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コスモ石油は、砂漠や荒れた土地の緑化事業に参入する検討を開始した。アミノ酸の一種で、耐塩性などに優れた肥料を活用するもので、アラブ首長国連邦(UAE)の大学との共同研究でも、砂漠の緑化に効果があることを確認している。
地球温暖化対策として、二酸化炭素(CO2)を吸収する森林の役割が世界的に見直されているだけに、この緑化技術の普及につなげたい考えだ。
緑化に使用する肥料には、植物の光合成の能力を増強し、植物の成育を促進する「5−アミノレブリン酸(ALA)」という成分が含まれている。すでに「ペンタキープ」という商品名で農業向けなどに販売してきた。これを砂漠の緑化に応用する試みだ。
砂漠の緑化では、ALAを散布すれば植物の根や葉の浸透圧が高くなるという特性を生かす。砂漠の地中にある水には、塩分が含まれていることが多く、植物が育たない要因になっている。しかし、ALAによって根などの浸透圧を高くすることができれば、植物は真水だけを吸収し、正常に成育する可能性が高い。
2006年からUAE大学と、現地の砂漠に植えたナツメヤシにALAを散布し、成育状況を観察する実験を開始。これまでのところナツメヤシは順調に生育するなど、ALAが砂漠の緑化にも効果があることが判明しつつある。
コスモ石油はUAEでの実験と併せて、事業化の可能性調査を進め、地球環境保全にも貢献することになる砂漠などの緑化事業を本格展開したい考えだ。
中東などでは、産油国が石油で得た収入で、砂漠の緑化を推進する動きが強まっている。ただ、現在の緑化は海水を淡水化して対応しているのが現状。装置の建設と、その運用に巨額の費用がかかり、最終的にCO2の排出量を増やし、環境保全に逆行する恐れもある。それだけに、機械設備などが不要なALAに対する潜在需要は多いとの見方をしている。
コスモ石油は、環境活動の一環として、パプアニューギニアなどで熱帯雨林の保全に力を入れてきた。この活動で得たノウハウも生かし、環境保全の観点から緑化事業の方向を探ることにしている。
【フジサンケイビジネスアイ】
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なかなか興味ある情報でした。木を元気にする方法として墨液に焼酎を混ぜた液を塗ると効果があるそうです。「樹医」のたまごから
2007/7/19(木) 午前 10:20 [ 住医 & 樹医 ]
海水を淡水化する装置が広まる前に、『5−アミノレブリン酸』の方が活躍しそうですね^^ 原油産油国が儲けたお金、オイルダラーは、米国や欧州などの株式市場に投資され、運用しているということを良く聞きます。お金儲けだけでなく、掲載されている記事のように、環境保全に役立てることに、どんどん投資していって欲しいですね。
2007/7/19(木) 午後 0:18
echo7331914adさん、こんばんは。コメントありがとうございました。墨液の殺菌効果と焼酎の吸収を高める働きが功を奏しているのでしょうか。貴重な情報ありがとうございました(^^)
2007/7/19(木) 午後 11:16 [ hon*sti*s*h ]
economy_and_ecologyさん、こんばんは。コメントありがとうございました。淡水化装置は高額ですよねぇ。それで作った水を郊外まで引くとなると、さらにコストがかかります。オイルダラーも無限ではない訳ですから、有効に使って欲しいですね。
2007/7/19(木) 午後 11:20 [ hon*sti*s*h ]
はじめまして、honestiesyhさん。
森林の保全に取り組んでいる企業の活動をブログで紹介しています。最新記事をトラックバックさせていただきました。
それにしてもとても素晴らしいブログですね。
ちょくちょく遊びにうかがわさせていただきます。
2007/9/13(木) 午後 11:55 [ spa*c*e7s*as ]