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東京インディペンデント、参戦しました。
東京インディペンデントとは東京芸大陳列館で4/18-5/5の間に開催される、誰でも無審査で出展可能な美術展です。
こういう美術展を日本では一般に「アンデパンダン展」と呼びます。アンデパンダンというのはフランス語の Indépendantsをカタカナに写したもので、こうした美術展の本家であり元祖は1884年からパリで開催されているSalon des Indépendantsです。
誰でも無審査だから大したもんは出ないでしょと思うなかれ。
フランスの本家に出展した画家の中には、セザンヌ、ゴーギャン、トゥールーズ=ロートレック、ルドン、ピサロ、スーラ、ゴッホ、アンリ・ルソー、マチス、ボナールなんてウルトラビッグネームがゴロゴロです。
また、ニューヨークで1917年にSociety of Independent Artistsが開催した同種の展覧会には、現代アートの元祖とも言われるマルセル・デュシャンの「泉」が出展されかけました(アンデパンダン展なのに出展拒否されて騒ぎになった)。
もちろん、アンデパンダン展に出展される作品のほとんど全ては美術史には残らずに消えていきます。それは、しゃあない。
ですが、中には美術史に残る何かが紛れ込んでいたりする。
それがいきなり芸大で開催されることになったわけです。
面白い。ちょうど仕事も暇だし、参加したるか。
さて、ここからは当日の時系列順にご紹介です。
陳列館の周辺はまさに文化祭のあの雰囲気。
しかし皆さん、マナーが良いですね。おかしな人はいっぱいいましたけど。路上パフォーマンスする「アーの人」とか。
運営の皆さんは、少ないマンパワーでフル回転。さぞかし大変だろうなと思いました。きっと集まった作家はみんな同じこと感じてたんじゃないですか。だから、運営さんにクレームを入れるような人は皆無。譲り合いと助け合いと許し合いの空気に包まれた場所でした。
この時点で、ああ、来て良かったなと。
息子にこの空気を体験させてやれただけでも、勝ち。そう思った。彼が普段出入りしているcoderdojoやタミヤプラモデルファクトリーのミニ四駆コースやMakerfaireと基本同じ、「俺たちみんな作るもの同士だから」というフラットな連帯感なんですが、ここは更に、プログラミングやミニ四駆みたいな、わかりやすい凄さの尺度が無いですし、クリエイターの人口密度も異常なわけです。これは極めて貴重な時空間です。東京インディペンデント、この時空間を体験出来たのは出展者の特権ですね。来て良かった!
これは、作品を開梱しているところ。
入場待ちの列の横では何故かエスプレッソのサービスが始まりました。息子は列の中で待ってる皆さんにエスプレッソをデリバリーする係を買って出てました。助け合いです。
かなり本気で名和晃平に乗ろうと思ってましたが、この作品のコンセプトは戦車のキャタピラー痕のような版画と、兎の絵が揃ってこそ。なので
こんな感じで。
加藤晃生「Rabbit / Tank」(2018)
この後、仮面ライダーが倒れてしまったようです。どなたでも結構ですので、会場で気づいた方、仮面ライダーを立たせてやってください。
Kiiroinya 「氷の木」(2018)
奥田ぴよ子「大根marriage」(2019)
設置を終えて芸大を出た時には20:35でした。
稲城に戻って来たのは21:30。
息子と「かつや」でとんかつを食って、家に戻ったら22:00。
楽しかった。
会場内は「作る」「表現する」ということへの情熱を共有した人々だけが集まったことで生まれた、熱さと平和が共存した稀有な空間でした。
出展者の中には私と思想的立場が全く違っていて、以前にブログで厳しく批判した作家もおりますよ。でも、あの中では休戦です。
だから「Rabbit / Tank」なんです。わかるかな?
