ひろちん。のBLOG

西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。 毎日更新→記事があれば書くに変更。

季語短歌17-7-24


  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。




  = 蒲の穂(がまのほ) =

 1, 蒲の穂が花器にまつすぐ立つてゐて母はちひさく暑いねという


  = 冷房(れいぼう) =

 2, ため息の青の成分抽出しやたらと冷えるスタバの冷房


  = 霍乱(かくらん) =

 3, 汗と香水と霍乱放置して庶務課の女子はエレベーター去る


  = 覇王樹・仙人掌(さぼてん) =

 4, サボテンの鉢は小さなままだけど君は真夏の真っ赤な花だ


  = 生ビール(なまびーる) =

 5, OLも都会の汗に生ビール屋上の風に「ぷはぁ〜♡」が靡く


  = 大旱(おおひでり・たいかん) =

 6, 首都圏は大旱なのか女子アナの腕の細さが気になるばかり


  = 大暑(たいしょ) =

 7, 山門は異国のひとの汗を知り影へと誘う大暑の慈悲は



・蒲の穂(がまのほ):晩夏の植物季語で「蒲の花」とも。湿地帯に生える多年草の直立した茎の先端に、黄色の雄花とローソク形をした褐色の雌花が花穂を付け、秋に雌花がほぐれて穂絮(ほわた)を飛ばす。

・冷房(れいぼう):晩夏の生活季語。字義上は《ヘや(房)を冷やす》意の動詞性漢語で、傍題の「冷房装置」が正式の呼称ではあるが省略形の本題の方が通用度は高い。酷暑の都会ではこの時季必備の装置に。

・霍乱(かくらん):晩夏の病体季語。現在では日射病や暑気中りをいうが、古くは夏の暑さから来る下痢腹痛に嘔吐を伴う急性胃腸病を指す漢方医用語であった。

・覇王樹・仙人掌(さぼてん):晩夏の植物季語。南米原産で多くの種はこの時季に開花するところから「仙人掌の花」が本題だが、基幹にあたる茎も含めて当季の季語に。

・生(なま)ビール:三夏の生活季語「ビール」の傍題の一つで「ビヤホール」「ビヤガーデン」などの関連傍題も。醸造したまま加熱殺菌を行わずに樽詰にして飲食店に届けられる。

・大旱(おおひでり・たいかん):晩夏の天文季語「旱」の傍題の一つ。この時季に太平洋高気圧の勢力が強くて雨の降らない日が続くと、田畑やダムの水が涸れて農作物などに甚大な影響を及ぼす。

・大暑(たいしょ):二十四節気の一つ。前節「小暑」から半月が過ぎて梅雨が明けた日本列島は、別題「極暑」「炎暑」が示すようにこの時季に厳しい暑さが到来する。水分塩分の補給をお忘れなく。

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