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さて、5月1日当日6時半に起き出した娘たち、前日作ったすずらんのブーケを抱えて
7時15分に勇ましく家を出て行った。
目指すは、角のパン屋。
心配性の主人、そばのカフェに入ってその様子を見ていることにする。
私も落ち着かず、しばらくしてのぞきに行くと・・・
今年の5月1日は月曜日にあたり、三連休となったためか、
人通りも車も普段よりずっと少なく、パン屋に入る人もまばら。
しかしそんな中、一番のお客登場!
品のよさそうなおじいちゃん、「これいくらで売ってるの?」と娘たちにたずねる。
(紙に大きく「1ユーロ」と書いてあるのにわざわざ聞くあたりがフランス人らしい・・・)
娘たちが声をそろえて「1ユーロです」というと
「じゃあ、ふたつ、ちょうだい」と2ユーロをだす。
「メルシー、ムッシュー」を繰り返す娘たち、よほどうれしかったのか
みな飛び上がっている。
おじいさんが立ち去ってから、
そういう時はね、アリガトウだけじゃなくて「ボン・ジュルネ、ムッシュー(良い一日を)」とか
「ボン・プルミエ・メ(楽しい5月1日を)」とか言うのよ、と娘たちに教える。
「ああ、そうかあ・・」と娘たち。こんなことも、実際にものを売ってみないとわからないことだ。
パン屋のお姉さんにひとつブーケを上げたら喜ばれるわよ、というと、
「ぼん・にでー!(それは良い考え)」と
きれいに出来たブーケをひとつ持って4人で店内に入っていった。
パン屋のお姉さんはいたく感激、娘たちにキャンディーを2個ずつわたしてくれ、
娘たちはさらに大喜び。

8時を過ぎるとライバル登場。娘たちとおなじ側にはいずれも12〜13歳前後の男の子と
女の子がひとりずつ。娘たちと同じようなすずらんのブーケをカゴに入れ、それぞれ1ユーロ50と
2ユーロで売りはじめた。
そして、道路の向かい側では、トルコ人らしき男の人が鉢植えをひとつ4ユーロで売り始める。こちらはテーブル・椅子持参で本格的だ。
しかし、値段と場所の勝利、売れるのは娘たちのすずらんばかりで、ほかは開店休業状態。

結局2時間ほどですべてのすずらんを売り切って家に戻ってきた。
1ユーロでは安すぎると言って2ユーロ置いていった人も何人かいたようで
合計売り上げは40ユーロに。
娘たちと友人2人の合計4人で山分けし、ひとり10ユーロずつの稼ぎになった。
4人とも初めての体験にとても満足した様子、また来年やろうね、と言い合って
ふたりの友達は帰っていった。

金稼ぎが目的ではないが、仕事をすることの喜びと
お金を稼ぐことの大変さが少しでもわかってもらたのではないかと思う。

なお、主人はといえと、カフェでの2時間のコーヒー代と、
娘たちに途中でせがまれたクロワッサン代などで
15ユーロ以上の出費だったそうである・・・

写真は娘たちと両側に並ぶライバルたち。

閉じる コメント(2)

大盛況だったんですねー!良かったです。こんなにかわいらしいお嬢様達が売るすずらんは更なる幸福を運んでくれそう♡私も買いたかったなぁ。グルノーブルの街並みもとてもステキです!!

2006/5/7(日) 午前 7:55 Bonne

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Bonさん、おかげさまで娘たちにとってはとてもよい経験になりました。フランスは失業保険などが充実していて、逆に働かなくても生活していけるため、最近はぶらぶらしている若者も多いですが、小さいうちからこうして働くことの喜びを得られたらいいなあ、と思います。

2006/5/8(月) 午後 7:57 hol*969*


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