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西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。

MIles Davisの名盤

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【 サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム より いつか王子様が 】

Miles Davis: Someday My Prince Will Come
   ↑
 Youtubeで直接聴いて下さい。

1961年録音
ディズニーの白雪姫の曲。
堅苦しいことを言わずに楽しめる演奏である。

ピアノのビル・エヴァンスが辞めてウイントン・ケリーが弾く、
これがなかなか良い、ビル・エヴァンスだとこういうほどよい
リラックス感は出なかっただろう。

マイルスはマイペースでハイレベルの演奏。
カインド・オブ・ブルーやスケッチ・オブ・スペインに比べる
とリラックスして吹いている感じ。

そして成長したジョン・コルトレーンがゲスト参加?
これが凄い。マイルスに劣らぬ堂々たる迫力あるソロである。
(5:51から)
チャーミングな曲との組み合わせも面白い。

このアルバムの後半に「テオ」という曲がある。

これがスケッチ・オブ・スペインの続編のようなスペイン的雰
囲気のある優れた演奏である。
「テオ」というのはプロデューサー(このひとはマイルスのア
ルバムの大半の編集をしている、もうひとりの天才である)

この曲、スペイン風のタイトルを付けていたらもっと目立って
有名になっただろうに…。

ジャケットは当時のマイルスの妻のフランシス。
当時のジャケットは白人女性ばかりだったので「俺のワイフを
使え」と言ったのだとか。

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【スケッチ・オブ・スペインより『ソレア』】

Miles Davis - Solea
   ↑
 Youtubeで直接聴いて下さい。

1959-1960年録音
このアルバムでは冒頭の『アランフェス』が有名なのですが、この曲は
ホアキン・ロドリーゴがギターのために書いた協奏曲の第二楽章部分、
次の曲も『恋は魔術師』から。

原曲より哀愁のある素晴らしい出来映えなのですが、マイルスが吹けば
これぐらいのものが出来そうな気がする。
もともとよく出来たメロディーなのです。
木管楽器を上手く使ったギル・エヴァンスの編曲も素晴らしいのだけど。

でも重要なのは後半の3曲。
これはマイルスとギル・エヴァンス(編曲・オーケストラ)のオリジナ
ルなワケです。

アランフェス以上にスペイン的情念のこもった深い演奏です。
『ソレア』はその終結部分。
マイルスのソロが悲しく凛としていて凄い。
ギル・エヴァンスの編曲も金管がバリバリ鳴るというのとは違う繊細
なもの。

マイルスとギルの共同作業でもこれだけの高みにあるものはない。

スペインという異文化の旋律や土地の香りを持ち込んだのも成功の理
由でしょう。

この録音セッションは計15回行われて、そのうち6回はマイルスが来
なくて、レコード会社が心配したそうである。
マイルス、ギル、それにプロデューサーのテオ・マセロ、この3人で
なかったら録音中止になっていたかもしれません。

アルバム全部聴きたいひとは↓

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【 カインド・オブ・ブルー 】

Miles Davis - Kind Of Blue (1959) Full Album
     ↑
 直接Youtubeで聴いて下さい。

1959年録音

☆ジャズの最高峰にある名盤☆

ジャズでいちばん売れて、いまも売れ続けているのがこのアル
バムだという。

ジャズのレコードを一枚選べと言われたらこれを選ぶひとも多
いはず。

マイルス・デイヴィスはこのアルバムで全面的に新しい即興演
奏の方式を示した。
“モード奏法”という。

この奏法の研究に協力したのは、ジョン・コルトレーン(テナーサックス)
ビル・エヴァンス(ピアノ)キャノンボール・アダレイ(アルトサックス)
そしておそらくギル・エヴァンス(編曲家)も加わっているだ
ろう。

十分な研究と練習を重ねたうえで、録音当日にマイルスは全く
新しい音階のスケッチだけを持って来た。
イメージ 1

初めて見る音階でその場で録音が出来たというのはメンバーが
このモード奏法をかなり理解していたからに他ならない。

一曲目の「ソー・ホワット」のマイルスのソロを聴くと、そこ
から和音をイメージ出来ない、自由なメロディの即興演奏であ
る。

このアルバムは全ての曲が名演奏というのも、新しい奏法の発
表という政策の意図からも当然である。

冒頭の「ソー・ホワット」は代表する名曲だが
「ブルー・イン・グリーン」(19分15秒から)
「フラメンコ・スケッチ」(26分20秒から)
も大変な名曲で名演奏。

ビル・エヴァンスがこのように書いている
「それはちょうど墨絵のようで、いったん描いたら手直しが出
来ない〜」
これは演奏の難しさと同時に、同じようには二度と出来ないこ
とを示している。
そしてその最高の一回がこのアルバムに納められている。
(CDではフラメンコ・スケッチの別テイクも収録されている)

最近のモード奏法による演奏でもこのアルバムに比べるとはる
かにアイデアが凡庸で退屈である。
和音による即興演奏は練習すれば出来るが、モード奏法は演奏
者のセンスによる出来不出来が大きいらしい。

マイルスは…もうそういう次元を超えた内容の演奏をする人物
だった。
ジョン・コルトレーンやビル・エヴァンスもそうだろう。

ただこのアルバムは、一般のひとがジャズに対して持っている
イメージと若干のズレ(新しい)があるので、最初の一枚では
ないかもしれない。

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1958 Miles より オン・グリーンドルフィン・ストリート 

Miles Davis Sextet - On Green Dolphin Street

1958年録音
この直後に録音した歴史的名盤“カインド・オブ・ブルー”と
同じメンバーである。

メンバーを入れ替えたマイルスは新しい音楽を研究するのだ
が、このメンバーで馴染みのある曲を演奏してみよう、とい
うことで行われたセッションだろう。

というのも、このアルバムはず〜っと後になってから出たの
である、レコード会社が古いテープで良いものがないか探し
て見つけたという感じである。

まず“オン・グリーンドルフィン・ストリート”から始まる、
これまでと雰囲気がずいぶん違う、ビル・エヴァンスのピア
ノの参加も大きいが、洗練されて繊細で良い意味で重たさが
ない。

リラックスしてマイルスを聴くには最高の一枚。

最後入っている“リトル・メロネー”だけは別の録音らしい。
(1955年10月27日?)

ジャケット・デザインは故 池田満寿夫。

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【 ポギー・アンド・ベス より Bess, You Is My Woman Now 】

Miles Davis - Bess, You Is My Woman Now
       ↑
   直接-Youtubeで見て下さい。

1958年録音
マイルスがレコード会社を移籍したのは大規模なジャズ・オーケストラ
とやりたかった、少なくとも移籍する口実にした。

それはもちろんギル・エヴァンスのオーケストラに他ならない。
ギルとは「クールの誕生」以来の最も信頼出来る友人である。

このミュージカル音楽の『ポギー・アンド・ベス』を取り上げたのは
マイルスが自ら「いちばん苦労した」と語っているからである。

冒頭に表れる「Bess You Is My Woman」というせりふに該当する
メロディが8回出てくる。
これを全部意味を変えて演奏しなくてはならなかったからだという。

マイルスがメロディを歌として捉えていることがわかる。
歌手なら同じ歌詞が出て来たら、前後の歌詞の意味や全体の流れか
らニュアンスを変えて歌うだろう。
それと同じようにトランペットでやったわけである。

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