わからない人は仮面ライダービルドを履修しましょう。
東京インディペンデント、開幕が楽しみです。
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アート&デザイン
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詳細
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昨日の小曽根真のソロでジャズに興味を持ったという教え子たちに、ジャズの仕組みを説明しようとしている。
「ダイアトニックコード」「ダイアトニックスケール」「メジャーセブンス」「セブンス」「トライトーン」
などポピュラー音楽では主流な英語の楽典用語を回避して
「四和音」「全音階」「長七の和音」「属七の和音」「三全音」
など日本語化された楽典用語を頑張って使って説明してみたのだけれど
「実は楽典あまり知らなくて」
と言われて、じゃあ手元に鍵盤があるならこんな感じで順番に弾いてみましょうね、まずI-IV-V-Iの循環コードを左手で4/4で100-120テンポで刻めるようになってから、IとIVの一番右の音を半音下げてみよう・・・なんてやり方に切り替えた。
自分が彼女たちくらいの年齢の時に、ポピュラーの楽典とクラシックの楽典をそれぞれ別の場所で何十万円もかけて習ってたんだよなあ。
今ではこうやって相手に合わせて教えられるようになりました。偉いぞ俺。
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人呼んで世界一上手いジュニアオケ、千葉県少年少女オーケストラのサントリーホール公演に行って来ました。 指揮者は井上道義さん。 ソリストには小曽根真さん。 曲目はショスタコーヴィチの交響曲1番、モーツァルトのピアノ協奏曲9番、伊福部昭の「管弦楽のための日本組曲より」から抜粋。 いきなり菊紋のバッジつけたおにいさんたちがいっぱい立ってて何かと思ったら、何と秋篠宮家の内親王がお二人で来ておられました。さすがの人気でしたね。「あの子たち、ああいう服(地味目のスーツ)かイブニングドレスしか着られないのか・・・ほんと大変だよな」と言ったのが誰かは秘密。 さてさて、千葉県少年少女オーケストラ。 ホントに世界一上手いのか確かめてやろうじゃないかと思って見に行きました。 たぶんホントです。 目ぇつぶって聞いてたらプロと全く聞き分けつかんですよ。プロ並みというアマオケへの褒め言葉は頻出ですが、こいつらだけはガチだった。これまで幾多のマエストロをぶったまげさせてきた伝説は、たぶんホント。 音色、音量、リズム感、表現力とも笑っちゃうくらいプロレベルです。金管の立ち上がりなんか普通、どんな出来の良いステージでもアマオケだったら2回くらい外すじゃないですか。あれ、無いからね。ホルンもトロンボーンも盤石の安定感です。怖いです。 で、よく見るとどう見ても小学生なお嬢さんたちがバイオリン弾いてたりするんだ。なんだこれは魔法か。どういう魔法だ。魔女の仕業か! 魔女こわい。(実話入ってます) もちろん、本物のプロは、このレベルの演奏を一週間のリハーサルでやれちゃうからこそプロなのであり、1年かけてこれを作ってくる千葉県少年少女オーケストラは、投入工数に対するアウトプットで言えば明らかにアマチュアです。証言では、全体練習で1小節に2時間かけることもあるとか・・・。 でも大したもんですわ。ほんまに。 それぞれの曲について簡単に感想を。 ショスタコーヴィチ:小学生にこれ弾かすだけでも過激なのに、単に間違えないとか合っているとかを遥かに越えた怒涛の出音と表現力です。凄すぎて完全に正体不明です。 モーツァルト:客席から軽やかに登場した小曽根真の軽やかなソロがカデンツァ部分でどんどん暴走していくのが最高でした。1楽章では怒涛のブルーノートやアウトサイドスケールを駆使してみせ、2楽章では現代音楽風に和声学の禁則を全部吹っ飛ばす平行五度やらなんやらをガシガシと打ち込み、3楽章はモーツァルト聞いているはずがカデンツァに入ったらチャイコフスキーかドビュッシーかという後期ロマン派な奏法ですよ。何で小曽根真かって、こういうことでしたか。いやもう最高。オケはオケで、小曽根真がどれだけ暴れようがシレッと教科書通りの古典派のコンパクトな演奏を優雅にキープしてみせる。さっきまでショスタコーヴィチでソ連軍みたいな世界作ってた子たちが。呆れたもんだ。 伊福部昭:日本列島の土着の要素を強く出した組曲なんですが、打楽器と金管の迫力がとにかく素晴らしかった。リズムのキレが凄いのよ。子供なのに。弦も打楽器と管の全開出力に全く負けていない演奏。ショスタコーヴィチやってモーツァルトやって最後に伊福部昭なんて、普通スベると思うじゃないですか。それが今日一番の出来だったと言って良いレベルだからね。まあほんとおそろしいオケです。 で、今日誘ってくれたのは、このオケをテーマに卒論を書いた教え子なんです。ここまで非常識なジュニアオケを経験した人たちが、その後、その非常識な経験をどう生かしているのかという論文。結論としては、音楽を続けるにせよ別の道に進むにせよ、オケの経験そのものも、そこで得た繋がりも、大きな財産になっているというものでした。 ただ、今日オケの演奏を見て聞いてやっぱり思った。 なんだかんだでこの子たち、10代のうちに世界一の何かになってしまったわけで、この時間を超える何かにこの先出会えるかどうか、これは結構なハードルだろうなあと。 仮にプロになったとして、もっと上手い人たちの中で音楽をやりながら生きていくとしても、10代限定の、この濃密な時間を超える経験になるかどうか。毎年毎年自分が上手くなっていって、最後20歳になったら強制引退という、限られた時間の中で、トッププロをもうならせる驚愕の音楽を作っていくという、ここにしか無い魔法の10年間ですからね。 |
