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昨日は、聴覚障害者の人を対象とした、自然体験プログラムを試験的に行った。
参加者は、聴覚障害者のかた5人と、手話通訳者1人。
案内人は、自分。
あいにくの雨天で、なおかつ、案内人も拙かったけれど
拙いなりに解説や説明をしながら森を歩き、また、職員との交流もできて、
(職員が手話を教えてもらったり、拙い手話で話したり)
それなりに楽しんでいただけたと思う。
以下、気がついたことを記す。
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プログラムの詳細は割愛するが、途中、皆で森に出かけ散策を行った。
道中で、植物や森の解説をしたが、手話通訳の方のおかげで、
何とか説明をすることができた。
とはいえ、事前に予想される観察対象物については基礎情報を紙資料に記しておくべきだった。
今回は紙資料を用意できなかったので、名前などの基礎情報も
きちんと手話で伝えなければならなかった。
また、手話通訳者がいなければ、筆談で伝えるより他はない。
携帯できるホワイトボードがあると良かったかもしれない。
◇
予想外に難しかったたのは、全員を注目させること。
各人がそれぞれ好きな方を見ているときに、案内人に注目させるとき、
音声で合図しても、彼らは聞き取れない。
屋内であれば、照明を落とすことで視覚的な合図を送ることができるが、
(今回、実際に試したが、効果的かどうかは不明)
野外では、一人一人に対して体を叩いたり、正面に立って手話で話すなりしないといけない。
もしくは、説明を行う場所をあらかじめ紙資料に記しておかねばならない。
実際にイベントを行う場合には、時間に余裕を持たせる必要があると痛感した。
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参加者の心がけ次第で、障害者と健常者の交流は図れるとも感じた。
今回、サポートとして参加した同僚が、
参加者から手話を教えてもらったりして一生懸命に交流していた。
恐らく、本人が、好きでやっていたのだと思う。
こういう健常者の参加者がいてくれると、聴覚障害者の方も参加しやすいのではないか。
(もちろん、手話通訳者がいることが前提)
◇
プログラムの試験実施は、あと2回。
今回の結果や反省点を今後の試験の準備や、それ以降の仕事に活かしていきたい。
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自然観察会に参加することが多い、ろう者です。
自然と手話で検索していたら、そちらのブログに行き当たりました。
自然科学の用語を手話でどう表現するか、通訳者と相談することもしばしばです。
そちらは今もそうした活動はされているのでしょうか。
2012/11/21(水) 午後 10:07 [ やっこ ]