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(1)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/61560360.html
よりつづく
( 2 )
ぼくが「中南米ってどうかな、遺跡や観光地もあるし、ほら欧米にな
い造形や色づかいの衣装の文化があるだろう、きれいなビーチのとこ
ろもあるしさ」
佐藤さんが「わっ、ひろくん、ナイスアイデア、中南米のファッショ
ンは研究の価値があるわ」
滝島先生が「マチュピチュもあるわねー」
ということで行き先はペルーに決まった。
アンデスの山岳地帯である、テレビで見ただけだが衣装のデザインは
インカ帝国の名残を感じさせる独特の鮮やかさと素朴さがある。
現地のひとの顔立ちも幾分浅黒いが日本人と共通するものがある。
ただビーチはない、女子の水着は断念するか。
プロジェクトのほうはまさかペルーが出るとは思っていなかったらし
く、契約している保養所はない。
そこで一軒家を数日間借りてくれるという、つまり自炊である。
このほうが現地の文化に触れられて楽しいかもしれない。
言葉はスペイン語である、二ノ瀬さんによるとイタリア語に似ている
のでちょこっと勉強してあとは辞書でなんとかするという。
それに南米のスペイン語は日本人には聞き取りやすいらしい。
裁縫部(高校)の女子三人も「行きたーい、連れてってー」である。
ただし移動手段の電話ボックス(行き先限定-どこでもドア状態)は
秘密なので、移動中は目隠しをしてもらうという。
まあ大丈夫だろう。
一週間ほどの旅だがペルーまでの移動時間はゼロに等しい、普通に行
ったら片道で最低一日半はかかる。
子供達は保育係と親にお願いすることにする。
まあ、毎日子供の顔を見に電話ボックスでちょこっと戻ってくるかも。
ぼくたちがワイワイガヤガヤと狭い電話ボックスに無理矢理入って移
動した先は、インカ帝国の首都だった“クスコ”という町だった。
与えられた現地の家は現地のやや古い民家という感じ。
ぼくたち夫婦5人+裁縫部(高校)女子3人が過ごすには問題ない広さ
だ。
(3)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/61563296.html
につづく
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http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/61560347.html
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