政治魔術批判論 Critic on Political magi

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『感覚器の進化』岩堀修明
「図解」と銘打たれているようにほぼ全見開きに動物の解剖図が示されている。構成は、視覚・味覚・嗅覚・平衡聴覚・体性感覚・クジラ、ということで、五感の進化史と伴に特に陸に上がった後海に戻ったクジラの感覚器に注目する。

・目について
 ポイントは神経叢が窪んだ瞬間。最初は突然変異だったのだろう。ここに集光され、凹部が陥入していく進化が始まる。後はレンズまで必然的でさえある。動物の眼の複雑さ、精巧さはここを起点としているというわけだ。まあ、後半のフクロウの顔面と同じだ。

・舌について
 生命最初の感覚ということだが、味覚が最初という考え方には同意しかねる。確かに、捕食は生命の最低必要条件、絶対条件だったかもしれないものの、それは味覚と呼べるか。日本の研究者池田菊苗によって旨味が五つ目の基本味として確立し味覚研究は飛躍的に発展した、これも痛覚の関門制御説と同様興味深いことは確かだ。

・鼻について
 かって、ディスカバリーチャンネルで人が言語を所有したのは犬のおかげだなる説を視た。発語できる前のヒト属の時代に犬と仲良くなったことで、人は鼻を小さくすることができ、それによって発語できるようになったという。これは実は逆で人は発語の為に鼻を退化させた、結果として犬を飼う生活の知恵を見出した、ざるを得なかったのかもしれない。

・耳について
 これは複雑なトポロジー問題のようである。何億年もの海中生活で開発された水流を感知する平衡感覚が、陸に上がる事によっても水中伝搬の低い音から気中伝搬のより高い音をも感知するものまでに進化した過程が、現段階では不明の点も明確にされる形で描かれている。音楽が流れを基本としていることはこんなことに由来するかもしれない。

 皮膚と鯨については乞うご期待。

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