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先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 雉・雉子(きじ) =
1, 残りたる 雪に親子の 雉の跡 遠くに声の 響く里山
= 鞦韆(しゅうせん) =
2, 空っぽの ペットボトルを 持つふたり 鞦韆の揺れ いきなり止まる
= 春兆す(はるきざす) =
3, 春物の コートをひろげ 舞うひとは 春兆す夢を ゆふべ見たはず
= 夜の梅(よるのうめ) =
4, 境内は 夜の梅にて 満ちたれど 密かな逢瀬の 足跡もなし
= 春北風(はるならい) =
5, 淹れたての コーヒーつつむ 春北風 指だけ熱い スタバの前は
= 春帽子(はるぼうし) =
6, 草を撫で 土手を抜けゆく 風あれば 春帽子はッと 押さへてをんな
= 磯巾着(いそぎんちゃく) =
7, 春めいた 街はだんだん 軽くなり 磯巾着は 海からあがる
・雉・雉子(きじ):古名「きぎし・きぎす」の傍題でも。「野焼」の火から子を守るために身を挺する親鳥の愛情の深さをいう「焼野のきぎす」でよく知られる。
・鞦韆(しゅうせん):通称「ぶらんこ」の漢語本題。「ふらここ」「ゆさわり」の古語傍題でも。北方民族から中国に伝わった遊具で漢詩では春の風物とされた。
・春兆(きざ)す:「春めく」の傍題の一つで「春動く」とも。同じ初春で別題の「春浅し」よりもさらに春が近付いてきた兆候の感じられる時季に用いる季語。
・夜の梅(よるのうめ):数多い「梅」の傍題の一つ。闇に包まれてもほのかな香りによってその在処が知られることを詠んだ古今集歌の趣向を俳諧に導いた季語。
・春北風(はるならい):「はるきた」の読みもあり「黒北風(くろぎた)」の別名でも。冬の「北風(ならい)」に「春」を冠して三春の季語として仕立てたもの。
・春帽子(はるぼうし):別題の「冬帽子」「夏帽子」がそれぞれ寒暑に対処する実用性が高いのに対して、春にかぶる帽子は装飾性に重きを置くものが多い。
・磯巾着(いそぎんちゃく):海の岩場などに棲息する無脊椎動物。菊の花びらのような触手が刺激を受けると巾着のように口をすぼめるところからこの名が出た。
最近の記事は…
「突発性難聴にクラシック」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62706884.html
「自販機コーヒー130円に」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62705487.html
「パコ・デ・ルシア亡くなる」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62704326.html
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ひろちん さん、おはようございます。
2と3が特に好きですね。
鞦韆は漢詩にも出てきますね。実際に使ったことはないですが。。。春の季語なのですね。コートが揺れるほどの風も、春の到来を示しますね。
今日も療養しながらマイペースで学んでいきます。
ひろちんさんも良い火曜日の一日をお過ごし下さいね。
ナイスを押しておきます。
2014/3/4(火) 午前 6:40
玄齋さん、鞦韆は初めて知りました、漢語ということはブランコのようなものはかなり古くからあったのでしょうね。
2014/3/4(火) 午後 2:04
今晩は^^ 6, 草を撫で 土手を抜けゆく 風あれば 春帽子はッと 押さへてをんな
良いですネ^^
2014/3/4(火) 午後 11:59 [ f u k o ]
fukoさん、ありがとうございます^^
2014/3/5(水) 午前 1:35
2,6が好きです。空っぽに詩がありますね。はっともユーモア感じます。
2014/3/5(水) 午後 10:46 [ enotomo70 ]
enotomo70さん、6,は動作を表すオノマトペを考えていたら奇妙な掛詞になってしまいました^^
2014/3/6(木) 午前 1:47