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先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 花筏(はないかだ) =
1, 花筏 降り来る雹(あられ) 受けとめて 溶かす刹那に 紅ふくらめり
= 忘れ霜(わすれじも) =
2, 忘れ霜 すでに消えたる 灌仏会 境内駆くる 園児のお菓子
= 山桜(やまざくら) =
3, いにしへの ひとの声かも 山桜 過ぐる風もて 温きこと知る
= 花過ぎ(はなすぎ) =
4, 花過ぎの 絨毯わづか 薄墨に 踏みし足へと 水の伝はる
= 花苺(はないちご) =
5, てのひらに 花苺のせ まぶしさを 身体に含む まるき背のひと
= 春の汗(はるのあせ) =
6, 花びらは 春の汗もて 肌に添ひ 白き衣の 舞ひ上がるなり
= 抱卵期(ほうらんき) =
7, 俺の肩 じつて見てゐる 抱卵期 玉子で産むと スカートを撫づ
・花筏(はないかだ):「花」の派生季語の一つ。水面に散り敷いて漂う桜の花片を筏に見立てたもの。なおこの名で呼ばれるミズキ科の樹木もあって紛らわしい。
・忘れ霜(わすれじも):「別れ霜」「名残の霜」などとも。晩春の時季に降る霜。寒さを忘れた頃に降るところからこの名があり農作物に思わぬ被害を与える。
・山桜(やまざくら):「犬桜」「吉野桜」の別名も。本来は特定の品種の呼称にあたるが詩歌の世界では「里桜」に対して山などに自生する桜を指すことが多い。
・花過(はなす)ぎ:「花時」の傍題の一つ。桜の花が見頃を過ぎて散り始めた時分をいう。枝に残る花と樹下に散り敷いた花が花盛りとは異なる景観をもたらす。
・花苺(はないちご):「苺の花」の傍題の一つ。ハウス栽培が普及して季節感が薄れたが、露地物の苺は晩春に白い花を咲かせた後初夏の時季に果実を結ぶ。
・春の汗(はるのあせ):「春暑し」の傍題。「汗」単独では三夏の季語であるが、この時季には初夏を思わせる陽気になることがあるので「春」を冠して用いる。
・抱卵期(ほうらんき):「小鳥の卵」「雀の卵」などの傍題でも。この時季に繁殖期を迎える野鳥は巣作りに励んだ後に卵を抱いて雛を孵す準備を始める。
最近の記事は…
「車内販売なくなる」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62773758.html
「002:飲(廣珍堂)」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62772173.html
「天保山より低い山」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62770860.html
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おはようございます。
1・2・4がいいなと思いました。花筏に忘れ霜、植物関連も多いですね。淡墨桜というのもありますね。抱卵期は起業や科学技術のことも詠めそうだなと思いました。
ナイスを押しておきます。
2014/4/16(水) 午前 9:17
玄齋さん、うちには野鳥もたくさん来るのですが種類がわからない、抱卵期に餌を取りに出ているものもありそうです。
2014/4/16(水) 午後 0:42