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昨日はPMをやっている案件でリスケジューリングが色々あったり、セキュリティ管理状況のレポートを作ったりと、真面目に仕事した日でした。 セキュリティ管理状況というのは、資材や製品をどこに保管するのか、誰がそのエリアへのアクセス権を持っているのか、というような情報を整理したものです。ハイブランドの案件なので、こういった部分の管理の厳密さは、障害者施設が通常扱うような委託作業とは全く別のレベルです。 仕組みや設備が整っていればそれで良いというものでもなくて、何故こういう管理が必要なのかを、施設のスタッフの方々に丁寧に説明して理解していただくことも、また私の役目。 単に「高価なものだから」ではなくて、ブランドの価値とは何か、それはどこに淵源があり、その淵源からお客様の手元に届くまでの全ての流路をクリーンにしておかなければハイブランドは成り立たないんです、と。その中には、モノの管理だけではなく「働く人が搾取されていないか」「児童労働や奴隷労働(日本の技術研修生制度は国際的にはほぼ奴隷労働と見られています)は無いか」といったことも極めて重要です。「不払い残業がある」といった理由でも場合によっては切られてしまいます、ということまでお話しします。 今、欧米のハイブランドのサプライチェーンに入るとは、そういうことですよ、と。 逆に言えば、そういうことを理解してオペレーションが出来る障害者施設であるということは、強みでもあります。 何が言いたいかというと、まだまだ軽作業の受注余力あるので皆様ご相談下さいということです。 さて、私は今年のものづくりのテーマとして「ラノベを書く」を設定しまして、ここまで9000字ほど書き進めています。
昨日は、主人公が出張先(クエストの舞台)で初めて敵勢力との物理的戦闘を経験するシーンの書き起こし。 これが難しいのなんの。 チャンバラシーンは以前の翻訳の仕事でさんざんやったので、文章はスルスルと出てきますよ。 でも、そこに至る流れとその後を考えるのが難しい。敵勢力はこのとき、どういった理由で実戦を仕掛けてくるのか。その際の達成目標は何で、何故それがこの局面での目標になるのか。敵勢力が持っている情報と持っていない情報は何か。その情報格差がこの戦闘でどんな影響を生むのか。 と、そこまで検討すると、この場面では戦闘以前に主人公側の索敵能力や戦術指揮能力が圧倒的過ぎて、戦う前に敵が撤退してしまうという展開しか無いのですね。 剣を交える前に「これは敵わないわ」で交戦を諦めさせてしまうというシーンで、いかにして剣客たちの「強さ」を描くのか。 難しい。 |
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稲城市の隠し資産を発見してしまったので、晒そうと思います。 あのね、野沢温泉村のメインストリートの一番賑わう辺り、サンアントンさんとなんじゃもんじゃさんの間のT字路に、「あつまれ稲城っ子!」って幟が2本立ってたんですよ。 実は稲城市は昔から野沢温泉に児童生徒をサマーキャンプやスキーツアーで送客し続けてきたので、2015年に友好都市協定を締結しているのです。だから稲城市から野沢温泉に行くと宿泊施設が割引になったりする。 双方の自治体規模を比較すると稲城市は9万600人。野沢温泉村は3450人。26倍もの規模の違いがあります。 しかしNozawa Onsenといえば今や世界に知られるスノーリゾートの一つ。年間68万人がやってくる場所ですよ。しかも外国人の割合がやたら高くて、スキー場利用客に限ると近年は2割です。2割。 すごくね? 隠し資産というのはこれです。 世界的スノーリゾートと友好都市なんですよ稲城市は。また野沢温泉村から見れば、稲城市は毎年毎年1000人✕8泊(サマーキャンプ6泊、スキー2泊)の児童生徒を黙って送客してくれるありがたいエージェントでもあります。 稲城市の子供たちが漏れなく野沢温泉体験するということは、彼・彼女らが今度は親兄弟あるいは配偶者や子供たちを連れてまた野沢温泉にリピートしてくれるということでもある。 ここまでお役に立っているんですから、稲城市はぜひとも 「野沢温泉村に遊びに来た外国人が東京見物のついでに半日ばかり遊びに立ち寄るような場所を準備して、外国語のクーポン付きチラシを印刷しまくって、野沢温泉じゅうの宿泊施設の全てのチラシラックに配架してもらう」 というチャレンジをすべきと思うのですがどうでしょうか? それくらい頼んだらやらせてくれるでしょ? 平尾の古民家をリノベして外国人向けアクティビティを作るもよし。南山ジャイアンツタウンだって今から仕込んでおけばどうにかなる。 せっかくの野沢温泉村との友好都市協定です。お互いに送客しあう幸せな関係になりたいですね。 |







