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モネと銘打ってはいるが、モネ以外の印象派画家の作品も展示されていて、比較しながら観ることができるようになっています。こういう企画は観やすくていい。 この企画を観た感想は、「モネは風」「ピサロは茂み(Bush)」「コローは森」にその白眉があるということ。 モネは風を感じさせる爽やかな躍動感を感じる絵が一番好き。 カミーユ・ピサロは印象派の中でも茂みの点描が抜群に上手いと思う。(以前取り上げた《窓から見たエラニーの通り、ナナカマドの木》など) コローで一番好きなのは《モルトフォンテーヌの思い出》なのですが、今回観た《ナポリの浜の思い出》も印象深い。森から差し込む光のタッチが、淡い思い出を包んでいるようで、観ていて心地よいです。 ピサロもコローも画像がネットで見つからなかったので、以下はモネの話。 「モネは風」と上に書いたのは、この《散歩》を観たからですね。このブログのアイコンにしてある《モネ夫人と息子》もそうですが、観る者にそよ風を感じさせずにはいません。 この《花咲く堤、アルジャントゥイユ》は数種類の花が描き込まれていたり、街の煙突から出る煙が見えていたり、と珍しい作品です。 印象派の画家がよく使う、ピンクとオレンジと肌色の間のような淡い色が印象的なのが《セーヌ川の日没、冬》。 今回の展示会の目玉は《睡蓮》の連作です。個人的には、この構成がしっかりしていて緑が濃く、カラフルな睡蓮が散らばっている一枚がよかったです。 この日は常設展の方が観覧無料だったので、さらっと流してみたところ、この絵の前で足が止まりました。
カルロ・ドルチ《悲しみの聖母》という作品で、何となくバロックの影響があるかも、と思っていたらやはり17世紀の作品とのこと。 鮮やかな青いヴェールと、敬虔かつ悲しげな表情のコントラストが印象的な作品でした。 |
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モネ展、本当に良かったですね。
私も比較展示が面白かったです。そよ風、輝く水面、水中の水草の揺らぎ、そういったうつろうものを一枚のキャンバスに描き出すモネの画風が、他の印象派の画家とどう違うのか、なんとなく掴めた気がします。
晩年の絵は、もしかしたらと思ったけど、やっぱり白内障を患ってましたね。でも、加齢で白内障になっても、またそれを新しい境地として美しい世界が描かれていることは、年を取ることもまた良きかな、と思わされました。
2014/3/15(土) 午前 8:26
おおっ、モネ。 名画の世界にどっぷりとつかりたいでっす。
ぜんぜん美術は詳しくありませんが…。
去年の夏に札幌でやっていた「シャガール展」素晴らしかったな。
旺盛な創作欲の息吹、エネルギーがわわわ〜っと館内に満ちていました。また、あのシャワーを浴びたい。やっぱり本物は違いますね。
世界中の人々に愛され賞賛しつづけられる、その作品には力がありますよね。ああ、美術館めぐりがしたいです〜。
2014/3/15(土) 午後 2:25 [ わかめ ]
モネがお好きなんですね。そういうわけでプロフィール画像にも使用されていたのですか。なるほど。
明日は新しく書庫「個人美術館」を開設する予定です。新聞やパンフレットを切り抜いて収集した芸術作品の数々を紹介してまいります。どうぞ足をお運びくださいませ。
2014/3/15(土) 午後 4:25 [ - ]
東京はモネ展がよく見られていいですね。地方ではなかなか大規模な展覧会は開かれません。
睡蓮だけは未見です。実物をいつか見てみたいです。
2014/3/16(日) 午後 2:42 [ - ]
>みこぴょんさん:私もギリギリで観ることができました。こうやって比較して観ることはなかなかできないので、貴重な機会でした。
そして、やはり自分はモネが好きなんだなと改めて実感した次第です。
白内障の影響、わかりましたか。私はそこまで読み取れませんでした〜。白内障になるとああいう作風になるんですね。
2014/3/18(火) 午後 11:10
>わかめさん:シャガールですかあ。私はちゃんと観たことがないですね。
私も美術の素養は皆無ですが、本物をぼやっと観ていると何となく感じるものがありますし、そういうふうに楽しむのもいいかなと思っています。
2014/3/19(水) 午前 0:39
>Solomonさん:新聞の切り抜きなんかされてるのですね。さすが古風ですね。
是非伺います。
2014/3/19(水) 午前 0:41
>ちょいこさん:私も実家にいたときは地元に美術館なんかなかったので、こういうふうにふらっと世界の名画を楽しめるのも東京の特権だと思って、できるだけ足を運ぶようにしています。やはり実物を観ると素人でも何か感じるものがあります。
2014/3/19(水) 午前 0:43
おはようございます、
いつまでの開催でしょうか、間に合ったら観に行きたいものです。^^
2014/3/19(水) 午前 9:17
>凛さん:残念ながらもう終わってしまいました。来週には東京でソメイヨシノが見ごろを迎えるとのことなので、もし帰国されるようならタイミングが合うといいですね。
2014/3/22(土) 午前 3:50