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映画『博士の愛した数式』が、単身赴任エンジニアオヤジの間で話題である。 >なんだそれは!という人は置いていきます。 この傲慢さは、久々のアップにしては昔の面影もそのままで… 友愛数。。。はじめて聴くよなぁ、という一同の反応と同時に、やはり皆が 引っかかるのは、【愛した数式】=【オイラーの公式】です。 exp(iθ)=cosθ+i・sinθ、というのがオイラーの公式ですが、 こいつのθ=πの時、exp(iπ)=-1+0をこの小説では、exp(iπ)+1=0として 1と0という整数と、iとπという虚数や無理数を関係付ける不思議な式 (美しい式)であることがストーリーや登場人物の接着剤のような役割をします。 文学的な式の解釈や映画俳優の話は置いといて、 オイラーの公式の意味するもの。。。の講釈をたれれば、 複素数平面の原点をくるくる回る単位ベクトルの曲座標表示がexp(iθ)であり、 直行座標表示がcosθ+i・sinθです。 従って、物理屋エンジニアである私の『博士の愛した数式』の視覚的イメージは、 時計の短針の9時の方向を指した、長さ1のベクトルがあって、 それと反対の3時の方向を指した、長さ1のベクトルを足すと原点に戻る。 アタリマエダよ前田さん、 になってしまい意外に味気ない。。。。数学屋のほうがロマンチストかなぁ。 いえいえ、話は続くのです。 で、複素数平面など、どこにあるのだぁ〜、とい輩も多いと思いますが、 物理量では【屈折率】が、こいつで表せることができるものの一つに挙げられます。 光の重要な特性である【反射率】、【吸収率】などは屈折率から計算できます。 複素数はこの吸収率を司る項目として使われるわけです。すなわち物質の不透明性を 表すファクターになります。(ライブドアみたいだ…と思っちゃいます?) ちなみに、実際の物質で見れば
と、【複素屈折率】とか【減衰係数】とか呼んでいる虚数部分は、 光の波長に依存して変わり、波長が短く(青い光側)なると大きく(不透明に)なる性質があります。 (なのでどの波長でいくつ?と書く必要があります) 我々が日常良く接している透明な水やガラスも、紫外線領域では吸収が起こる すなわち複素屈折率になります。 話はどんどん発散してゆくように見えますが、戻りますと、 『博士の愛した数式』を屈折率に例えれば前出したように、-1-0i という屈折率なのですが、これは【負の屈折率】と呼ばれていて、 日常的にはお目にかからないものですが、結構研究領域では賑わっている分野です。 ブラックホールやマイクロ波、メタ物質…なんやらカッコいい項目が並んできます。 などと、久しぶりの日曜日の気持ち良い朝につらつらと書いてしまいました。
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学術活動
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Dr.お久しぶりです♪せっかくなのですが、なぜかはめ込んである数式1と2が×になっていて見ることが出来ません(:;)なぁぜぇ??シクシク。
2006/1/29(日) 午後 1:19
ごめんなさい(;^_^A 難しい事は分からないんですが(ノ_-、) グス 「博士〜」観にいこうって思ってるんだけど、難しいのかな?(;^_^A
2006/1/29(日) 午後 3:19
すごい難しいことを淡々と書かれている気がします。工学部の機械屋としては知っていなければいけないのかもしれませんが、なにせ留年するほどの馬鹿なのでさっぱりでした。でも1から勉強しなおそうと考えるきっかけになりました。
2006/1/29(日) 午後 4:13
はじめまして。工学部の土木屋では、ほとんどお目にかからないことばかりですね〜屈折とかもう忘れちゃった…海洋の波ぐらいかな…すごいですね。映画見てこれだけのことを考えるとは…
2006/1/29(日) 午後 5:49 [ obi*bi*73 ]
はかせ…久しぶりに本館にご帰還と思ったら…(p_q)ぐすん。数学って哲学的!?な雰囲気漂ってますよね。(みーはー発言でお茶をにごす)
2006/1/29(日) 午後 7:11
映画見りゃ少しはわかる?
2006/1/30(月) 午前 6:42 [ ねぎお ]
この小説に関して記事にした方を最近数人見かけます。記憶が80分しか持たないのって可哀想な気がします。数学は難しくて分かりませんが感動するお話らしいですね。
2006/1/30(月) 午前 7:51 [ - ]
やっぱ、博士だ〜〜(笑)恋愛も数式にしちゃうもんね〜(笑)そうだ!、映画には、関係ないんだけどね、新幹線の席、2列と3列にイスが並んでるよね〜。すごく合理的で美しいと思わない?←変?(笑)
2006/2/2(木) 午後 2:15 [ ねね ]
ふぅ〜ん。。。博士仲間では、こんなお話するんだ。世界は広くて狭く・人間は凄い生き物だなぁと感動!ただし、酔ってお隣でこんなお話が出てきたら寝てしまうかもしれないよ(笑)原始人:カオ。
2006/2/4(土) 午後 2:49
makiさん>gifファイルによってはimgコマンドの張り付きの調子が悪いみたいです。半分に圧縮してみましたが…どうでしょう。遅レスすいません。
2006/2/5(日) 午後 5:30
まろさん>いえ、まったく数学のことなど知らなくても楽しめると思いますよ。ちょっとだけ理科系向けの記事もたまにはいいかなと…
2006/2/5(日) 午後 5:35
もいさんサン>はじめまして。レスが遅くてすいません、どうぞよろしく…といってもマラソンレースが終わるまではこんなですけど、きっと。
2006/2/5(日) 午後 5:38
obiobiさん>いいえ映画見てないのす。(回りが騒いでいるだけで、私は本で読んだだけです。)数学って面白いですよね、手品みたいだし、パズルみたいだし。現象をイメージできたら楽しい…(ここまでくるのは大変だけど)
2006/2/5(日) 午後 5:43
Dr.・・・駄目です(><)何故か最近私のブログに貼り付けた写真も見てもらえないんです・・・わたしのPCが悪いのかなぁ???
2006/2/6(月) 午前 6:49
sennhakuさん>こんにちは。式を視覚化する能力はエンジニアには重要です。なんとなくそんなイメージが湧けばいいのですが。
2006/2/7(火) 午前 7:26
negioさん>本読んでも、映画見ても、数式のことはナゾだと思います。それはそれで良くって、そこのところを屁理屈言ってみただけなので、コマメの歯軋りのようなものです…この記事は。
2006/2/7(火) 午前 7:28
まりこさん>なんか理科系人間が薀蓄たれることが出来るところがいいのではないでしょうか。ブログ向きネタ小説なんでしょうか。
2006/2/7(火) 午前 7:30
ねねさん>新幹線、三列の真ん中になるとガッカリします。飛行機の習慣なのでしょうか…アイルじゃないとねぇ。残念ながら美しいと思ったことありません。ちなみに車内販売のおネエサンには、野球場のビール売りに似た感慨があります。買いたくなるタイプ…あります。
2006/2/7(火) 午前 7:35
makiさん>Yahooブリーフケースは最近重過ぎて、10k以上あるとタイムアウトしちゃう感じですね。Attachedコマンドで張り直してみました。
2006/2/7(火) 午前 7:37
Dr.そうだったんですか!今日はばっちりです!
2006/2/11(土) 午後 0:36