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マイホーム主義も行き過ぎると、自己中心の拡大版にしか過ぎず、結局、周囲のみならず自分自身も滅ばすことになるだろう。 人の善意も、努力をしても成功することも、自分やわが子と関係が無ければすべて無価値なものにみえてくるのだろう。それどころか、自分たちの平安を脅かすものにさえ見えてくるのではないだろうか。 そして、善良な人間を攻撃し始める。攻撃された方は、悪意がないのに何故攻撃を受けるのか分からず、苦悶し、やがて反撃するか、自分自身を攻めるかの選択をすることとなる。 そうやって苦悶する善良な人間を見ても、妬みをもった人間は、その攻撃の手を緩めない。なぜなら、妬みをもった行動に救いはないからだ。たとえ、相手を死においやったとしても、妬みが消えることはない。たとえ、一時的には解消されたとしても、再び、新たなターゲットを探して、攻撃をはじめざるを得ないのだ。そして、やがては、自分の心身をも蝕んでいくのだ。 これこそ、まさに地獄である。周囲のものを苦しめながら、自分自身も嫉妬の炎に身を焦がしていく。さらに善良だった人間も、攻撃を加えた人間に恨みをもって応酬するようになる。始末に終えないのは、攻撃しているのに、その自覚さえなく、むしろ自分は良いことをしていると錯覚している輩だ。 この妬みの連鎖を止めるには、赦しの心しかない。それは、赦された自覚をもつ人間でなければ無理であろう。
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