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この10年でインターネット産業は大きく伸びてきた。
特にコンシューマと関わりの強いeコマースの分野は順調に伸びてきた。
しかし、eコマースの市場とリアルな販売市場とではまだ取引額に2桁ほどの差がある。
ではこれからeコマースどうやって伸びていくか。
ネットの世界とリアルの世界が融合していくと考えられる。
これまでユビキタスとして語られてきたのは「いつでも、どこでも、誰でも」であった。
これからは「今なら、そこなら、あなたなら」である。
現在でも、位置情報ゲームでその場所でしか手に入らないアイテムを手に入れられるようにすることによって、新しい集客が起こる現象が起きてきた。
また、あるファーストフード店では、そのお店にゲーム機を持っていくことによって限定アイテムを手に入るようなキャンペーンをすることで大きく集客を伸ばす事に成功した。
あるゲームではゲームの舞台である場所へのツアーを企画し、そこでオタクの購買意欲を刺激して、その地に大きな経済効果を与えた。
これまでは性別や年齢などのデモクラによるデモグラフィックターゲティングが行われてきた。
同じ人であっても、時間や一緒にいる人によって魅力を感じるモノや予算額が変動してくる。
しかしこれからは、行動ターゲティングや、ライフスタイル、思想へのダイナミックターゲティングの時代になっていく。
インターネット上での行動だけでなく、実際の位置情報や、一緒にいる人との距離、歩くスピードなどが分かれば、実際にその人がどんな関係の何人の人と何をしているのかが分かってくる。
それらが分かれば、カップルにはカップル向けの、友達グループには友達グループ向けの、ファミリーにはファミリー向けの商品提案が出来る事になる。
しかしそれには技術が追いついていくと同時に、法的な問題、モラルの問題を大きく含んでいる。
どこまで個人情報が開示されていいのか。
インターネット技術の発展と、それに伴うマーケティングの高度化に対するモラルと法制度がどのように変化していくか。
考えていくべきであろう。
っていう感じの内容のセミナーが今日あった。
面白かったのでメモ書き。
大学院の卒論にも使えそうなネタだ。
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