COSMO'S DIARY

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*7月17日(日)、西荻窪の遊空間 がざびぃで、『広島に原爆を落とす日』を観ました。偉大なつかこうへいさん原作の作品に私の友人が3人出たので、応援もかねて劇場に足を運びました。

スタッフ&キャスト

脚本:松木円宏
演出:碧田直
出演:
あンな邦祐
経塚よしひろ
山本ともだち
山東文発
上田浩志(アバルブ)
井上賢吏(大久保商店)
さかい蜜柑(アシカツ)
杉浦慶子(演劇集団 円)
里村泉美
大和由季(きのこ牛乳)
轟雅子(劇団だるい)
赤間彩香
渡辺由佳子(劇団夜想会)
山口真由(碗-one-)
林季永子
松木円宏

あらすじ

*太平洋戦争前後の時代。在日韓国人の日本軍人・犬子恨一郎は、卓越した能力や指導力を持ち、日本への強い愛国心を持ちながらも、その出自ゆえに報われることがなかった。恨一郎が受けた使命は、戦艦大和を沈めて日本の戦意を消沈させること。
一方、卑しい身分と蔑まれ差別されていた日本人・髪百合子は、第一級工作員として養成されていく。彼女の
使命は、ナチス特務大使として ヒトラーを生き延びさせ、ドイツに原爆を投下させること。
恨一郎と百合子、2人の愛が、戦火を交える日本・アメリカ・ドイツ、さらには世界の行く末をも大きく変えていく。(史実にフィクションをからめた、想像以上に壮大な「愛の物語」です。)

シンプルな舞台

*舞台はごくシンプルで、大道具/小道具等一切なく、音響も照明も最少限に押さえた感じでした。
(見えない)赤ん坊を渡すシーンや手紙をしたためるシーン等でも、その情景が想像できました。舞台がシンプルな分、私たち観客はイマジネーションを働かせて楽しむことができました。

脚色

*『広島に原爆を落とす日』には複数の脚色があり、人物設定やストーリーが異なるそうですね。
今回の松木円宏さんの脚本では、主役が白系ロシア人ではなくて在日韓国人・犬子恨一郎で、この点、初演後につかさんが書き下ろした小説版に近かったです。
*ですが、松木さんの脚本では つかさんのオリジナルにない「ストーリーテリング」の部分が加わりました。物語を紡ぐ男が登場して進行案内役(?)をし、原爆で死んだ4人の女性(霊)が彼を囲んで会話をしました。つかさんの原作を尊重しつつ、ポムカンパニー の独創性を出している感じでした。

真剣さが伝わりました

*小劇場なので役者さんたちを間近に見ることができました。皆さん、熱演されていて、真剣さがダイレクトに伝わりました。特に、恨一郎役の松木円宏さんの演技が光っていました。重宗役のあンな邦祐さんの演技は威厳や威圧感があって 役柄にぴったりでした。
*欲を言わせていただくと、つかこうへい的には、セリフのテンポが悪かったように思います。膨大なセリフを入れるのは 大変だったでしょうが、もっとテンポを上げないとつか作品の「持ち味」が出し切れないのでは?と思いました。 m(_ _)m

差別問題

*この舞台を観て、日本人対 韓国人/ドイツ人/ロシア人/アメリカ人、有色人種対白色人種、部落問題などについて 深く考えさせられました。原作者のつかさんご自身、在日韓国人二世として差別され苦しんだことでしょう。最後まで韓国人として生きつつも日本を愛した彼だからこそ、 生まれた作品だと思いました。つかさんは、娘さん宛ての遺書でこう綴ったそうですね:「娘に、日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています」

壮大な愛の物語

*『広島に原爆を落とす日』は、国境を越えた壮大な愛の物語だと思いますが・・・
広島・長崎の被爆者や、東日本大震災の被災者(特に福島の方々)の事を考えると、気持ちが重くなりました・・・
毎年 夏になると、原爆をテーマにした作品が増えますね。大震災と原発事故に見舞われた今年は、例年以上に重く感じられます・・・

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