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先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 梅見茶屋(うめみじゃや) =
1, 熱い茶に 添えられてきた 春憂に 霞濃くなる 梅見茶屋なり
= 猫の妻(ねこのつま) =
2, 雨なれど ビルの谷間に 猫の妻 最終電車が 過ぎる音する
= 青饅(あおぬた) =
3, 青饅が ボウルのなかで 揺れている 若い香りを 菜箸は知り
= 淡月(たんげつ) =
4, ぬばたまの 夜の重さが 消えてゆき 淡月が撒く カスタードクリーム
= ぬくし =
5, ひろげれば 洗濯物の 水ぬくし 落ちないシミも 滑らかに揺れ
= 二月果つ(にがつはつ) =
6, 冬野菜 積まれた店も 二月果つ ポイントカードは お持ちでしょうか
= 春夕(はるゆうべ) =
7, ハードカバーの 重さも忘れ 春夕 一行進み 一行戻る
・梅見茶屋(うめみぢゃや):初春の季語「梅見」の傍題。観梅に訪れる人に飲み物や軽い食事などを供する茶店をいう。足を休める間に句を浮かべる楽しみも。
・猫の妻(ねこのつま):「猫の恋」の傍題の一つで「春の猫」などとも。初春の交尾期に雄猫が雌猫を求めて夜歩きをすることをいう「猫の妻恋」から出たもの。
・青饅(あおぬた):「分葱(わけぎ)」など春の青野菜を軽く茹でて酢味噌で和えたもの。貝の剥き身などを加えることもある。鮮やかな青が春の到来を告げる。
・淡月(たんげつ):「朧月(おぼろづき)」の漢語傍題。本題の「朧」を言わずに春の空に滲む月の姿を「淡」と捉えた。秋月の明澄さとは対照的な薄明の美しさ。
・ぬくし:三春の季語「暖か」の傍題の一つ。類義語「あたたかし」よりも俗談めいた印象があるがそれがかえって暖かみを身近に感じさせる効果をもたらす。
・二月果(にがつは)つ:「二月尽(にがつじん)」の傍題で「二月尽く」「二月逝く」などとも。日数が最も少ないこともあってこの月は瞬く間に過ぎ去ってゆく。
・春夕(はるゆうべ):「春の夕(はるのゆうべ)」の傍題の一つで「しゅんせき」の漢語形も。「遅日」の別題もあるようにこの時季は日没時が遅く感じられる。
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最近の記事は…
「青春18きっぷが北陸で使えない」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63287264.html
「お坊さんのバー」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63286035.html
「空中ガラス展望台」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63284849.html
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こんにちは。
3・5・7が良いなと思いました。「青饅」、始めて覚えた言葉です。
クリーニング屋さんなら取ることの出来るシミもありますね。
ハードカバーは持ち歩くときは全体の荷物を軽くします。
基本的にペーパーバックが多いです。
ナイスぽちです。
2015/3/2(月) 午後 4:19
みないいですね、1,4,7が特に、1は横浜三景園の梅を思い出しました。4のカスタードクリームは素晴らしい。7も同感。
2015/3/2(月) 午後 11:30 [ enotomo70 ]
玄齋さん、青饅は大人になって好きになる人が多いようです、あっさりした酢味噌は子供には向いていないのかも。
ハードカバーは重いし場所もとるので私も基本は文庫本ですが、文庫は旧仮名遣いのものは少ないのが難です。
2015/3/3(火) 午前 0:33
enotomo70さん、梅の名所は多くありますね、この時期は熱いものが欲しい。
カスタードクリームは字余りなのですが、色合いと甘さでこうしました。
2015/3/3(火) 午前 0:39
2の歌にナイス^^猫が恋をするきせつですね^^
2015/3/3(火) 午前 1:11 [ f u k o ]
fukoさん、うちの周りでもそろそろニャーギャーと^^
2015/3/3(火) 午前 1:17