ひろちん。のBLOG

西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。 毎日更新→記事があれば書くに変更。

季語短歌17-4-24


  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。




  = 干鱈(ひだら) =

 1, 値札には干鱈の誇り溢れゐて街は今年も歴史刻めり


  = 野に遊ぶ(のにあそぶ) =

 2, 若草のうへに寝転び野に遊ぶ温く絡まる指を感じつ


  = 揚雲雀(あげひばり) =

 3, 声はもう五重塔のうへならむ天の風へと揚雲雀ゆけ


  = 穀雨(こくう) =

 4, 穀雨なら地下のクラブのドラマーも撫ずるがごとく調律をする


  = 鶏合(とりあわせ) =

 5, 老人の声の高さよ鶏合野良着の尻の土の温ける


  = 杏の花(あんずのはな) =

 6, あやかしも杏の花で宴かな徳利ひとつ転がる真昼


  = 茶摘唄(ちゃつみうた) =

 7, 茶摘唄いきなり裂きし茶摘機のエンジン音はのどかさ継げり



・干鱈(ひだら):三春の生活季語で「乾し鱈」の他、「棒鱈」とそれを海老芋と煮合わせた京都料理「芋棒」の傍題も。干物の方は軽く炙って酒肴や茶漬けの具材として好まれる。

・野に遊ぶ(のにあそぶ):晩春の生活季語「野遊(のあそび)」の動詞形傍題で「山遊」「春遊」の他、洋語の「ピクニック」も。この時季は花見を兼ねた行楽とも重なる。

・揚雲雀(あげひばり):三春の生類季語「雲雀」の数多い傍題の一つ。盛んに囀りながら空高く舞い上がる姿をいう。昇り詰めた後に反転して一直線に降下する「落雲雀」の傍題も。

・穀雨(こくう):二十四節気の一つ。春の雨が穀物を潤して芽生えを促す意を表す節気名。前節の「清明」から十五日を経て暦はこの日から晩春後半に入る。

・鶏合(とりあわせ):晩春の生活季語。傍題の「闘鶏」の方が現代では通用度が高い。中国の隋唐時代に盛行した習わしが伝来して、三月上巳の節句の宮中行事となり、後に民間にも広まった。

・杏の花(あんずのはな):晩春の植物季語で「花杏」「からももの花」などの傍題でも。同じ晩春の季語にあたる「桃の花」「李(すもも)の花に先んじて、梅に似てやや大きめの花を付ける。

・茶摘唄(ちゃつみうた):晩春の生活季語「茶摘」の傍題の一つで、「茶摘女」「茶摘籠」などと類縁の季語。かつては晩春から初夏の時季にかけての風物詩の一つであった。

その他の最新記事

すべて表示

季語短歌17-4-17

2017/4/17(月) 午後 3:29

  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。   = 霾晦(よなぐもり) =  1, 真昼間のヘッドライトを暗くして霾晦はいま街を鎮める   = 小鮎(こあゆ) ...すべて表示すべて表示

季語短歌17-4-10

2017/4/10(月) 午前 10:57

  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。   = 田楽(でんがく) =  1, 田楽の匂ひに猫はにやあと鳴き厨の夕日またたくに消ゆ   = 清明(せいめい) ...すべて表示すべて表示

季語短歌17-4-3

2017/4/3(月) 午後 7:42

  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。   = 観潮船(かんちょうせん) =  1, 白波の渦へと向かう観潮船靄の奥で水と同化す   = 弥生(やよい) = ...すべて表示すべて表示

ブログリンク

更新

Yahoo!ブログからのお知らせ

【対応完了いたしました】外部ブログランキングが正常に動作しない件について

4/4(火)18:15 更新 いつもYahoo!ブログをご利用いただき、ありがとうございます。 常時SSL化後に一部の 外部ブ...

未登録です


.


みんなの更新記事