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以前、円周率を『3ぐらい』と教えることに対して、
「ゆとり過ぎる、円周率は『3.14』だろ」という声が多くあった。
でも、何故“3.14”なのか答えられるひとは少なかろう。
円周率はπ = 3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …
である。
これは有効3桁という考えなのか、小数点以下第2位未満四捨五入なのか?
円周率にどういう数値を使うかは…必要な精度による〜そりゃそうだ。
小学校算数ではどれぐらいの精度が必要なのでしょうね?
3.14で計算して小数点以下の処理はどの程度するのか?
3桁のかけ算の練習をさせるためとも考えられますね。
私が日常生活で使うのは『3ちょっと』である。
直径1メートルのドラム缶を紐で縛るなら3メートルちょっと+縛るため
の部分=の長さが必要。こういう計算。
3,14なんて絶対使わないし、電卓がないと無理。
というのも先日「建築工学の様々な基準値はどう決められたか?」
という記事を読んだ。
1,最初にその単位で測った。
2,実物実験、被害実態。
だいたいこのふたつ。
さらに、電卓やコンピューターが一般化するまでは、足し算引き算は
そろばん、かけ算割り算は計算尺という道具であった。
計算尺は有効数字はせいぜい2桁である。
3.14なんて正確に取れない。
少なくとも建築構造力学においてはほとんど2桁で足りる。
実際の工事の誤差を考えればたしかにそのとおりである。
今のコンピュータは律儀にやたら大きな有効桁数で計算を続ける、
しかしこれで出た値が数学上正解でも、工学上の適正値であるかは
別である。
よく検定値が“1.0”以上ならそれでいいじゃないか、ギリギリ1.0に
設計しろというひとがいる。
そんな簡単なものではない。
ある程度習熟した技術者は、もっと全体を見ている。
もう少しいえば『力』という見えないもの(見えませんよね)の流
れを経験的に見る(イメージする)ことが出来る。
工学(物理学)の計算というのは、そのイメージが正しいかの確認
の一部に過ぎない。
写真は-計算尺(ポケットサイズ)
比例配分などは電卓より遥かに早く簡単。
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「南米ペルーの秘密(1-10)」裁縫部・アンド・ぼく-シリーズvol.45
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