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もう最初にネタばらししときます。
この清水寺あたり、というかこの一帯は、かつて「葬送、埋葬の地」でした。
つまり、現世と別れたものの土地、冥界(あの世)との境界でした。
地図を見ればわかりますが、今もこの東山ぞいに多くの墓地があります。
ここのお寺の入り口に「六道の辻」と書いた石があります。
六道とはひとが輪廻転生するとき、六つの世界をぐるぐる廻るという思想。
「天ー阿修羅ー人ー餓鬼ー畜生ー地獄」の六つです。
閻魔さまが「お前は次はココだっ!」って決めるのかな。
輪廻転生は古代インドの思想から、ずーっと続いているみたいですね。
六道珍皇寺(ろくどうちんこうじorちんのうじ)は、普段は観光客も誰も来
ません。
ただし、お盆になると、ココでご先祖さまを迎えて、それぞれの家におつれ
する。という冥界から現世への出口みたいな場所になります。
「は〜い、誰々さんちのご先祖さま、いらっしゃーい」って感じでゴッタ返
します。
お盆が終わると、有名な「五山の送り火(大文字の送り火)でご先祖さまは
冥界(あの世)にお帰りになるわけですね。
あと、ここには小野篁(おののたかむら)という人ゆかりの井戸があります。
この人、昼間は宮仕えしてて、夜になるとココの井戸から冥界に行き来した
と伝えられています。
井戸は境内にある格子戸から覗くことができます。
やはり、ここは現世と冥界(あの世)の境界なんですね。
ただ、輪廻転生するのに、ご先祖さまを毎年お迎えに行く、というのもちょ
っと矛盾があるような気がします。
さまざまな信仰、思想が入り交じっているのかもしれません。
写真は。六道の辻と書いた石碑と小野篁が冥界を行き来していた井戸。
その他、このあたりでは「六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)」も有名です。
それぞれ、お寺の名前で検索すると見つかります。
清水寺観光に来て時間があるようでしたら、魔界見物もどうぞ。
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ここ,行ったことありますよー。魔界関係が好きで,晴明神社とか(今はメジャーになってしまいましたが),マニアックなところばかり巡る京都1人旅をしたときです!清水寺はそっちのけで魔界見物に走ってました。懐かしいなぁ。
2005/6/22(水) 午後 6:52 [ - ]
たかちゃん<おお、魔界好きの仲間発見(^^)/ これからもボチボチとロケしながら魔界について書きたいと思ってまーす。京都は街角を曲がれば怪しい歴史がザクザク〜。
2005/6/22(水) 午後 8:01
『今昔物語』に小野篁のこの話がありますね。次回の『口伝・今昔・・・』はこれをテーマにしようかな。
2006/4/7(金) 午前 0:20 [ - ]
てふさん、今昔物語が出どころでしたか、こういう怪しい人は何か力(いろんな面で)を持っていたんでしょうか?
2006/4/7(金) 午前 3:39
篁は逸話の多い方です。もっとも他の官人と違っていたのは「野狂」であったこと。「野狂」とは今で言えば「スポーツ馬鹿」、または「脳まで筋肉質」の意味です。これは平安初期において極めて異例なことでした。そして、短期間で漢詩の大家になったことも異例。私のブログに「小野篁」のTopicがありますので、下にアドレスを記入しておきます。「お気に入り限定」なので、解除しておきますので。
2006/4/8(土) 午前 1:23 [ - ]
http://blogs.yahoo.co.jp/tefu_tefutefu/31615652.html (小倉百人一首《11番》わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人のつり舟)
2006/4/8(土) 午前 1:23 [ - ]
てふさん、お伺いしまーす。
2006/4/8(土) 午前 2:04
gomaちゃんのところから来ました。六波羅蜜寺の東隣くらいにあるチョット霊気の漂うお寺さんですか^^
チョット写真とは違うようですが^^
2012/11/18(日) 午後 3:37 [ f u k o ]
不狐さん、六波羅蜜寺からだと北東になりますが、おそらくそのお寺だと思います。清水寺から真っすぐ降りてきた道の延長にあります。近くには『幽霊子育飴』の店↓もあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/4597910.html
2012/11/19(月) 午前 0:26
gomaも行ってみたいです^^
2012/11/19(月) 午前 8:16 [ g o m a ]
gomashashaさん、霊感の強いひとは…^^;
ここには閻魔堂があります、小野篁の像もあったはず。小窓からのぞくだけだけど。
ここはお盆にご先祖の精霊を迎えるところで京都ではとても有名です、地下に鐘があって怪しい響きがします^^
毎年お盆に書いている『盂蘭盆会』はここが舞台です。
幽霊子育飴は昔ながらの素朴なものです。
2012/11/19(月) 午後 0:06
それでひろちん。さんは、小野篁のお墓にお参りに行かないと・・・って、仰ってたのですね(*^_^*)ナットク^^
2012/11/19(月) 午後 4:29 [ g o m a ]
gomashashaさん、そうそう、でも小野篁はまだ冥界で活躍していそうだな。
井戸からひょこっと帰ってきそうな気がする^^
2012/11/19(月) 午後 11:10
今度の日曜日25日ですが^^奈良で短歌の吟行会「大和文華館」を見学して後は歌会と食事ですが^^早く終われば六道珍寺辺りへ言ってみようかな^^まだ分かりませんがハイ^^
2012/11/22(木) 午後 10:55 [ f u k o ]
大体六波羅の辺りは応仁の乱の頃は死体置き場だったそうですね^^夜な夜な燐がが燃えて^^怖ろしい所だったそうですね。
2012/11/22(木) 午後 10:58 [ f u k o ]
↑
fukoちゃん、小野篁さんによろしくお伝えください<(_ _)>
お気をつけていってらっしゃい(*^_^*)
2012/11/22(木) 午後 11:12 [ g o m a ]
不狐さん、お盆のとき以外は広い静かな境内ですけど、地下にある鐘とこの井戸は一見の価値ありでしょう。
ここから東(山のほう)は昔から葬送の地でしたから、骸のうえを歩いているようなものです。まあ旧京都市街地は似たようなものですけどね。
2012/11/23(金) 午前 2:22
gomashashaさん、ここの仁王堂にある小野篁像(格子戸の隙間からのぞきこめる)はかなり怖いです^^;
2012/11/23(金) 午前 2:27