ひろちん。のBLOG

西日本と日本海側も油断してはいけない-地震。

クラシック音楽

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ラヴェルの【ボレロ】を指揮する、
〝セルジゥ・チェリビダッケ〟

Ravel Bolero conducted by Sergiu Celibidache - medici.tv

チェリビダッケという指揮者をひとことで言うなら、
- ベルリン・フィルの指揮者争いで“カラヤン”に負けた -
というのが、いちばん分かりやすいかもしれません。

天下のベルリン・フィルを争ったのだから大変な実力の持ち主。
ただ、ベルリン・フィルは仕事がやりやすくて、録音の時代に
合ったカラヤンを選んだ…?

ここでチェリビダッケは意固地になったのかも。
〜録音、というものを止めてしまった。
「俺の音楽を聴きたければコンサート会場に来やがれ!」

彼はヨーロッパの一流半ぐらいのオーケストラと演奏することに
しました。実力は凄いので音楽も凄い。
でも録音しなくては、レコードは出ません…。

このままか…、と思われた最晩年、彼はDVD(当時はLDかビデオ)
の依頼を受けて「ほいっ」と快諾しちゃうんです。
何で録音はダメで映像付きならOKなのか、よくわかりません。

推測ですが、彼は指揮者としてオーケストラを徹底的にコント
ロールしている姿を見て欲しかったのかも。
確かに一流半!?のオーケストラでも凄い音楽が出来ています。

没後、家族の承諾でCDが出ました。
音源はおそらくラジオ放送用のものだと思われます。
ドイツ、オーストリア、日本の放送用の音源は非常に質がいい
のです。

不運なようですが、逆にカラヤンのように世界中を飛び回って、
何でも録音する(これはこれで凄い)ということが無かった。
〜自分のやりたい音楽を、一般大衆の評価に関係なく徹底して
やれた。

結果的に、チェリビダッケもカラヤンも充足した音楽人生だっ
たと言えるのかもしれません。

私はカラヤンよりチェリビダッケのほうが好きですが、相当に
癖がある、特にブルックナーを得意としていましたが、とんで
もない遅さ+高密度だったりします。

晩年にはあまりに凄いので、ベルリン・フィルに呼ばれて指揮
を果たしました。
日本にも来て演奏しました、テレビで放送されましたが、ご満
悦の様子でした。

リハーサル風景
もうこれだけ密度の高い音楽を作れる指揮者はいません。

チェリビダッケで、おそらくいちばん人気のあるCD
“ブルックナー交響曲第8番(リスボン-ライブ)”-実は海賊盤
イメージ 1
一番人気が海賊盤(非正規盤)というのが不思議。
正規盤は音の調整をしすぎて生々しさが失われているとか…。
-このCDはオークションでわりと簡単に手に入ります。
(マニア向けの激遅演奏だけど)
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最近の記事は…
部品無くなりますエレベーター
欲しいもの-音楽のための箱
くりるとおやじの冒険」(第18話-完結)

イメージ 1


仲道郁代さんのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音
(特に後期のもの)がすごい演奏だというのは、かねてから
噂で聞いていました。

ピアノ・ソナタ-32曲-全曲の録音をしたピアニストって日本
人では多く知りません、それぐらい根性を据えてとりかから
ないとハナシにならない巨大で難しい音楽です。

それで、3枚買ってみました。
1,『悲愴』『ワルトシュタイン』『熱情』
2,『田園』『テンペスト』『月光』
3, 第30番。31番。32番(このピアノソナタ最後の3曲)

やはり30番-31番-32番がいいです。
特に32番は素晴らしい演奏です。

世界的巨匠の演奏と肩を並べると言っても言い過ぎでない。
ぐいぐい引き込まれました。
ベートーヴェンの音楽に必要なものがしっかり詰まっていて、
かつ、余分なものがない感じ。
音楽の流れと集中力も申し分ない。

