ひろちん。のBLOG

西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。

あやかしの書き物

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泉鏡花大好き-ひろちんの-怪しい世界の書き物

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盂蘭盆会2016(2)

(1)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63949481.html
よりつづく
 

          ( 2 )

禿田、篠田、綾乃、この三人の仕事はといえば、
現世のお祭り側の準備である。
1,この企画の趣旨を書いた手紙を各地の夏祭りの主催者に送り、精霊
が参加できる祭りを整理する。
2,お祭りの主催者に、精霊を安全確実に迎えて送る『迎え火・送り火
セット(誰でもできる簡単説明DVDつき、1セット500円)』を送る
こと。
おおむねこの二点である。

本堂は風通しはよいものの、京都の夏である、暑い。
禿田はとにかく暑さに弱い、事務処理を間違えて綾乃に注意されまく
りである。
篠田「ごめんね、私が地下に入られないばっかりに、冷房が効いてい
なくて」
綾乃「禿田さんを甘やかしちゃダメよ、うふふっ」
この女性コンビちょっと怖いかも…。

夕方、閉門してから境内の広場で『かんたん迎え火・送り火』のやり
方の録画をした。
やわらかで穏やかな煙がふわりと空へ昇っていく。

禿田「うん、うまく出来た、これなら誰でも間違いなく出来る」
綾乃「私たちから見たら簡単だけど、篠田さん、どうかな?」
篠田「うん、説明をしっかり見れば間違えないと思う」
綾乃「上手く戻れない精霊がいたら、私たちが現地に行って処理しな
いといけないんだから」
禿田「えっ、そうなのか」
綾乃「あたりまえでしょ、発案者さん」

各地の夏祭りの主催者にはおおむね好評で、多くの賛同・協力が得ら
れた。
「精霊は我々には見えないのか?見えたら困る」という問い合わせが
あったくらい。
実際には精霊の気配がする、姿を表す精霊もいるが生きているひとに
紛れて誰も気がつかない、これは各地の盆踊りで実証済み。

篠田莉子はずっと本堂で作業だが、禿田と綾乃はときどき閻魔堂の地
下の事務所に行って、本来の亡者の整理の仕事もした。

二週間の作業ですべて片付いた。
あとは夏祭りに来た精霊が精一杯楽しんで、無事に冥土に戻ってくれ
ることを願うばかりである。

篠田「私だけ霊能力がないのってつまんない〜」
禿田「あったらあったでキツイ仕事もさせられるんだぜ」

こうして六道珍皇寺はお盆を迎えた。
 


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http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63949474.html

盂蘭盆会2016(1)


           ( 1 )

今年も禿田江郎は亡者の名簿整理で六道珍皇寺に来た。
例年、暑さでフラフラになり、清水道の交番でお世話になるのだが、
今年は妻の篠田莉子が一緒に来ている。
とはいえ、彼女は特殊な霊能力がないので、閻魔堂の戸口までである。

さて、数日前、その篠田莉子と禿田江郎は話をしていた。
禿田「だんだんと迎えに来る家族が減っているんだ、少子化、核家族、
遠方への移動など、いろいろな事情が重なっているようだ」
篠田「たしかにそうよねぇ、うちのまわりでもお盆に何もしないひと
多いもん、遊びに行くひとは多いけど」

禿田「呼ばれていない精霊は盆踊りとかにひっそりと参加するんだけ
ど、盆踊りも減ったなぁ」
篠田「このへんでは盆踊りの音聞こえないわね、精霊さんたちが帰っ
てくる場所がないのかぁ、可哀想」
禿田「そうだな」

篠田「あ、そうだ、夏の音楽祭とかには帰ってこられないの?ほら全
国各地であるじゃない、ロックやジャズのフェスティバルとか」
禿田「おう、それだ、毎年行われている『夏祭り』これなら精霊たち
も参加できるかも」
篠田「そうなったら素敵だわ」

そんな会話がきっかけで、
〜盆踊りだけでなく、全国各地で毎年行われる夏祭り(フェスティバル)
全般に精霊が戻ってきて一緒に楽しめる。
というアイデアを事前に六道珍皇寺の住職経由で管理者の桜井さんに伝
えてある。

地蔵堂の前まで来ると、綾乃が地下の事務室から出てきた。
綾乃「奥様の篠田さんも一緒に来たのね、いらっしゃい」
篠田「去年は海の上(レイテ島近海)でお世話になりました、うふっ」

綾乃「禿田さんと篠田さんのアイデアは聞いているわ、冥界の関係者
の了解も取れたみたい、私たちにはその関係の仕事が少しあるわ」
篠田「私は霊力がなくてここから地下には入れないから、綾乃さんよ
ろしくね」
綾乃「あ、篠田さんにも手伝ってもらいたいの、作業は地下じゃなく
て、本堂を借りて行うことになってる、本堂なら大丈夫でしょ、いい
かしら?」
篠田「え、そうなの、今年もお手伝い、やったぁ」
禿田「こうなるか、なるほど…」

亡者の仕分け管理者の桜井さん(輪廻振り分け事務所の所員でもある)
によると。
閻魔様、地獄の鬼、その他冥界関係者も、この『全国夏祭り帰還作戦』
は好意的に受け入れられたという。

ただし、
1,家族からお迎えがない(墓参りを含む)精霊に限る。
2,期間は八月いっぱいとする。
3,戻れる期間は一週間まで。
である。

これを機会に脱走しようとする精霊を見張るのは、地獄の鬼である。

(2)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63951025.html
につづく

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http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63949474.html

