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「きみ、これを全て持って帰りなさい。どれも良いワインだから、飲まずに取っておいたものだ。」 義父さまの暖かいお言葉を受け、ダンボール2箱分の赤、白多数のワインの瓶を車に積むことになりました。 しかし、 どれも、これも、ホコリが瓶に積もり、長い年月を感じさせてくれます。 夫婦ともに、お酒好きの我が家にとって、家計的にも、非常にありがたいのですが、 以前も義父さまから、頂いた2本ワインうちの1本は、おかしな味になっており、グラス一杯を飲んだところで、あえなく断念。 ワインの残りを、捨てたことがあります。 今回は、瓶の外観から、そのワインをはるかに凌ぐ保管年月を感じさせてくれます。 そして、 車の後ろから「カチャ、カチャ」とワイン瓶が振動でぶつかる音を車内に響かせながら、帰路につきました。 現在の我が家であるボロ・アパートに帰り、 ワイン瓶のホコリを、さっそく妻が拭き取ってみました。 すると、 白ワインが、なぜか、ロゼワインのような不思議なピンク色をしています。 念のため、 瓶のラベルを見ても、確かに「白ワイン」と記載されています。 ピンク色の白ワインたちは、コルクが抜かれて、そのまま、流し台に捨てることになりました。 やはり、 台所に、酢の臭いが漂います。 さて、 より痛んでいる可能性が高い赤ワインに挑戦です。 ↑これは、コルクを赤いロウで封をしているため、飲める期待ができました。 紐をグルグル解いて、ロウを外していきます。 ロウも、風化しており、ポロポロと落ちてきます。 コルクは、小さいながらもまだ、腐っていませんでした。 さて、 グラスに注いで、一口、ごくり。 ・・・・・酸っぱいです。 はい、これも破棄。 次は、ボジョレーヌーボーを手に取りました。 表示は、「2000年」。 8年前のボジョレーヌーボー。 「ヌーボー(新しい)」と呼んで良いものでしょうか? さて、 ワインなんて、古ければ、古いほど、美味しくなるというものです。 8年経てば、さぞかし美味しいボジョレーヌーボになっているかもしれません。 それでは、 腐ったコルク栓を抜き、コップに、注いでみました。 色が、微妙に黒いです。 一口、ゴクリ。 ・・・・・苦くて、酸っぱいです。 このボジョレーもあえなく破棄です。 さて、 次は、1992年モノに挑戦です。 コルクの腐り具合が、ひどい状態であることから、かなり恐い期待ができます。 コップに注いでみました。 なんと、色が真っ黒です。 まるで、コーラのようでしたので、 近くにあったコーラのコップに入れて見ました。 まったく違和感がありません。 子供が間違って、飲んでしまいそうです。 試しに、コーラのコップのまま、飲んでみました。 ・・・完全に、お酢です。 さて、 1997年ものは、どうでしょうか? そろそろ飲めるワインが出てきても良い年数のはずですが、 ゴクリ。 おや?・・・この味はいけるかもしれません。 妻を呼んでみて、味見をしてもらいます。 「あなた、これも、酢に近いんだけど、舌、大丈夫?」 どうやら、これまでの傷んだワインの味で、私の舌が麻痺してきたようです。 それでは、 義父さまが、最高級と言っていた1999年モノを2本に挑戦です。 今夜の夕食時に飲むワインが見つかれば良いのですが・・。 では、まず、1本目。 妻と私で、ゴクリ。 妻のジャッジは、アウトでした。 最後の1本です。 1999年モノ。ノストラダムスの予言が当たっていたなら、地球最後のワインになっていたのでしょうか? 瓶の傷みも少ないことから、かなり期待できます。 ゴクリ。 妻のジャッジは、 ということで、最後の1本だけが、生き残りました。 今夜の夕食は、このワインが食卓に色を添えることになりました。 古い家を取り壊す前の、引っ越し準備作業は、まるで、遺跡の発掘作業のようです。 まだまだ、妻の実家からは、多くのものが見つかり、我が家に運ばれてくることでしょう。 さて、 今回はベランダには、空き瓶がゴロゴロ並ぶことになりました。 これからも、我が家が出来るまでに、発生するエピソードを掲載していきたいと思いますので、
引き続き、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。 |
打ち合わせ番外編
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