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先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 飛蝗(ばった) =
1, 稲穂には バッタのいまだ 動かざる コンバインの音 とまるゆふぐれ
= 芋の葉(いものは) =
2, 蒼き風 大きく含み 芋の葉は ざざざと動き 畑満ちたり
= 涼新た(りょうあらた) =
3, Tシャツを まるくたたんで 涼新た 部屋の奥へと 日射し入りたり
= 夜食(やしょく) =
4, 曲がりたる 茄子を半分 切つてゐる ひとり夜食の 廚の広さ
= 鈴虫(すずむし) =
5, 籠のなか 鳴き始めたる 鈴虫の 胡瓜のうへに ふたつ並びぬ
= 犬蓼(いぬたで) =
6, 川辺には 手持ち無沙汰の 犬蓼が 野良猫集会 今日はないのか
= 寒蝉(かんせん) =
7, 寒蝉の 逝きたる拾ふ 通学路 シャベルはたしか 理科室にあり
・飛蝗(ばった):バッタ科の昆虫の総称。「蟿螽」「螇蚸」などの熟字表記も。和名「はたはた」が古い呼称でここから転じてバッタの語形が生まれたとされる。
・芋の葉(いものは):里芋の葉を指す。一般には「芋」だけを季語として扱うが、その葉に目を向けた句が少なくないので熟語傍題として扱うべきであろう。
・涼新た(りょうあらた):「新涼」の傍題の一つで「初めて涼し」「秋涼し」などとも。夏の季語「涼」に「新た」の詞を加えてしみじみとした涼感を表した。
・夜食(やしょく):本来は秋の収穫期に夜遅くまで仕事を続けた農家があり合わせの材料で作った雑炊などで空腹を凌いだところから秋の季語とされるに至った。
・鈴虫(すずむし):初秋の頃にリンリンと涼しげな声で鳴くところからこう呼ばれる。古くは松虫のチンチロリンの声を鈴音に聞きなしてこちらを鈴虫と称した。
・犬蓼(いぬたで):「赤まんま」「赤のまま」などの傍題でも。初秋の頃花弁のない紅色の花が穂先に密生する。ままごとでこれを赤飯に見なして通称となった。
・寒蝉(かんせん):「法師蝉(ほうしぜみ)」の漢名傍題。「つくつくぼうし」の通称でも。秋冷を覚える時季に鳴き始めるところから「寒」の字を冠して呼ばれる。
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最近の記事は…
「祇園祭-後の祭りだ」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62420031.html
「099:文(廣珍堂)」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62418586.html
「098:濁(廣珍堂)」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62417030.html
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里芋、好物です(^^ゞ
里芋の大きな葉も、霜が降りると、あっと言う間に、まっ黒になって萎びてしまいます。
4のお歌、涙なしでは詠めません(T_T)ウルウル
2013/9/2(月) 午後 11:23 [ g o m a ]
gomaさん、里芋は寒いときに美味しいなぁ。
4,は夜食ですから野菜の味噌汁程度かな、手の込んだイタリアンだったりして(笑
2013/9/2(月) 午後 11:36
茄子の夜食^^ヘルシーな感じ♪
2013/9/3(火) 午後 3:13
アクアマリンさん、夜食は胃にもたれない野菜系がいいでしょう^^
2013/9/4(水) 午前 2:00