タッチも厳格で強靭なところと、彼女らしいしなやかで凛とし
たものがあり、ベートーヴェンにぴったりです。
彼女にベートーヴェンへの適正があるとは思っていませんでし
た。

巨匠と呼ばれるひとになると、よくも悪くも考え込まれた痕跡
があったりして、ところどころ聴いたことのない表現で「おや
っ」と感じることが少なからずあります。

仲道さんは、若いころは“美人ピアニスト”として一部で人気が
ありましたが、結婚-出産-子育て、というなかで何か変わった
ような感じがします。
人生をかけてやる仕事-音楽を見つけたという感じです。

相変わらずお奇麗です、演奏しているときの表情もたまらない。
(こんな下衆な聴き方はよくない)

他の2枚は、ロマン派(シューマンとかショパンとか)側から
見たベートーヴェンという感じがします。
間のとり方などにやや特徴があります。

一般の方にお勧め出来る、分かりやすいベートーヴェンです。
クラシックファンには、30番,31番32番,が勧められます。

日本にこんな凄いべートーヴェン弾きが現れるとは思ってい
なかった…。
 

仲道郁代-公式ホームページ
http://www.ikuyo-nakamichi.com/profile.html
HMV-紹介CD-該当ページ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2809619
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2809620
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2613333

★参考に-Youtube-の32番の第2楽章-後半(シュナーベルの演奏:映像なし)

http://www.youtube.com/watch?v=0DSXD_sxOIA

●今日も『“くりる”とおやじの冒険(第16話-手紙)』をUPしています。

http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59922090.html

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最近の記事は…
「“くりる”とおやじの冒険」(第16話-手紙-UP)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59778089.html
「眼科通院日記10-7-27」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59915635.html
「省エネ蚊帳型エアコン!?」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59911720.html
 

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『ヴァイオリン&ヴォイス』 

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3618524

バッハの歌を-男声-女声ソロで、それをハーンがヴァイオリン
で伴奏する演奏。
〜実態にはハーンは伴奏以上に全体をリードしている。

演奏家というのはレコード会社からの頼まれ仕事(録音)も
多いのだろうが、これはハーンのアイディアのように思う。

ここまで楽しそうに演奏しているハーンを聴いたことがない。
やはりバッハが好きでたまらないのだろう。

BGMとしても聴けそうな一枚である。
これは推薦。

 - - - - - - -
最近の記事は…
「アイタタ〜珍にトゲがぁ」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59889493.html
「Jazzはキ○タマ音楽?」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59886670.html
「精神科通院日記10-7-17」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59883827.html
 

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左:ヴァイオリン・ソナタ第1番-庄司沙弥香&ゴラン 右:ピアノ協奏曲第3番-アルゲリッチ 

プロコフィエフ(1891-1953)は、20世紀を代表する作曲家なの
ですが、同じ旧ソ連のショスターコヴィチに比べると、人気がいま
ひとつです。政治-体制的な問題があるのかもしれません。

それと、この時代には旧来の音階とは違うものがあり、それが個性
に現われているので、旋律の好き嫌いもあります。

プロコフィエフの曲といえば『ピーターと狼』という少年用の教材
のような、楽器紹介をかねたお話の曲がいちばん知られていますが、
これを代表曲にするのは可哀想な扱いです。

まず『ヴァイオリン・ソナタ第1番(ヴァイオリンとピアノ)』を
挙げます。
大変な名曲ですが、緊張感が強くて…“暗い”…“激しい”…、
プロコフィエフ自身が「ここは墓地を吹き抜ける風のように弾いて」
と言ったとか。

でも、これを演奏会でやるヴァイオリン奏者はけっこういます、
聴き手より演奏家に人気のある曲かもしれません。
それとピアノがヴァイオリンと同等以上に上手くないとハナシに
ならない難曲です。

代表的な演奏としては、
コーガン(ヴァイオリン)ムイトニク(ピアノ)
オイストラフ(ヴァイオリン)リヒテル(ピアノ)
があるのですが、なんとも不人気で、両方とも廃盤のようです。
〜こらっ、レコード会社しっかりせい!

