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【 直下型地震で超高層ビル倒壊のおそれ 】 NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150118/k10014774561000.html
これも津波と似たようなもので、
『どれくらいの規模のどのようなものを想定するか』
であります。
現状の安全計算は模擬地震波を使い、コンピュータで瞬間
瞬間の力の状態(釣り合い状態)を調べています。
問題はこの計算に使う地震波(地震の揺れ)のパターンが、
何処に建つどんな超高層ビルでもほぼ決まっていること。
2〜3種類(阪神淡路の神戸海洋気象台のデータもある)
このシミュレーション用地震波には“長周期の揺れが長く続く”
という想定で十分と言えない〜かもしれないこと。
それを補う“実際に揺れた地震波の記録(使えるもの)”がい
まだに少ないこと。
いろいろ問題があるのです。
大阪の上町(うえまち)断層が動いたら地面がどういうふ
うに揺れるのか?
これもひとつの想定でしかありません。
しかし、こういう想定が出て来るということは、超高層ビ
ルにおいても検討方法の見直しが必要になるでしょう。
実際に東日本大震災のときは首都圏の超高層ビルが大きく
長時間に渡って揺れ続けたわけですし。
国土交通省や関係機関はすでに見直しに着手しているよう
ですが、実際に設計のガイドラインとしてまとまるのはい
つになるか。
設計用の地震波を作るのは簡単ではないようです。
その土地ごとの特性というものがかなりあるはず。
それと、既存の超高層ビルが計算でアウトになったとき、
補強改修で処理出来るのか、出来ないビルの価値はどうな
るのか。
社会的にも大きな問題が生じるでしょう。
記事にある『ダンパー』というのは最近の超高層ビルには
かなり使われており、揺れが大きくなることを抑制し、揺
れが早く収まるように工夫されています。
中層ビルの耐震改修でも使われることがあります。
でも、こんなふうに倒れたら…怖すぎる。
建物が倒壊するのはほぼ100%設計者と施工者の責任。
命を預かる建物の設計・施工というのは“間違えた・想定外”
が許されない。
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最近の記事は…
「新耐震基準でも木造で耐震不足」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63230247.html
「季語短歌15-1-19」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63228679.html
「阪神淡路大震災への挽歌」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63227174.html
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