|
長年このブログで懇意にさせていただいているRingoさんの、自宅の本棚を一掃したいという記事を読み、冗談で「もらいに行きましょうか?(笑)」と言ったのがきっかけで本当に押しかけてしまったという、何とも悪ノリな企画でした。 惜しげもなく本棚を開放していただいたRingoさん、ありがとうございました。参加者は私の他に田中栞さん、本楽家協会会長のちいらばさんでした。 さて伺ったRingoさんのご自宅は、スローライフの痕跡がそこここに垣間見られる閑静な雰囲気で(いつぞやの雑草とか)、ゆっくりお話もすることができました。 お茶をいただきながらしばらく本について歓談のあと、いそいそと本棚を物色し始めた3人ですが、Ringo蔵書の幅の広さにびっくりしました。私もわりに読書の守備範囲は広い方だと自負しているのですが、世の中上には上がいます。しかも、結構身近なところに。 「これ、面白かったですか?」「これは貴重ですね!」などと言いながらどんどん膨れ上がっていく戦利品。結局、私がいただいたのは以下のようなランナップです。 小泉義之『レヴィナス』(NHK出版) 檜垣立哉『ドゥルーズ』(NHK出版) 一時期話題になったNHK出版の「哲学のエッセンス」シリーズの2冊。軽い読み物なので、疲れた時にはちょうどいいかも。 ガルシア=マルケス『百年の孤独』(新潮社) ずっと読みたかった作品ですが、人名のややこしさに腰が引けています…。 モーリス・ルブラン『813』『ルパン対ホームズ』『強盗紳士』『ルパンの告白』(いずれも新潮文庫) 最近ホームズを読み直して懐かしさに浸っていたので、ルパンも…とついつい手が伸びてしまいました。 澁澤龍彦『高丘親王航海記』(文春文庫) 小林秀雄『モオツァルト・無常ということ』(新潮文庫) 筒井康隆『家族場面』(新潮文庫) 林達夫『共産主義的人間』(中公文庫) 仲良くさせてもらっているブロガーさんの間でもメジャーな大御所の本たち。ここまでくると持ってない本も多いので、ここぞとばかりにエコバッグへ(笑)。 業田良家『世直し源さん』全3巻(竹書房文庫) Ringoさんお薦めのギャグ政治漫画。ちいらばさんとの争奪戦の結果、まず私が読むことになりました。 井上ひさし・劇団こまつ座編著『太宰治に聞く』(文春文庫) このシリーズは宮沢賢治版も出ていて気になっていました。Ringoさんがこの本を持ってるって意外でしたね。 フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』(中央公論新社) 言わずと知れた村上春樹訳の話題作。何事も読んでみないことにはわかりません。 『最新日本地図』(人文社) 「最新」と言っても1997年版ですが、諸事情により持ち帰ることに。 柴田元幸編著『ナイン・インタヴューズ 柴田元幸と9人の作家たち』(アルク) 9人の著名な英米圏作家たちに対する柴田元幸のインタヴューを、対訳つき・CDつきで載せてある豪華な本。個人的にはカズオ・イシグロの章が非常に興味あります。 新木秀和『エクアドルを知るための60章』(明石書店) 『地球の歩き方 ペルー・ボリビア・エクアドル・コロンビア』(ダイヤモンド社) なぜかエクアドル関連の本も多くて、喰いついてしまいました。そしてもらってきてしまいました…。。。 G.Williams“The Rabbit's Wedding” A.N.Afanasyev“The Fool and the Fish” どちらも英語の絵本です。“The Rabbit's Wedding”は、Ringoさんに「これからご結婚の方に」と手渡されましたが、いつになるのやら? 『幻のロシア絵本 1920─30年代』(淡交社) こちらは絵本についての本ですが、「『ソーネチカ』が好きな大三元さんに」と薦められたものです。帰宅してから開いてみると、これはすごい!この本だけは改めて記事を書くことを約束せねばなりません。Ringoさんに感謝です。 〜〜と、エコバッグと買い物袋をパンパンに膨らませながら放出本フェアは終了しました。 いやー至福の一時でした。 本は人の頭の中をつくります。 大量の収穫本以上に、Ringoさんの頭の中をちょっとだけ覗けたことは、とても大切な思い出になったのでした。 …ここでRingoさん宅での放出本フェアはお開きになったのですが、この日のイベントはまだまだ終わりません。続きはまた次回の記事をお楽しみに!
|
読書を語ろう!
[ リスト ]





『幻のロシア絵本 1920─30年代』の記事、楽しみにしています!!それから諸事情で(笑)持ち帰ることになった『最新日本地図』は役に立つ事を願っています。
2008/3/9(日) 午後 11:08 [ ちいらば ]
ちいらばさんの記事でも拝見しましたが、夢のような企画ですね〜^^う、うらやましい☆
柴田先生のインタビュー本とエクアドル本が気になる…^^
続きの記事も楽しみにしています!
