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社会人になって京都に来てもジャズを聴き続けていました。
1980年代は京都にはたくさんのジャズ喫茶がありましたから。
ただ、以前にも書いたようにジャズ喫茶って楽しむ場所じゃない。
ジャズという音楽を勉強させていただく場所である。
心地よい音楽ではなくて、より新しい音楽を求めるマニア達。
古い録音でも、そこにものすごい実験的精神があるものが本当の
【名盤】である!
最高の例が「カインド・オブ・ブルー」でしょうか。
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/44477620.html
〜それまで誰も聞いたことのないメロディ・アドリブ。
心地よいだけの(名盤もどき)は、1回聴けばよし…つまらん。
ということで、私も新しい音楽、実験的なジャズを聴きました。
わからなければ、何度でも顔をしかめて…、
改革と闘争を模索した時代のなごり、いや黒人音楽の持つ宿命?
個人的に二人の巨匠に注目していました。
ひとりは、マイルス・デイヴィス(トランペット・バンドリーダー)
もうひとりは、ギル・エヴァンス(編曲・ピアノ・バンドリーダー)
どちらも実験の様子を見守る『・バンドリーダー』というのが重要。
そして、この二人が亡くなったときに、私はジャズの新盤に欲しいも
のがなくなりました。
…そしてクラシックを聴き始めました。
画像-左、はマイルス・デイヴィスの最後のアルバム
「ドゥ・バップ」/1992年
http://www.hmv.co.jp/product/detail/593321
ストリート・ミュージックのヒップホップ&ラップに乗ってマイルス
がトランペットを吹きます。
当時、時代の最先端をいっていたイージー・モービーとの作業。
ちょっと想像し得なかった組み合わせ、もうジャズとも何ともわから
ない新しい音楽。
表現は難しいですが、ここでもマイルスは泣くがごとくに吹いている、
1950年代と同じ何かを感じさせつつ。
…孤独、都会、男、肌の色、、、
画像-右、はギル・エヴァンスの最後のアルバム
「バド・アンド・バード」/1986年
http://www.hmv.co.jp/product/detail/71881
とあるジャズクラブで行われていた若手ミュージシャン中心のこれま
た実験中。
20人ほどのジャズ・グループですが、細部の楽譜は書かれていないの
でしょう、才能ある若者が自由にやりますが、とてもよくまとまって
聞こえる、これは演奏する側全員が敏感に反応しているからでしょう。
そして、その中からギル・エヴァンス自身もヒントを見つける。
とにかく、実験室でした。
このマイルス・デイヴィスとギル・エヴァンス。二人は気になる材料
(ミュージシャン)を連れてきて混ぜて研究してみる、うまくいかな
ければクビ。
でも、このころの二人は新しい面子を雇った時点で、半分以上音楽の
可能性を見極めていたような気がします。
…いや、このふたりは昔からそうだったか。
いずれにせよ、『私のジャズは心地よい楽しい音楽ではない。』
それは『いま新しい何かが産まれようとしている研究室、実験室の風
景なのである。』
☆ジャスの名盤シリーズの一覧はこちらです。
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/54331515.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/54318898.html
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