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先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 春の鵙(はるのもず) =
1, 青春の 声の高さよ 春の鵙 共学の門 放課となりぬ
= 浅蜊汁(あさりじる) =
2, 塩加減 きみと合わない 浅蜊汁 ぼくはやっぱり 濃いめに作る
= 春の野(はるのの) =
3, あと少し セーラー服を 着ています 春の野の風 襟に受けつつ
= 孕鹿(はらみじか) =
4, バンビがね お腹にいるの 孕鹿 見てみたいなと 少女の瞳
= 白子干す(しらすほす) =
5, 透明な 潮風のなか 眠りたる 白子干す浜 人影も消ゆ
= 蓬萌ゆ(よもぎもゆ) =
6, 道端に 蓬萌ゆるを 眺めゐる 妹の息は すでに菓子なり
= 春の闇(はるのやみ) =
7, コンビニで買ってくるわと春の闇 今からうぐいす餅を食うのか
・春の鵙(はるのもず):三春の季語。単独では三秋の季語の「鵙」に「春」を冠して当季に用いる。繁殖期を迎えた雄は秋と異なる優しい求愛の囀りをする。
・浅蜊汁(あさりじる):三春の季語「浅蜊」の傍題で「浅蜊飯」と並ぶ生活季語。調理に手間が掛からず貝の身と出汁を合わせ賞味できるので家庭料理には好適。
・春の野(はるのの):三春の季語で「春野」「弥生野」などの傍題でも。春の訪れを待ち望んでいた人々は野に出て若菜を摘んだり鳥の声に耳を傾けたりしてきた。
・孕鹿(はらみじか):三秋の季語「鹿」は秋の交尾後七、八箇月を経た五月から七月頃にかけて出産するが、この時季には仔を宿した腹が目に付くようになる。
・白子干(しらすほ)す:三春の季語「白子干(しらすぼし)」の動詞形傍題。鰯の稚魚をさっと釜茹でにした後、乾燥用セイロの上に拡げて軽く日干しにする。
・蓬萌(よもぎも)ゆ:「蓬」の傍題の一つ。本題は春三期に亘る季語であるが、こちらはそれが芽を出す時季の事象。若葉の高い香りを賞味するのに喜ばれる。
・春の闇(はるのやみ):「春闇」の傍題でも。春の夜の闇は梅の花の色こそ隠したものの香は隠せないと詠んだ、古今集所収歌に基づく伝統的な三春の季語。
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最近の記事は…
「季語短歌16-2-22」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63755025.html
「題詠100★2016」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63748751.html
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今晩はです^^
あさり汁ですか^^少し濃いめが・・・共感いたします^^
2016/2/29(月) 午後 9:48 [ f u k o ]
fukoさん、健康のためには薄味のほうがよい?^^
2016/3/1(火) 午前 1:27
あさりの味がよく出た味噌汁を食べたい。鶯餅もいいです。
2016/3/1(火) 午後 0:43 [ enotomo70 ]
enotomo70さん、こちらでは美味しいアサリを探そうとしたら大きな市場まで行かなくてはなりません、海の近いところがうらやましい。
2016/3/1(火) 午後 5:42
塩加減ですか、現在毎食後に薬として塩を飲んでいます。
食事では塩分は普通に取っています。
梅の香りが隠せない春の闇、素敵な季語があるのですね。
ナイスぽちです。良い土曜日の夜をお過ごし下さい。
2016/3/5(土) 午後 8:15
玄齋さん、素材の味を楽しむにはやはり薄味でしょう、繊細な味覚も必要か^^
春の闇は嗅覚に絞った季語ですが、梅の視覚的イメージがどうしても付随するというのが興味深い。
2016/3/6(日) 午前 4:14