そこで、日本人の若手で“庄司紗矢香”(写真-左)のものを紹介し
ておきます。上記の名演に比べると音楽の凄みという点で差があ
りますが、わかりやすい演奏です。
それに、この年齢で録音したのは「偉いっ!」

次に『ピアノ協奏曲第3番』をとります。
こちらのほうが、プロコフィエフらしい独特の響きがあります。
異国風のメロディやクラシックっぽくない?のスピード感の部分
があって、聴いていて楽しめます。
かなりパワーと技巧のあるピアニストでないと面白くない曲です。

これは、アルゲリッチの演奏が有名かつ名演。
日本人では小川典子のものがいいです。

交響曲なども書いていますが、プロコフィエフはこの2曲でしょ
うね、次にヴァイオリン協奏曲第1番かな。


【Youtube】で聴いてみるなら、
ヴァイオリン・ソナタ第1番

http://www.youtube.com/watch?v=EZ8c89V4YwY
ピアノ協奏曲第3番
http://www.youtube.com/watch?v=CzisTccWeZY

【HMV】-CDへのリンク
ヴァイオリン・ソナタ第1番
庄司紗矢香(ヴァイオリン)イタマール・ゴラン(ピアノ)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1901126

ピアノ協奏曲第3番
アルゲリッチ(ピアノ)アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3637651
小川典子(ピアノ)ロジェストヴェンスキー(指揮)ソビエト文化省交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/981790

どうしても管弦楽曲でというひとは、
『ロメオとジュリエット組曲』
スクロヴァチェフスキー(指揮)ケルン放送交響楽団

http://www.hmv.co.jp/product/detail/124813

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最近の記事は…
「短歌10-7-12」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59868323.html
「豊かな方言-残しましょうよ」(ファン限定)
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59865169.html
「石川県-加賀地方の方言の変化」
http://blogs.yahoo.co.jp/holahola_123/59862538.html
 

ストラヴィンスキー作曲の、バレエ音楽『春の祭典』

『春の祭典』の最後の部分↓-振り付けはモーリス・ベジャール 【Youtube】
BEJART SACRE DU PRINTEMPS

〜どうです、無茶苦茶なリズムでしょ。
何拍子なのか、どこが切れ目なのかわからない…、

初演時(1913年-パリ)に劇場は大騒ぎになったのもうなずける。
20世紀音楽史の最も有名なスキャンダル。

以前も書きましたが『春の祭典』は20世紀最高の音楽で最高のバレ
エのひとつです。
初演から100年が経とうとしています。
でも、これからもこのリズムは一般には難解なままでしょうねえ。

この映像の振り付けのモーリス・ベジャールという天才によって、
このバレエはその原初的な過激なリズムと、20世紀の洗練された肉
体表現の見事な調和に成功したと言われています。

セクシャルな雰囲気があるのも、“春”-“命の再生”という主題をよく
表現したものです。

内容は春を祝う祭典(儀式)で、乙女が春のための生け贄になる、
というもの。
ストラヴィンスキーがそういう幻影を見たそうです。

この曲は演奏会ではやたら上演されますが、バレエでの上演は少な
いと思います。
まあ、踊り手も半端な練習では無理でしょうねえ…。

もうひとつ記すべきは、20世紀初頭にこれを仕掛けたディアギレフ
という男=ロシアバレエ団の興行主。
ラヴェルのボレロなど、20世紀の有名なバレエ音楽を作曲家に依頼
しています。

ウィキペディアの〜

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最近の記事は…
お祓い-通販でいいでしょうか
「エレベーターは怖いよ〜」
くりるとおやじの冒険」(〜第7話-そこは無理-UP)


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