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西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。

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季語短歌19-4-1


  先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。



 1,  = 摘草(つみくさ) =

 摘草の名残の土をつけたまま少女の声はひかる「ただいま」


 2,  = 鶯(うぐいす) =

 鶯はやはり声のみ夢のなか都会のノイズにひとは滲みて


 3, = 接木(つぎき) =

 幾度も接ぎ木を試す父の背の広さ思へば春のまぶしさ


 4, = 風光る(かぜひかる) =

 風光る夢の誘ひや桜花われ先と散る影のしづけし


 5, = 連翹(れんぎょう) =

 買い物の道で連翹といふ名を母より知りし腰巾着ゐき


 6, = 田螺(たにし) =

 陽光と水の下にて接吻の揺らめきとなる田螺がふたつ
 

 7, = 花種蒔く(はなだねまく) =

 園芸部が花種を蒔く中庭に一年男子が謎の参戦



・摘草(つみくさ):三春の生活季語で「草摘む」の動詞形や「芹」「土筆」「繁縷(はこべ)」などの植物季語に「摘む」を合わせた傍題も。春の野に出て若草を摘むのは万葉集以来の伝統的風習。

・鶯(うぐいす):三春の生類季語で「春告鳥」「花見鳥」などの異名傍題も。二月頃の「初音」から次第に雄の声音が整い、縄張り宣言にあたる優雅な囀りを聞かせて四月頃山に帰る。

・接木(つぎき):仲春の生活季語。結実をよくしたりするために植物の再生作用を利用して枝芽の「接穂(つぎほ)」を幹となる「砧木(だいぎ)」に接合させること。彼岸前後に行われることが多い。

・風光(かぜひか)る:三春の天文季語。やわらかい春風がうららかに吹き渡ると眼前の風景も揺らぎ輝くように思われる。見えないはずの風の動きを視覚的にとらえた春の基本季語。

・連翹(れんぎょう):仲春の植物季語で「いたちぐさ」の和名傍題も。三月から四月にかけて黄色の筒状花が細枝に沿って開く。実や花は古くから生薬として利用されてきた。

・田螺(たにし):三春の生類季語。淡水に棲む巻貝の総称。ニシ(螺)は小形の巻貝を指す古語で、田の泥に棲むところからこの名が。かつては動物性蛋白源として大事な存在であった。

・花種蒔(はなだねま)く:仲春の生活季語。単独の「花種」や例句のように個別の花名に「種(を)蒔く」を添える使い方も。夏から秋に花の咲くものはこの時季に種蒔きを行う。

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