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【 四月の思い出(Youtube) 】
http://youtu.be/eBOcL5Xrw_0
【 I Should Care(Youtube) 】
http://youtu.be/0D9dNBaU4XY
パド・パウエルはモダンジャズ・ピアノの始祖ですからたいへんな
巨人です。
その絶頂のときの録音がこの『バド・パウエルの芸術』
A面が1947年、B面が1953年の録音ですが、A面がモダンジャズ
におけるピアノ奏法を初めて記した、歴史的名演奏として重要。
1953年の録音では超人的な閃きを失いつつあります。
Youtubeからの2曲もそのA面のもの。
『四月の思い出』のコードチェンジの広がり。
『I Should Care』の哀愁と豊かなバラード表現。
ただ録音状態は良いとはいえません。
〜というよりもっと深刻な問題があるのです。
録音テープを普通の機械で再生すると実際より“速く・音程が高い”
ものになるのです。→そのままレコード化された。
(つまり録音時にテープがゆっくり回っていた?)
絶対音感のあるひとやジャズピアニストが「こりゃ変だ」という
ことで、テープのスピードを調整したものが出ました。
私が持っているレコードは補正したもの。
音程が半音ほど違うそうです。
半音というと調性がひとつずれますから印象はかなり変わるはず。
ところがCDの時代になって、また未調整のまま録音テープから変
な音程とスピードのまま発売されてしまったらしい。
その後CDでも修正されたのか不明、購入の際には注意したいとこ
ろだが、素人には確かめようもない。
某巨大掲示板では修正されていないような書き込みがある。
Youtubeの演奏は狂ったままの音程・速さだと指摘する声もあり
ました。確かに私のレコードより速い感じがする。
収集家には頭の痛いところ。
でも、絶対の『名盤』(A面だけで)
バド・パウエルでいちばん売れているのは、
「シーン・チェンジズ」(クレオパトラの夢)です。
超名演奏と売れ筋が違うというのはよくあること。
この『クレオパトラの夢』のテーマは有名な『枯葉』の流用だと
言われています、聞いてみると…なるほど〜。
http://youtu.be/jKVSmeI8bbQ
しかしこの次の時代に、このテンポでビル・エヴァンスの『枯葉』
の決定的名演が出ることを考えると、意外と意味がある演奏かも。
(ビル・エヴァンスも初期はバド・パウエル風の演奏が見られる)
HMV(CD販売)↓でも速度の問題で評価が下がっているようです。
http://p.tl/zQqh
ジャズの名盤シリーズ一覧はこちら↓
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「山科工業所(1-3)」裁縫部・アンド・ぼく-シリーズvol.53
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