ひろちん。のBLOG

西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。

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季語短歌18-11-26


  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。



 1,  = 小春(こはる) =

 小春だとひらひらピンクの服を着ていちにちずっと俺のアパート


 2,  = 鴨(かも) =

 自主練の少女は立ち止まつてゐるつがひの鴨の触れ合ふところ


 3, = 葱(ねぎ) =

 葱鍋を食つて騒げる下宿生故郷の便りはまたたくに消え


 4,  = 小雪(しょうせつ) =

 本を持つ手はいつのまに冷えてゐて外のみぞれが呼びし小雪


 5,  = 木守(きまもり/こもり) =

 低き陽にいよいよ艶を増す木守 下校のカップル寄り添う道は


 6,  = 滑子(なめこ) =

 滑子取る里の林に雪は降り我の足跡は迷うがごとし
 

 7,   = 蒲団(ふとん) =

 遠慮がちに俺の蒲団に入りくる冷たい足を抱くだけである



・小春(こはる):「小六月(ころくがつ)」「小春日」などとも。寒さの前にしばらく穏やかな日和が続くことをいう初冬の時候季語。中国の『荊楚歳時記』に「十月ハ…春ニ似ル。故ニ小春ト曰フ」とある。

・鴨(かも):三冬の生類季語。冬に渡来する水鳥の中でも特に馴染みが深いのは「鴨打ち」「鴨舟」「鴨鍋」などが示すようにその肉が美味であることに負うところが多い。

・葱(ねぎ):三冬の植物季語で、植栽の姿から出た「根深(ねぶか)」や隠し言葉に当たる「ひともじ」などの別名のほか、「葱洗う」「根深引く」などの生活傍題でも。晩冬の季語とする歳時記もある。

・小雪(しょうせつ):二十四節気季語の一つ。「寒いまだ深からずして雪いまだ大ならざる」(年浪草)ところからこの名が出たとされる。暦の上では今日から初冬の後半に入る。

・木守(きまもり/こもり):三冬の植物季語で「子守柿」「子守柚子」などの個別傍題を用いることが多い。翌年の豊かな実りの祈願や小鳥への施行として、果実を枝先に残す風習。

・滑子(なめこ):三冬の植物季語。「滑茸」「冬茸」の別名や「滑子汁」の生活傍題でも。現在では季と関わらない栽培物が出回るようになったが天然物は晩秋から冬にかけてブナの倒木などに生える。

・蒲団(ふとん):三冬の生活季語。フ(蒲)もトン(団)も宋音読みで、鎌倉期に座禅などに用いる蒲(がま)の葉で編んだ円座を指したのが近世以降冬の寝具の名称に転じ、近代には「布団」の表記も生まれた。

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