはよくわからず「壁」のようなものを感じました。
「香炉」もこの記事を書くにあたってネットで調べて知った呼称だったのですが、知らない人が見たら何をするためのものか・なぜそこにあるのかも判らないでしょう。「霊水」も柄杓が置いてあるけど何をするものか・どう使うものかも記されていませんでした。
また、弘法大師の像を見て、それがどんな人なのかと思って札の解説を読んでも人物の基本的な説明はありません。
現地の説明は予備知識(基礎知識)を持って訪れる人を前提に書かれており、「これは何なのだろう?」というレベルの人には対応していないのだと感じ、僕のような者が足を踏み入れるべき場所ではなかったのかなと、ちょっと後ろめたさのようなものを覚えながら帰ったしだいです。

2014/8/29(金) 午前 1:41 [ 星谷 仁 ]

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説明書きには書いた人の知識が反映されますし、読む人の対象をどこに設定するかでもかなり内容に差がでます。普通の大人が読んでわからないというのであれば、説明書きのほうに問題があるとみて間違いないと思います。寺にしろ神社にしろ、カルト宗教でなければ、やはり門戸は常に開かれていなければならないものと私は思います。

2014/8/29(金) 午後 5:34 [ 佛生山孝恩寺 ]

金乗院も、隣接する狭山山不動寺も、初詣の頃にはずいぶんにぎわっているようなので、一般の人でも「初詣をする」クラスの知識・経験がある人には敷居は低いのでしょう。
僕の場合は「この龍の由来は何か?」という疑問からアプローチしたので、それすら示されていなかったことに「僕のような異教徒?(無信仰者)にはよくわからないなぁ」という印象が強く残ったのかもしれません。

2014/8/29(金) 午後 7:54 [ 星谷 仁 ]

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龍のたくさんの写真を見て、中国ぽいなと思ったのですが
インドにも龍の信仰があるのですね。
結局はインドに起源してることって多いような気がします…。
今度私も狭山丘陵に行ったときには
たくさんの龍に注目してみたいと思います。

寺社の由来とかが書いてある看板て、
読み終わったあとに、「で、結局なんだっけ?」みたいなことが
よくあります。。。

2014/8/30(土) 午後 6:27 [ nori ]

金乗院は龍を含め、なかなかエキゾチックな雰囲気がありましたよ。
ふだん寺院に入ることはめったにないので、ちょっとつかみどころのない感じでした。

ブログ検索をすると寺院訪問記事も多いのですが、僕が疑問に感じたり知りたいと思う事は記されていないことが多いような……。
ちゃんとわかって訪れている人は、いちいち当たり前の事を記したりしないし、観光訪問する人は記念写真を撮れば満足なので、ややこしいことはスルー──で、僕が知りたいと思うような情報は意外にヒットしないのかなぁ……などと考えてみたり。

虫も含め、何か気になる事・面白いと感じる事などをきっかけに興味を広げて行く感じでアプローチしていますが、「広げて行く」にはそれぞれにノウハウがあるのかもしれませんね。

2014/8/30(土) 午後 8:46 [ 星谷 仁 ]


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