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何処かで見た少女
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「詩」 美しい夕日 英(ひで) 美しい夕暮れを待ちました 寝床の前に妖精が 獣(けもの)がじっ菩薩を待つように 夕陽(ゆうひ)が指先にそっと触れるを待つ 泣いて、泣いているのです 誰も、誰も私の痛みを止められない 沈黙の内に愛の躯(むくろ)と 破戒(はかい)の影がよこたわる 助けて!疲れはてた私を助けてと 時の流れが交叉して わたしが、世の中が、そして世界が 曖昧な愛の一里塚の証(あかし)と 有罪か、無罪か 原罪の辿りつく往生を見るがいい 水のように流れ来て 風のように去り行く 春は曙 夏は夜 秋は夕暮れ 冬は雪 四季の運び行く先は
人間の心の愉悦(よろこび)に応え わたしはあなたの奴隷、ああ 春・夏・秋・冬は俗世をよびだす深い場所 |