盂蘭盆会2016-目次

 

    盂蘭盆会 2016(1-2)


       毎年恒例の〜『盂蘭盆会シリーズ』です。 


   (1)をUPしました。(8月11日)

   (2)をUPしました。(8月13日)


場所:京都 六道珍皇寺 閻魔堂 閻魔さまの下の地下事務室など(魔界空間)
 - -
禿田江郎(はげた えろう)2009年から亡者の整理に参加。
綾乃 - 毎年この仕事をしている女-少し霊力がある。
篠田莉子(しのだ りこ):禿田江郎の妻、開業医(皮膚科)
閻魔さま
桜井 - 輪廻振り分け事務所の所員
 - - - -
あらすじ:
禿田江郎は京都清水寺の近くにある六道珍皇寺(ここは盆に精霊を呼ん
で家族に渡す『六道参り』で有名、古くからあの世とこの世の境目の役
割を果たしている、冥界に通じる井戸もある)
の閻魔堂地下の魔界空間で、毎年盆前にこの一年間に亡くなったひとの
整理をしている。
この作業は選ばれた者数十人だけがする、彼の相方は毎年“綾乃”という
女である。
前任者の大福ひろ吉は今は菩薩見習い。


盂蘭盆会2015(10)

(9)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63525342.html
よりつづく

          ( 10 )

夕食は小料理屋の豪華版料理が温かいまま瞬間直送である。
捜索中が体力維持なら、休暇の間はリフレッシュ出来る献
立。

夕食後はその“特殊な風呂”に入る、もちろん特殊な入り方
である。

泡まみれのローションまみれ、それ以外の汁!?も混ざって
ヌルヌルが気持ちいい。
もちろん禿田もやられる一方ではない、指、口、舌など身
体のあらゆるところを使って大サービスである。
綾乃と莉子も…もう声にならない声で喘ぎつづける。

風呂が終わってリビングに戻ると、テーブルの上に果物と
飲み物が置かれていた。
メモが添えられていて「3人とも2週間御苦労であった、
パーッと遊んでリフレツシュしてくれ。六道珍皇寺 閻魔」
とある。

閻魔さま直々のお言葉である。畏れ多くもありがたい。

「これはもっとリフレッシュしなければ閻魔さまのご期待
に応えられないな」と禿田が笑うと。
「もっちろーん」と綾乃
「閻魔大王さまありがとうございます〜」と莉子

ベットルームでもリフレッシュの聖戦!?はつづく。
外が白んできた頃に、やっと休戦、3人とも爆睡。

翌朝、禿田が、
「なあ、『疲れた〜』って言ってたのに、どこからこんな
元気が出るんだろうな?」
莉子と綾乃が、
「そりゃ、閻魔さまの霊力よ」と綾乃
禿田が「霊力でなけりゃ、とっくに腰が壊れてるぞ、それ
に、枯れることなく出てるし…」

「もう、お腹のなかが禿田さんの液体でいっぱい」と綾乃
「普段もこれぐらい…」と莉子

閻魔さまの気遣いに感謝感謝。

3日間こんな状態で、3人は“すっきりリフレッシュして”!?

今年の六道珍皇寺の業務は終わった…。


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http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63511328.html

盂蘭盆会2015(9)

(8)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63524144.html
よりつづく

          ( 9 )

イカダの周囲の海は、それまでとうって変わって浅くなっ
ていた、女子の胸ぐらいの深さで、海底はずーっと白い砂
が続いている。

綾乃も莉子もそして禿田も「これは素晴らしい、泳ごう」
ザッパーン!!!〜きゃー気持ちいい〜である。

綾乃も莉子も水着が…今年流行というか、露出優先という
か、ギリギリ、いや水の抵抗で、ポチとかワカメとか貝!?
とかがポロリしまくり。
ふたりとも、ここには禿田と3人しかいないんだからと、
ほとんど気にしない。

禿田の水着は莉子が用意してくれたものだが、浅い競泳用
ビキニ型…と思って履こうとしたらTバック、なんてことだ。

禿田が泳いでいるとやっぱり綾乃と莉子が水着に手をかけ
てきて〜脱がされた、やっぱりね。

莉子は学生時代に水泳をやっていたので水の中が得意。
プクプクと潜って、禿田の凸を“パクッ”とくわえて…舌が
絡みつく、うわぁ〜。

綾乃は上の口にブチュ〜ッとディープなキス。
禿田も負けられないと綾乃と莉子の水着を剥いで、水に潜
って、ふたりの二枚貝をペロペロ〜、3人で「はぁはぁ〜」
である。

禿田が一息つこうと一旦イカダに上がったら、綾乃と莉子
が部屋から何か持ち出してきた。
「あはは、お風呂場にあったわ、コレコレ♪」と綾乃
「身体洗うマットよ〜私も初めて見たけどー」と莉子

休暇中の風呂は、いわゆる“特殊な浴場!?”の仕様になって
しまったらしい。
それって、身体を洗うというより…

「ねえ、せっかく人気のない場所なんだから、外でやりま
しょ」と綾乃
「えっと青kanというのかしら?」と莉子
「ここは異空間だからそのまま出しちゃって大丈夫よ」と
綾乃
「あ、病気の検査は定期的にしてるから大丈夫よ」と莉子
〜つまり0.03ミリの壁がない!

太陽がいっぱいである、熟女の柔肌も粘膜もいっぱいであ
る、禿田は昇天しそうである、もとい昇天しまくり。

(10)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/63526829.html
につづく

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