2008/3/10(月) 午前 0:09
「百年の孤独」の感想、楽しみにしています♪
でも、私もあの名前のややこしさには幻惑させられましたが…
ステキなイベント、続きの記事も楽しみです!
2008/3/10(月) 午前 1:40
お疲れさまでした。「NHKの哲学のエッセンスシリーズ、面白いよね〜」と言い合える人に出会えて私も嬉しかったです。しかし私の本性は実は井上ひさし「太宰治に聞く」にあるかも。「笑えるかどうか」「面白いかどうか」が最大の評価基準です!
2008/3/10(月) 午後 8:42 [ - ]
>田中栞さん:しかし栞さんの素早さには参りました。さすがプロですよね。次回は是非ご主人のお店にもお邪魔させていただきたいです。
2008/3/10(月) 午後 9:45
>ちいらばさん:その諸事情ですが、残り3週間で達成できるかどうかわかりませんが、頑張ってみます。しかし意外に盛岡から遠いんですよね(苦笑)。
『潤一郎訳源氏物語』もお忘れなく!
2008/3/10(月) 午後 9:47
>あんごさん:エクアドル、気になるでしょう(笑)。私も一度目に留まったが最後、気になってしょうがなくなってしまい遂にお持ち帰りでした。ほぼ100%役に立たないですけどね〜。。
柴田本は世間でも評判の本なので、私も読むのが楽しみですが、如何せん読んだことのない作家ばかりです。
2008/3/10(月) 午後 9:49
面白いイベントですね。私は業田良家『世直し源さん』全3巻が欲しいです!
2008/3/10(月) 午後 10:22
>はざくらさん:はざくらさんは『百年の孤独』読破されたんですよね〜。尊敬します。私は手に入れてはみたものの、ここからまた何年か足踏みしそうな予感がします(笑)。
2008/3/10(月) 午後 10:43
>Ringoさん:先日はどうもありがとうございました。しかし本性がそこにあったとは…全く見抜けておりませんでした。やっぱり人の本棚って面白いですねぇ。また本棚に本が溜まったら呼んで下さい!(笑)
2008/3/10(月) 午後 10:43
>NONAJUNさん:では、ちいらばさんの次に回るように手配しておきましょう(笑)!
2008/3/10(月) 午後 10:44
>内緒さん:あ、ほんとですね(笑)。ご指摘ありがとうございました。直しておきました。
2008/3/10(月) 午後 10:45
「ナイン・インタヴューズ」あったのですか!いいですね〜。これは読みたかったんです。読みます絶対に(笑)「百年の孤独」・・いつも中をパラパラと見ては元に戻している本です。いつ読了出来るか自信がないので(笑)
2008/3/11(火) 午前 8:49
>きいちごさん:そういう『百年の孤独』との距離感、とてもよくわかります(笑)。ロシア文学もそうですが、とりあえず名前を何とか覚えたいですね。『ナイン・インタヴューズ』も感想お待ちしております!(逆に笑)
2008/3/11(火) 午後 10:58
「世直し源さん」最高ですよ!!私も大好きなマンガです♪また読みたくなってきた…。おお、やはりりんごさんの蔵書は、素晴らしかったですか!私もぜひ拝見したかったなあ。
2008/3/13(木) 午後 9:49
『百年の孤独』は師匠に勧められて読んでいたのですが、20ページでdownしました。名前がよくわからなくて。。。
でも近年新訳が出てますし、私も再度挑戦したいと思います。
感想楽しみにしてます♪
2008/3/14(金) 午前 0:16 [ in_my_sunshine ]
夢のようなお話、そして心の片隅に引っ掛かっていた本ばかり!です。そんなこんなで古本屋さんでも選ぶのにたいそう時間がかかってしまうわたし。。特に『レヴィナス』、『フェルマーの最終定理』との感想、楽しみにしてます!
2008/3/14(金) 午前 7:37
>mepoさん:『世直し原さん』読了しました。想像以上に深い漫画で、色々考えさせられました。このブログで初めて書評を書く漫画になるかもしれません。次回はmepoさんも是非!
2008/3/16(日) 午前 10:09
>in_my_sunshineさん:そうなんですよね〜、面白さ云々以前にまず名前が…(笑)。ロシア文学もそうですが、『百年の孤独』はそれ以上ですよね。新訳は知らなかったですが、読まれたら是非感想をお聞かせ下さい。
2008/3/16(日) 午前 10:10
>花椿さん:私も古本屋に長々と居座る方ですが、この日も長居させていただきました。私も内田樹を再読してからレヴィナスにまた興味を持ち始めています。今まで内田を通してしかレヴィナスを知らなかったので、小泉義之のレヴィナスを読むのが楽しみです。
2008/3/16(日) 午前 10:13