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先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
= 臘梅・蝋梅(ろうばい) =
1, 光沢は いまだ流れず 臘梅の 春の香さへも 閉じ込めてゐて
= 手足荒る(てあしある) =
2, 相次いで ソックスの踵 破れても 手足の荒れの せいにしておく
= 牡蠣剥く(かきむく) =
3, 大雪に 冷たき水の 牡蠣剥く手 硬き指なら 神託あらん
= 春を待つ =
4, ふるえつつ 鍋もの売り場で 春を待つ 雪のないのが せめての救い
= 追儺(ついな) =
5, 追儺の夜 篝火に浮く 隣人の 笑みの細さに 仲間だと知る
= 立春 =
6, 浅野川 雪のふところ 深くして 立春知らぬ 雪女佇つ
= 堅雪(かたゆき) =
7, 堅雪の上でぴょんぴょん跳ねている 華奢な身体が子供のように
・臘梅・蝋梅(ろうばい):「唐梅(からうめ)」の傍題も。名の由来は臘月(陰暦十二月)に花を開くからとも、蝋細工のような色合の花を付けるからともいわれる。
・手足荒る(てあしある):他の身体部位を「手足」で代表させたもので「顔」「肌」「指」などを用いてもよい。寒さに空気の乾燥が加わるので冬は皮膚の大敵。
・牡蠣剥く(かきむく):「牡蠣割る」とも。「牡蠣」そのものも冬の季語だが、寒さに耐えながら慣れた手つきでその分厚い殻を剥く作業を冬の生活季語とした。
・春を待つ(はるをまつ):「待春(たいしゅん)」の漢語形でも。類題に「春近し」「春隣(はるとなり)」などもある。寒さは続くものの春の訪れはやはり嬉しい。
・追儺(ついな):「なやらい」「鬼やらい」などとも。古くは大晦日の宮中行事であったものが民間に広まり、豆撒きの形で二月の節分に行われるようになった。
・浅野川;金沢市内を流れる河川。
・堅雪(かたゆき):「雪泥(せつでい)」の傍題も。解けかかった雪が夜の冷気で再び硬く凍り付いた状態をいう。「雪」字を含みながら冬季ではない季語の一つ。
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