|
先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 寒苺(かんいちご) =
1, 白うさぎ 寒苺へと 鼻触れて たちまち雪に 薄き陽の降る
= 雪沓(ゆきぐつ) =
2, 雪沓の 軽い粉雪 払いつつ 小柄な女子は おはようと笑む
= 一文字(ひともじ) =
3, 作業所の 少年の顔は 影のまま 今朝収穫の 一文字を売る
= 霧氷(むひょう) =
4, 木戸を開け 霧氷の降るを 知る夜明け 冬の星座は すでに落ちたり
= 梅探る(うめさぐる) =
5, 鄙びたる 里へのバスに 梅探り 窓を一段 ガチャリと開ける
= 北颪(きたおろし) =
6, バス停で ひとり佇む 女生徒は 細い脚にて 北颪蹴る
= 野施行(のせぎょう) =
7, 野施行に 大根の葉の 青を置き 明るき山を ゆつくり下る
・寒苺(かんいちご):「冬苺(ふゆいちご)」の傍題。山地に自生する野イチゴの一種で冬に小さな実を付けるところからこの名が。温室栽培の苺とは種が異なる。
・雪沓(ゆきぐつ):雪道を歩くための沓。藁を編んで作られるところから「藁沓」の傍題でも。今日では実用品としてよりも観光土産にその姿を留めている。
・一文字(ひともじ):晩冬の季語「葱(ねぎ)」の古語傍題。ネギは古代から栽培されており、かつては一音でキと呼ばれていたところからこの呼び名が生まれた。
・霧氷(むひょう):これを霜や花に喩えた「樹霜(じゅそう)」「霧の花」などの傍題でも。寒冷地の霧が氷点下で樹木や枯れ草などに白く凍り付いたものをいう。
・梅探(うめさぐ)る:「探梅」の和語傍題。単独の「梅」や「梅見」などは初春の季語になるが、こちらは早咲きの梅を求めて山野に入ることをいう晩冬の季語。
・北颪(きたおろし):季を問わず山から吹き下ろす風をいう「颪」に方位名を添えて三冬の季語に転用したもの。浅間・筑波・六甲などの山名を冠した傍題も。
・野施行(のせぎょう):「寒施行」の傍題で「穴施行」などとも。貧窮者や難民に食物を施す風習があったのを寒中餌の乏しくなった野の獣などに及ぼしたもの。
- - - - - - -
最近の記事は…
「鈴木奈穂子アナの○○」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63247906.html
「男が思う理想のバスト」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63246498.html
「イスをベッドにした映画館」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63245184.html
|
2と5が好きです.雪をはらう小柄な女子は学生時代の風景ですか。梅を求めてバス旅いいですね。
2015/2/3(火) 午後 11:16 [ enotomo70 ]
enotomo70さん、2,は小学校の頃の記憶です、もちろんゴム長靴でしたけど。
梅の名所行きのバスは恐ろしく混んでいたりします^^
2015/2/4(水) 午前 1:00