|
【傾いたマンション、別の3棟でも支持層に届かず】
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141129-00000017-jnn-soci
以前にも書いた問題ですが。
地盤の支持層(固い地層)に『杭の一部が達していない』
〜つまり支持層に届いているものもあるワケでしょう。
事前のボーリング調査を何ヶ所どの位置で行うか。
これは一定の目安はあるのですが、地層が大きく傾斜し
ている場所も多い。
盛土で埋めたところだと、池や崖の跡などで支持層の深
さもかなりうねっていてなかなか難しい。
ところがそこまで慎重に調べるケースは少ない。
☆ 以下は、私の想像です、事実はわかりません ☆
設計者は、
近隣のボーリングデータ(地質調査会社が自前のデータ
で持っている)を見て。
「ま、これぐらいの深さで、○○平方メートルの敷地だ
から△箇所が標準だな。
地質調査会社は、
「はい、指示どおりに調査しました。
一応、所見は付けておきますが、それ以上はうちの責任
じゃないし」
設計者、
これが地盤についてはあまり知識は深くない。
「うん、これぐらいまで杭入れれば大丈夫だろう」
工事現場は、
杭の先端が支持層に達しているかを判断して、設計者に
問題をフィードバックできる知識・経験のあるひとは少
ない。
もし気がついたとしても、開発会社とゼネコンは、
「工事期限がギリギリなんだぞ、杭で設計変更なんかし
てたら間に合わない、見えない場所だし、何とかしろ」
現場と設計者、
開発会社は神様です〜期限までに作らないと違約金です、
「ま、大丈夫なんじゃないか」
→そのままやっちゃう。
出来上がった、
「え、傾いてきたって……」
☆
ひとにもよりますが、1/1000ぐらい傾いていると、
(1メートルで1ミリぐらい)
「何か変だな」と感じるひとが出てきます。
3/1000になると多くのひとが「何か不快だ、めまい、
頭痛がする、など身体の反応が出ます。
人間はけっこう水平に対して敏感なものです。
さて、このマンション、どうしましょう。
計算上は安全でも傾いてちゃマズイでしょう、住んで
いるひとの健康に関わる。
マンション自体の資産価値も下がるし。
技術的には、建物をジャッキアップして杭を作り直す
ことも出来ると思いますが、かなりコストがかかるで
しょう。
最悪、立て直しか…?
設計事務所にそんな金があるはずないので、ゼネコン
が負担して考えなくてはならない。
- - - - - - -
最近の記事は…
「季語短歌14-12-1」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63161225.html
「2014年JCJK流行語」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63159585.html
「国立競技場のコンペと現実」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63158062.html
|