|
【 doo-bop 】
YouTube↓で聴いて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=6hoPqFiH6sg
1991年録音
これはマイルスが亡くなった後に作られたアルバムである。
マイルスは次の一手として“ラップ”との融合を考えていた、
ラップに関しては以前の作品でも少し取り入れていた。
そこで相手に選んだのはイージー・モ・ビーである。
1991年の初めに録音セッションが行われたがアルバムひ
とつ分を完成させるにはまだ何回か録音が必要だった。
マイルスはこの後ヨーロッパー・ツアーがあって、それが
終わってから続きの録音セッションをしよう、と考えてい
たのだろうが、ヨーロッパから帰国後体調を崩し、そのま
ま亡くなってしまった。
そこでイージー・モ・ビーは、1回目の録音とその時期に
録音してあった他のセッションの録音を元に、ひとつの
アルバムに作り上げた。
今回はイージー・モ・ビーがプロデューサーとして立派
なアルバムを作ったのである。
マイルスはテオ・マセロ、マーカス・ミラーなど優れた
プロデューサーに恵まれていた。
全体にリズムはラップであるがラップの声が入るものと
そうでないものがあるのは、別セッションによるものだ
ろうか。
もっともマイルスのトランペットは独立したトラックの
テープが作られていたはず、そうでないとこういう曲は
編集出来ないだろう。
こうやって複数のセッションの録音を混ぜているものの、
全く違和感が無く統一された印象を受ける。
1991年秋、マイルスは肺炎でこの世を去った。
当時の映像や周囲の話をによると相当に痩せていたそう
なので、持病の糖尿病で栄養が上手く廻らなくなってい
たのかもしれない。
マイルス・デイヴィス最後のアルバムだが、悲しい感じ
など全くない、マイルスは常に前向きであった。
マイルスがラップの次に狙っていたものは何なのか?
そんなことまで感じさせる野心的なアルバムである。
- - - - - - -
最近の記事は…
「003:育(廣珍堂)」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62776805.html
「季語短歌14-4-14」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62775305.html
「車内販売なくなる」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/62773758.html
|