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監督: 三谷幸喜
出演: 深津絵里 (宝生エミ)、西田敏行 (更科六兵衛)、阿部寛 (速水悠)、竹内結子 (日野風子/矢部鈴子)、浅野忠信 (木戸健一) 、草なぎ剛 (宝生輝夫)、中井貴一 (小佐野徹)、市村正親 (阿倍つくつく)、小日向文世 (段田譲治)、小林隆 (管仁)、KAN (矢部五郎)、木下隆行 (工藤万亀夫)、山本亘 (日村たまる)、山本耕史 (日野勉)、戸田恵子 (猪瀬夫人)、浅野和之 (猪瀬)、生瀬勝久 (占部薫)、梶原善 (伊勢谷)、阿南健治、篠原涼子 (悲鳴の女)、唐沢寿明 (医者) 【解説とストーリー】 失敗続きの若手弁護士エミは、資産家の妻を殺害した容疑で捕まった男の弁護を担当することに。そんなエミに対し、男はアリバイがあると主張する。事件の夜、山奥の旅館で金縛りに遭っていたというのだ。早速、旅館に確かめに向かったエミ。すると本当に金縛りに遭い、なんと落ち武者の幽霊・更科六兵衛に遭遇してしまうのだった。無実を確信したエミは、六兵衛に法廷での証言を依頼する。こうして幽霊が証言に立つという前代未聞の裁判が始まる。しかし、六兵衛の姿はすべての人に見えるわけではなかった。おまけに、相手の検事・小佐野徹は超常現象を頑ななまでに信じようとしない筋金入りのカタブツ生真面目男だった。(allcinemaより) 単純なコメディかと思いきや、ラストはちょっと感動してしまう秀作です。 『THE 有頂天ホテル』が単純に観ていて楽しいシンプルなドタバタ劇だったので、同じような雰囲気と油断させておいて、最後はちょっといい話。 とはいえ、三谷作品の魅力は何といっても豪華なキャストと、彼らによるたたみかけるようなエンターテイメントです。 まず落ち武者の幽霊が裁判に出廷することになり、裁判そっちのけで幽霊が主人公になってしまうくらいの脱線具合。それもそのはず、証人が幽霊ですからね。この脱線が延々と続くかと思いきや、ラストに向けてうまくまとめる手腕はさすがです。 キャストは豪華の一言、大御所でさえチョイ役で使うという三谷采配。 西田敏行と中井貴一はさすが円熟の演技、深津絵里も思った以上にコメディがハマってます。 阿部寛が「らしさ」満開なのに対し、竹内結子は観終わってもどこに出てたのかわからないくらい変わってる。 そして市村正親、篠原涼子、唐沢寿明といった主役級をこんな役でいいの?というところで使っちゃう神経。言ってしまえばフォアグラが1センチ平方角で前菜に紛れ込んでるみたいな。恐れ入ります。 このように豪華食材のオードブルのような三谷作品ですが、観終わった時のまとまってる感は『THE 有頂天ホテル』以上でしたね。
最新作『清州会議』は観るつもりなかったのですが、ちょっと観たくなりました。…と、まんまとテレビ局の策略にはまる。 |

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