|
先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 暑気中り(しょきあたり) =
1, 風までも 虚ろに流れ 暑気中り 横断歩道は 歪んだままだ
= 小雀(こがら) =
2, くちばしを 空に向けつつ 小雀鳴き 今日も一日 季節はすすむ
= 遠花火(とおはなび) =
3, 暗闇に 肩をならべて 遠花火 指先の距離は 戸惑っている
= 広島忌(ひろしまき) =
4, 語り部の 年齢を知る 広島忌 語尾のつよさよ 戦争はダメ
= 秋を待つ(あきをまつ) =
5, 今日もまた 日暮れは早く なったのか 秋を待ちつつ おろおろ帰る
= 今朝の秋(けさのあき) =
6, 風鈴を 軒に戻して 今朝の秋 蝉が一匹 落ちた縁側
= 桔梗(ききょう) =
7, 桔梗から 五芒星へと 変わります 晴明神社の 幽体離脱
・暑気中(しょきあた)り:「暑さ負け」の傍題でも。別題の「夏痩せ」「夏負け」よりも切迫感がある晩夏の病態季語。最近は「熱中症」がすっかり定着した。
・小雀(こがら):「四十雀」「山雀」などと同じシジュウカラ科の小鳥。同族の中ではもっとも小さく、頭部が黒いところから「鍋かぶり」の異名で呼ばれる。
・遠花火(とおはなび):晩夏の季語「花火」の数多い傍題の一つ。遠くの夜空に打ち上げられた花火は、かすかな追憶をたどるように次々に開いては消えて行く。
・広島忌(ひろしまき):「原爆忌」の傍題。1945年の今日広島に米軍機が投下した原爆により無数の非戦闘員の命が奪われた。世界が忘れてはならないこの日。
・秋を待つ(あきをまつ):「秋近し」「秋隣(とな)る」「秋迫る」などの別題も。耐えがたい夏の暑さが終わって早く秋が来て欲しい願いの籠もる晩夏の季語。
・今朝の秋(けさのあき):二十四節気の一つ。本題「立秋」の朝を指す傍題で「今日の秋」とも。まだ秋の実感はなく「秋分」までは「残暑」の日々が続く。
・桔梗(ききょう):古名「きちかう」の他「おかととき」の別名傍題も。キキョウ科の多年草で七〜八月にかけて紫や白の花を付ける。根茎は漢方の薬種にされる。
- - - - - - -
最近の記事は…
「長崎原爆の日」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63508737.html
「六道まいり始まる」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63507512.html
「026:湿(廣珍堂)」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63506300.html
|
③手をつなぎたい〜。勇気が〜。
2015/8/10(月) 午後 8:08
こんにちは。
4・6・7が好きです。
被ばくしたのが中学生でも、既に八十歳を超えていますね。
蝉が落ちる、季節の移り変わりを感じます。
桔梗の花から確かに五芒星がイメージできますね。
ナイスぽちです。良い月曜日の夜をお過ごし下さい。
2015/8/10(月) 午後 8:08
DORAさん、ドキドキして繋げないまま〜というのが青春なのかもねえ^^
2015/8/10(月) 午後 8:32
玄齋さん、晴明神社の五芒星は桔梗からデザインされたようです。境内は明るいのですが何が起きても不思議でないような場所です。
広島忌は季語でときどき出るのですが長崎忌は見たことがない。
2015/8/10(月) 午後 8:35
京都は38度にもなるとか、これでは暑気あたりしますね、私は36度位は経験ありますが。
おろおろ帰るは雨にも負けずを思い出します。この暑さに最適な表現ですね。
2015/8/10(月) 午後 11:12 [ enotomo70 ]
enotomo70さん、今年は39度を超えた日がありました、もちろんエアコンの効いた部屋に篭っていましたけれども。
“おろおろ”はもちろん宮沢賢治の雨ニモマケズからです、オノマトペでも非凡で急所を捉えたようなところがありますね。
2015/8/10(月) 午後 11:39