|
優秀が故、「国の言いなりより、国そのものになって県政を進めた方が、間違いがない。」と、確信して いるようで、国に成り代り県政を進めた方が、知事としての政治生命が延命することになることを肝に銘 じている。 本来の地方自治体の首長としての役割は、国に抗せざる得ないことと勿論知っているが、そ こを欠落させしまっているので、構造的に県民の暮しの向上などは、期待できないことが明らかである。 国が決める前に、意見を述べるようなことは差し控える。 原発に関しても然り、30万人に上る廃炉要請 署名提出の市民団体の責任者に、恥じることなく公然と、平然と「減原発だ、いの一番に手を上げない、 他の知事が上げたらつづく」と、のたまわった。 このような方を政治家と呼べるのであろうか?処政術 家としか言い様がない。 新潟の泉田知事のように明確に自分の意見を出すと言う当たり前のようなこと を意識的に、発信しないことを処“政”術としている。 13年前の、原子力産業界にとっても想定外の事故であった、JCO臨界事故に於いても、地元の村上村長 は、県・国の指示が無いまま、住民避難をさせることを決断したものだが、当の橋元知事は、国からの指 示待ちだけで、住民を守るための発想も決断も出来なかった。 対応・決断の主役を村上村長に取られて しまった、あの時の間の抜けたお姿は、噴飯物であったが、JCOの杜撰さが強調されていたドサクサに紛 れ、また、存在感の薄さも手伝って、運よくお粗末さが非難されることなく忘れられてしまった。 村上 村長は、あの時の想いに今回の福島での国の対応を重ね見て、次のように表明している。 「日本は、原 発を持つ資格が無いと、確信した。」と。 現在の村上と橋本を比較するとその対比が際立っている。 それを思えば、橋本は、心底真剣に物事を考えないようにしている、いや、全く考えられないタイプのよ うだ。 その処政術家の真骨頂が発揮されてのは、今を時めく権力者の安倍が、TPPに参加表明の時である。 自民党から推薦を貰えぬことは分かりきっていた中、ただ対抗馬を出させないがために、TPPに参加表明の 一週間後に記者会見して、「茨城は農業県であるため相当大きな影響を受けるが、工業県でもあり、総合 的に考えれば、プラスとなるであろう」と述べた。 「安倍さんのやることは善悪如何様であっても、茨 城にとってどんなことになろうとも、安倍さんには逆らいませんよ」と秋波を送った訳である。 全ての 政治的主張は、自己の多選延命のみが判断の基準になってきている。 厚化粧落ちぬ間に、デフレ脱却、 景気回復の印象継続だけに専念し、得られた政治資産あるうちに改憲を!としか、頭にない安倍を見透か したようでもあった。 原発についても全く同じく、自民党政権になってからは、言うことは安倍と一字 一句違わない。 その処政術家が作り上げた現在の茨城県の政治的現象は、県内全市町村首長、県市町村 議会議員のほぼ全て、そして、700とも言われる、県内全ての業界団体、が推薦支援と走ることになった、 正に、茨城橋本暗黒王朝である。 誰も手のつけられない放射能のようでもあり、早々に除染したいと思 うのは、反対する者ばかりではなく、支持層の中の方々がいずれ?真にそう思うのではないだろうか。 4選出馬以降は、全精力を自己の政治生命延命だけに使っていると言っていいだろう。 そして、今回の 選挙において、本人も、支援する議員達も、「あと一期を」などの文言の一欠けらもありませんから、こ うした完璧な支援は、無節操橋本をさらに増長させ、4年後更に4年後には、老害も極まって来て、必ず や7選、8選出馬となるであろう。 暗黒王朝の裸の大様とか揶揄されようとも、県内には鈴を付けら れるようなお友達も現れないであろう。
|
全体表示
[ リスト ]



