読書のあしあと

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書評266 Arthur Conan Doyle

‘Silver Braze’

“The Memoirs of Sherlock Holmes”, Pocket Penguin Classics, 2005

今年の課題の一つとして「洋書を読む」というのがあるが、これがなかなか進まない。
以前何冊か読んだことがあるが、いずれも簡易版で、ちゃんとした洋書を通読したことがない。

今年はそうも言ってられないので、読み易い短篇集を…と思いホームズを読み始めたものの、私の語学力では通読するのにいくら時間があっても足りないので、とりあえず読み終わった一篇を取り上げておくことにする。


【著者紹介】
Arthur Conan Doyle (1859‐1930) イギリスの小説家。
イギリスのスコットランド・エディンバラ生まれ。ロンドンで医師として開業するが成功せず、以前から手を染めていた小説の執筆に専念、ホームズもので大人気作家となる。また『失われた世界』をはじめとするSFや、歴史小説など、数多くの作品を残した。ナイト爵をもつ。
本ブログで取り上げ作品に書評111:“The Adventures of Sherlock Holmes”がある。


【本書のあらすじ】
ウェセックス・カップ(ウェセックス・プレート)の本命馬である白銀号(シルヴァーブレイズ)が突然失踪した。さらに調教師のストレイカーが死体で発見され、殺人事件として捜査が進んでいるところに、ホームズも加わるが…。


お薦め度:★★★☆☆

【本書の感想】
小学校の頃読んだことがあったと思うが、あらすじはぼんやりとしか覚えていなかった。
それが幸いしたか、今読んでも新鮮で楽しむことができた。

いわゆる「解決編」、ネタばらしのくだりにもホームズらしい粋な仕掛けが効いているのだが、これがまたいい。
人によっては古典的・わざとらしいと感じるかもしれないけれど、個人的には忘れた頃に読むと新鮮。


これは書評というか自分の語学力の問題なのだけれど、洋書を読むトレーニングとして、訳書を読んだことがある短篇集を選んだのはよかったと思うが、推理小説というのは微妙かもしれない。
今の実力では、細かいところまで正確に把握できないが雰囲気はわかる程度。普通の小説やエッセイならそれでいいかもしれないが、推理小説のキモはディテールである。
なので、本作も雰囲気は楽しめたものの、謎解きモノとしては全くついていけなかった。
(しかしホームズものは雰囲気を楽しむ文学としても一級品である。書評111:“The Adventures of Sherlock Holmes”参照)

とはいえ、読み始めたからには一応できるところまでいってみようと思う。

浅学の修練を温かく見守って下さい。

閉じる コメント(10)

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ぼくは今でも基礎英語の勉強しています。勉強というよりも老化防止の一環のようなものですが。

2013/4/5(金) 午前 2:44 蓮

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こんにちはっ!
洋書はビジネス書とかのほうが簡単で、小説はむずかしくないですか〜?わたしは読めません笑 でも読んでみたい!もしそんなに得意じゃなくても読めそうな洋書の小説がありましたら教えてくださいねっ☆

2013/4/7(日) 午前 7:23 Kimmi

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洋書で 推理ものとは 超むずかしくないですか、、
恋愛ものの方が まだ判るような、、
しかし 挑戦なさる 気持ちがすごい〜

2013/4/7(日) 午後 5:33 katananke05

シャーロックホームズの短編は児童文学になるくらい平易な読物ですが、原書をお読みになるとはすごいですねぇ〜
ちなみにNHKで放送していたイギリス制作、現代版「SHERLOCK」も面白かったですよ^^

2013/4/7(日) 午後 8:00 [ - ]

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>蓮さん:私も申し訳程度にちびちびと英語の勉強はしていますが、断続的で、いつまで続くか…という感じです。蓮さんの姿勢を見習いたいものです。

2013/4/7(日) 午後 10:57 大三元

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>Kimmiさん:確かに小説は難しいと思うのですが、そもそも私は日本語でさえビジネス書は読む習慣がありませんので、洋書のビジネス書という選択肢はありませんでした。
とりあえず、推理小説は相当の名作でないと難しい(楽しめない)というのがわかりました(笑)

2013/4/7(日) 午後 10:59 大三元

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>カタナンケさん:まったくもっておっしゃる通りです。推理小説じゃない方がいいと思います。ですが、昔読んで大筋は知っていて、でもストーリーを覚えている訳ではない、面白いことが保証されている本、ときたら私にとってはホームズ以外なかったです。
そういう本他にありませんかね?

2013/4/7(日) 午後 11:06 大三元

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>ちょいこさん:『ホームズ』は、今読むと意外に“大人な”文学なんだなと、改めて思います。もっとも、子どもが読めばそれなりに楽しめるところが、このベストセラーのすごいところですね。だから古典たりうるのでしょう。
NHKのってBBC版のものですか?私も夏休みに放送されていたのを楽しみに観ていた子どもでした。

2013/4/7(日) 午後 11:12 大三元

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昨年放送された「SHERLOCK」はBBC制作で、コナン・ドイルの原作を現代に置きかえた第一級のサスペンスです。主人公の二人がスマホやブログなど文明の利器を駆使して事件を解決しているんですよ!シーズン1、2はレンタルもされてるかもしれません。今シーズン3を制作中だそうです。

2013/4/8(月) 午前 10:22 [ - ]

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>ちょいこさん:そんな作品があるんですか、知りませんでした。確かに世評も上場のようで、観てみたいのですが、シーズン1,2が出て3も…ということになると膨大な視聴時間に^^;
私が昔観たのはジェレミー・ブレッドのやつでした。

2013/4/8(月) 午後 0:40 大三元


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